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太田情報専門学校ゲームクリエイター学科白石恵さんと谷知佳子さんが制作した2分59秒のCGアニメーション。コンセプトは「『男の人が考えたに違いない!』と思わせるネタを探していたので、もし人間がしゃくとり虫のように歩いていたらどうなるのかというちょっとした思いつきをそのままムービーにしました」との事。
もし、地上に酸素が60cmしかなかったら人間はどのような行動を取るのか?きっとしゃくとり虫のように這って生活するのではないか。そんな世の中だったらこんな生活をしているだろう。そのような考えから生まれたシュールで個性的なアニメーションです。


しゃくとり虫歩行人間の世界では、酸素は地上約60センチメートルまでしか存在しません。ビルなど建物の中は酸素が充満されていて2足歩行もできるようになっています。
しかし、他の場所ではしゃくとり虫のように地上を這って生活をしています。歩き方・酸素の量から言っても、息を止めて全力疾走などは滅多にできません。
信号機もしゃくとり仕様になっています。

今、横断歩道を渡っています。
スーツを着た会社員やOL、金髪の女子高生、目つきの悪い男性など様々な人が通ります。みんなしゃくとり虫のような格好です。

しゃくとり虫歩行人間の欠点は、前方がよく見えないことです。そのため、他の人とぶつかってしまい、争いになることがあります。彼らは背を反らせて相手を威嚇します。
大人げない争いをする場合は、唾のかけあいをします。溜めて、溜めて、勢いよく噴出するのが良いと言われています。ただ、よほどの上級者でない限り飛距離はでません。

他の攻撃方法にアゴ落としがあります。
しゃくとり虫歩きで鍛えられるアゴは、それなりに攻撃力があります。当たったらひとたまりもありません。

しゃくとり虫歩行人間の欠点は、地を這って移動しているので車や自転車に乗っている人の視野に入らない点です。
なので、車に引かれてしまったり、車高下で臨死体験を味わったりしなければなりません。
歩道を移動している際も注意しないと自転車に引かれてしまう事もあります。
道路を歩く際は、十分に左右を確認しましょう。
白石 恵さん
●SHAKUTORI's SEVENの制作のきっかけは何ですか?
白石さん:ノートの端にニャッキ(クレイアニメのイモ虫)を書いていたんです。そのとき、人間が地面を這っていたらどうなるんだろ?と思ったのがきっかけです。
酸素が薄いという設定は、人間が地面を這っているのはどうしてだろ?と思ったとき、酸素が上の方にないので這うしかないと思いついたからです。
●シュールな画像が印象的ですが、なぜそのような画風にしたのですか?
白石さん:どうせこのような作品をつくるならリアルにしたいと思っていまして、それならシュールに行こうかなと。
谷 知佳子さん
●今後、この作品をどのようにしていきたいですか?
白石さん:今後は・・・修正ですね。
谷 さん:次回作るときはブリッジした状態で歩くエクソシスト歩行の人を作りたいですね。
●作品を作っているときの思い出はありますか?
谷 さん:作成する際試行錯誤しましたが、歩行者用信号機の人をがしゃくとり虫型にする点では意見が一致しました。
●どのような画風が好きですか?
白石さん:リアルすぎない3Dやデフォルメタッチの絵が好きです。
谷 さん:スクエア・エニックスより発売されているコンピュータRPGのスターオーシャンや、その開発元トライエースの絵とかが好きですね。
●将来どのようなことをしたいですか?
白石さん:ゲーム系のモデリングをしたいと思っています。
谷 さん:シリアス系なものやゲームを作っていきたいです。
−どうもありがとうございました−