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2007ジャパンケーキショー 東京
―東京都立産業貿易センター浜松町館―
ホテルやレストランやケーキ屋さんで、おいしく見た目も美しいケーキを作る「パティシエ」という仕事があります。
「パティシエ」は高校生に人気の職業のひとつです。「パティシエ」と「和菓子職人」などを職業分類でいうと「製菓衛生師」になります。
昔に比べ、最近はお店もお菓子の種類も増えています。学べる専門学校もたくさんあります。
「2007ジャパンケーキショー 東京」は、(社)東京洋菓子協会主催による若きパティシエの登竜門にして国内最大のケーキショーです。お菓子に携わる人なら作品を応募することができます。開催中に会場を訪れると応募された数々の作品を見る事ができ、優れた作品には社団法人東京都洋菓子協会から各種の賞が贈られています。
最終開催日には表彰式がありました。

飴細工やマジパンで作った美しいケーキやかわいいお菓子がたくさん展示されていて、全国から関係者が訪れ、プロの卓越した繊細な作品に魅了されていました。
別のフロアーには食材の会社や製菓専門学校のコーナーもありました。
※マジパンとは・・・アーモンドに煮詰めたシロップを加え、糖化《再結晶化》させたものを細かく砕き、ペースト状にしたもの
日本菓子専門学校の高倉美香先生にお話を伺いました。
――『最初は、お菓子やケーキが好き、きれいなデコレーションを作るのが好き、ということからこの職業を目指す人も多いです。この職業を選んで良かったと思える瞬間は、誰かに自分の作ったお菓子を食べてもらって「おいしい」と言う言葉をいただいた時ですね。
仕事としては、比較的朝が早い、立ち仕事であるなど、厳しさもあります。ただ、厳しさがあるという点ではどんな仕事も同じです。
学校で2年間勉強したあと、ホテルやケーキ屋さんやレストランへ就職します。中には販売や、メーカーの商品開発の部署へ進む人もいます。
日本菓子専門学校では、学園祭でお菓子を販売する、という経験もします。お客さんが喜ぶ顔を見ることができると、励みになったり喜びになったりします。
卒業研修旅行ではヨーロッパの文化に触れます。これも貴重な体験です。』

――高倉先生はドイツで15年間お菓子作りをお仕事にされていたそうですが。
――『日本ではお菓子(洋菓子)は昔は贅沢品であって特別のものでした。今ではお菓子の種類が増えて、流行で店頭に並ぶお菓子の種類が変わったりするほどですが。
ドイツでは、お菓子は生活に密着しています。
ドイツの人々はあまり流行には左右されません。基本的にいつも食べているバームクーヘンなどのお菓子をいつものように買っていく。
日本でも最近、いろいろな食材が輸入されるようになりました。例えば、チョコレート、ナッツ類も前は限られたものしか輸入されませんでしたが、最近はアメリカのものだけでなくヨーロッパの質の違うものなども、どんどん入ってくるようになりました。
これにより、よりこだわったお菓子も作られるようになっています。
本校でも、栄養価値という面からお菓子を見直すという動きもあります。洋菓子はカロリーが高いというけれども、食べ方に気を付ければ良いだけのことです。
健康志向ということもあり、材料にも全粒粉などを使うこともあります。
この仕事は、お菓子を作るのが好きで、好奇心がある人に向いている仕事ですね。』
写真提供:日本菓子専門学校
ジュニア一般部門 金賞受賞
最上谷彩香さん(日本菓子専門学校
洋菓子科卒業)
(日本菓子・教育部1学年担当教員)