
よりよい暮らしの実現に向け、
「人のいとなみ」に関わる問題に取り組む
私たちが生きる現代社会は、少子高齢化問題や、環境問題に代表されるように、複雑で多様な課題を数多く抱えています。これら社会の問題を、法学・政治学・経済学・経営学・商学・社会学などの分野で、専門的・総合的に学ぶのが、社会科学分野です。

この系統の先生のインタビューを見てみよう!
【商学・経営学系】 大阪国際大学
ビジネス学部経営デザイン学科
廣田 章光教授
「専門知識の修得と現場に学ぶ体験的プログラムで
会社を創る、店を持つという夢を現実へ」
【商学・経営学系】 筑波大学大学院
ビジネス科学研究所
鈴木 久敏教授
「一生勉強!新しい知識を身につけ、
問題解決に役立てよう。」

法律に関するさまざまな事柄を研究し、学ぶ学問です。大学では、法律とは何なのか、何が定められているのか、何が根拠になっているのかといった根本的な問題を考え、憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法をはじめとする各種法律の内容を学びます。実定法学(実際の問題への適用を前提として実定法に関する研究を行う)と基礎法学(法に関する基礎的研究を行う)があり、基礎法学には「法哲学」「比較法学」も含まれます。
【こんな人が向いている】
○新聞を読むのが好きで、社会の仕組みに興味がある人
○「法律」全般について興味がある人
○「民法」「刑法」などの面から世の中を知りたいと思っている人
※高校の関連教科 社会
【学びのテーマ】
法学
法律学
国際関係法 企業法
地球環境法
経済法
ビジネス法 など
裁判官、弁護士、検察官、行政書士、社会保険労務士、不動産鑑定士、
行政書士、司法書士、公認会計士、税理士、弁理士 など
上の資格の他に、国家公務員、地方公務員、警察官、政治家、刑務官、法務教官、国税専門官、入国審査官、麻薬取締官、検察官、国連スタッフ、中学・高等学校教諭 なども目指すことができる。
現代では企業でもコンプライアンス(法令遵守)の必要性が高まり、社会的規範や企業倫理等の法令の知識を持つ人材は欠くことができなくなっています。

政治とは人間集団、とくに国家や国家間における権力の配分やその行使のされ方をめぐる事象のことです。
政治学とは、人類が長い歴史の中で形成してきた国家や権利、政治に関するさまざまな現象や形態について解明する学問です。
政治の理念・理論体系や歴史的な変遷を学び、行政、選挙制度、公務員制度、地方自治、さらには貿易摩擦、民族紛争など、グローバルな視点から現代政治における個々の現象について研究します。
【こんな人が向いている】
○「国家の政治のしくみ」ついて興味がある人
○政治を研究し、何らかの形で社会や経済を良くしていきたいと考える人
※高校の関連教科
社会
【学びのテーマ】
法政学
法律・政治学
国際政治学
行政学
公共政策学
自治行政学
など
裁判官、弁護士、検察官、行政書士、国家公務員、地方公務員、海上保安官、国会議員政策担当秘書資格試験、国連職員採用競争試験など
政治家、国会議員政策担当秘書、外務公務員、外交官、国連スタッフ、大使館スタッフ、新聞記者、ジャーナリスト、法学・政治学研究者、中学・高等学校教諭を目指すことができる。政治学は、ある意味でリーダーのための学問ですが、いずれ地域社会や企業社会で人を率いる時にも活かせる。 何が正しく、何が間違っているのか、政治学を学ぶといろいろな視点で物事を考えることができるようになる。

