
言語・文化の視点から
「人間とは何か」を探る
“ひと” に関する事柄を勉強する学科系統。 例えば、哲学・言語・文芸・文学・文化・歴史など“ひと”が生み出した「文化」を、 時代の変化や地域・文化の違いの中で検証し、 人間のあり方を探求していきます。

この系統の先生のインタビューを見てみよう!
【語学・国際系】 大阪国際大学
国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科
ピーター・ジョン・ホークス教授
「幅広い教育内容で、日本と国際社会をつなぐ
人材を育成。」
【語学・国際系】 天理大学
国際文化学部 ヨーロッパ・アメリカ学科
山倉 明弘教授
「グローバルな探求心で言語・文化を理解する。」

文学は、日本語や外国語のほか、方言、流行語、古代の言語など、さまざまな「言葉」に焦点をあて、言葉を発した人の内面を考察、そこから発せられる言語を注意深く読み解き、「人間とは何か」などの問いを解明していく学問分野です。作品理解を中心とした日本文学・外国文学、地域ごとの特長や人間の生活に焦点をあてた文化・人文学、「人間とは何か」を問う哲学など、“言葉”を道具として、人間存在そのものを追求していきます。
また、言語の性質や機能を研究する語学とは、密接な関係にあります。
【こんな人が向いている】
○「ことば」全般について興味がある人
○文学を通して世の中を知りたいと思っている人
○作者・作品を通して、「人間」や「社会」について考えたい人
※高校の関連教科 国語・英語・社会
【学びのテーマ】
日本文学
外国文学(英米文学)
外国文学(フランス文学)
外国文学(ドイツ文学)
文化・人類学 哲学 など
中学・高等学校教諭 英語検定 各国語検定 など
出版社、新聞社・放送局、中学・高校の国語の教員、図書館司書、書店員、サービス業、営業職、など。
「ことば」を駆使して情報を伝えるスペシャリストや、「ことば」を教える仕事、文学を含む情報が入ったメディアを扱う仕事など。
また、「ことば」はコミュニケーションの最も基本的なツールとなるため、文学の系統で学んだ知識は、さまざまな職種で役立つことでしょう。

コミュニケーションの道具としての言葉に注目し、その使い方や構造、法則を研究するのが、語学・外国語分野です。外国語を専門的に学ぶこの分野では、「聞く」「話す」「読む」「書く」のすべての面で習熟しなければなりません。また、言語の習得だけでなく、その言葉が使われている地域の文化や社会、経済、政治も幅広く学習し、国際的に活躍する人材を育成します。多くの大学・短大では、密接な関係にある文学・語学を融合させ、ひとつの学科として展開しています(例:英語英文学科 など)。
【こんな人が向いている】
○異なる文化・言語の人と交流してみたい人
○文学を通して世の中を知りたいと思っている人
○作者・作品を通して「人間」や「社会」について考えたい人
※高校の関連教科
英語など
【学びのテーマ】
英語
フランス語
ドイツ語
中国語
韓国語
など
中学・高等学校教諭 英語検定 各国語検定 など
通訳、翻訳、外資系企業、商社、など。 従来からの通訳や翻訳といった外国語のスペシャリストだけでなく、社会・経済の「グローバル化」の進展に伴い、外資系企業での勤務、海外の会社との取引が多い企業などにおいて、ビジネスのスキルと語学力の両方を持つ人材が求められています。

過去の人々の生活・足跡をたどり、現代の状況と比較したうえで、今後の社会に教訓を活かしていこうとするのが歴史学です。
一方、地理学は、世界各地の地形・気候・土壌を研究する「自然地理学」、さまざまな地域の政治・産業・文化を扱う「人文地理学」、ある地域の自然環境・人間生活の関係を総合的に検証する「地誌学」、の3つから成り立っています。
【こんな人が向いている】
○歴史や地理に興味がある人○
社会や世界の情勢や成り立ちを、歴史や地理を通してより深く理解したい人
○海外の文化にふれたい、または日本の文化を海外に紹介したいと思っている人
※高校の関連教科
日本史・世界史・地理・公民
【学びのテーマ】
史学(日本史・世界史・文化史)
考古学
地理学(自然地理学・人文地理学・地誌学)
など
中学・高等学校教諭 測量士 など
中学・高校の社会科教員、博物館の学芸員など。史学では、最近では文化財の保存・修復を専門に行う「文化財学科」なども登場しています。 地理学は、最近では、ある地域の人口・経済・政治・文化を学ぶ人文地理学を学び、その地域に進出する企業に対して、専門家として分析や助言を行うコンサルタントや、地形・気候などに着目する自然地理学を学んで、気象予報士になるなどの例もあります。