世の中の有限な資源から、いかに価値を生産し分配していくかを研究する学問で、総じて社会全般の経済活動が研究の対象です。現在では、資本主義・貨幣経済における人や組織の行動を研究するものが中心となっていますが、広義においては、交換、取引、贈与や負債など必ずしも貨幣を媒介としない価値をめぐる人間関係や社会の諸側面も研究します。 物やサービス、金の流れが作るしくみの理論を学び、複雑な経済システム構造や経済現象を分析・解明します。
【こんな人が向いている】
○お金儲け・お金の流れに興味があり、経済を研究することで社会の仕組みを考えたい人
○将来起業したい・社長になりたい人
○社会の中での経済活動についてより深く理解したい人
※高校の関連教科
社会
【学びのテーマ】
経済学、都市経済学、経済工学、
経済システム学、社会経済学、公共経済学、ファイナンス学、産業経済学、農業経済学、経済情報学、ミクロ経済学、マクロ経済学、経済史、金融論、財政学、労働経済学 など
国税専門官、MBA(経営学修士号)、CFA協会認定証券アナリスト(CFA)、銀行業務検定試験、公認会計士、税理士、中小企業診断士 など
会社経営者、店長、経営コンサルタント、中小企業診断士、営業、販売、経理、商品開発、証券アナリスト、金融ディーラー、ファンドマネージャー、ファイナンシャルプランナー、不動産関係、国税局、税務署、官庁など。経済学を学び、社会の仕組みや経済活動の知識があるいうことを武器に国際問題などに取り組んだり、国家公務員として国を動かすことも目指せます。

商品やサービスが生産者から流通業を通して消費者に行き渡るまでを守備範囲とし、加えて企業経営、中小企業の経営診断からマネジメントの一切までを扱う学問です。経済学の理論を応用し、実用化するための学問と言えます。商学では、流通、貿易、銀行、証券、保険などビジネス全般を学び、一方、人・モノ・金・情報を中心に、企業経営に関連する事柄を学ぶのが経営学。IT分野との融合も進み、基礎的なコンピュータの知識からデータ処理、データベース構築などを習得する経営情報学科も増えています。
【こんな人が向いている】
○歴史や地理に興味がある人、
○社会や世界の情勢や成り立ちを、歴史や地理を通してより深く理解したい人、
○海外の文化にふれたい、または日本の文化を海外に紹介したいと思っている人
※高校の関連教科
日本史・世界史・地理・公民
【学びのテーマ】
経営科学、経営システム、マネジメント、
ビジネス戦略、経営情報学、経営環境学、商業・貿易学、会計学、流通経済学、
観光産業学、会計情報学、流通情報学
など
国税専門官、MBA(経営学修士号)、CFA協会認定証券アナリスト(CFA)、銀行業務検定試験、公認会計士、税理士、中小企業診断士 など
会社経営者、店長、経営コンサルタント、中小企業診断士、営業、販売、経理、商品開発、広報、スーパーバイザー、財務、不動産関係、海外営業、貿易事務、広告会社 など。
商学・経営学を学び、時代を読み、会社を興したり新しい業態・職業を生み出すことも可能です。

実際の社会で何が起こっているか、その原因を解明するための学問です。社会で、人間及びその集団や、人と人との関係、さらに、より大規模な社会の構造を研究する学問といえます。社会学は比較的新しい学問で、現代社会の複雑な要素を、「組織」「社会心理」「コミュニケーション」という視点で解明していきます。 この分野には社会福祉系の学科があり、これは社会的弱者(制度的弱者)の福祉の増進と権利の擁護、そのための援助の方法、技術、また行政政策、福祉を考えた社会的な基盤と構造を考える学問です。
【こんな人が向いている】
○国家や地域社会から会社・家族に至るまで、さまざまな「組織」の成り立ちに関心がある人
○社会を構成する人々の心理と、その社会に及ぼす影響について興味がある人
○各種統計を通して、世の中を分析したい人
※高校の関連教科
日本史・世界史・地理・公民
【学びのテーマ】
社会学、観光学、情報学、図書館情報学、コミュニケーション学、マスコミ学、
メディア学
など
図書館司書 学芸員 中学・高校教員T種 など
社会に対する分析力や知識を生かして、卒業後は一般企業のマーケティング部門やコンサルティング会社などで活躍が見込めます。また、アンケート調査などのフィールドワークの経験を生かしてマスコミ業界に就職する人も多いようです。