留学|保護者のための進路設計

進路として海外を選ぶ生徒が増えている、留学

国内だけでなく海外を視野に学校選びをする時代、成功する留学に大切なこととは?

経済不況により低迷する就職状況が続いていますが、そのような状況下だからこそ企業側は優秀な人材の確保に尽力しています。
"語学力が高い"ことはアピールポイントではありますが、いま、求められている人材は「外国語を使って○○できる」プラスα力を持つ人材なのです。
かわいい子には旅をさせるのも、時には大切なことです。

留学を有意義なものとるすために目的と理由を明確にする

世間で漠然と「留学」と言われている中には、実は外国の語学学校で2~3週間の語学研修を行うだけの「語学留学」が多いようです。
一般的に留学といえば外国の大学に編入して外国語を駆使しながら、自分の興味のある分野を研究することを思い浮かべるでしょう。
しかし英語圏の国へ正規留学するには、事前にTOEFL(トーフル)試験で大学が要求するスコアの取得が必要です。大学にもよりますが、おおむね677満点のうち500点くらいのスキルが求められます。
正規留学するための前段階として語学学校に通い、語学力やコミュニケーション能力を身につけることも多いようです。

正規留学は語学を身につけることが第一の目的ではない場合がほとんどです。
語学はあくまでもツール。
ディベートやコミュニケーションのための手段ですし、学問を究めるための手段なのです。

単に語学力を身につけたいだけなのか、外国の大学で学問を追究したいのか、留学の目的をしっかりと考えることが大切ですし、語学力を身につけたいという場合でも敢えて外国で語学を学ぶ理由を考える必要があるでしょう。

語学留学の留学スタイル・制度
■ホームステイ
ボランティアの一般家庭や農場などで現地の人と生活しながら体験的に語学・文化を学びます。語学留学の主流スタイルです。
■ワーキングホリデイ
現地で働きながら語学学校に通学できる制度です。オーストラリア・カナダ・韓国など8ヵ国が実施対象です。
■オーペア(マザーズ・ヘルプ)
滞在先の家事や育児を手伝うことで、滞在費が無料になるプログラムです。
■ファームステイ
海外の農場や牧場に滞在し、動物の世話や農作物の収穫などを手伝いながら体験的に学びます。
■インターンシップ
海外の企業で一定期間研修生として働きながら実用的な語学を身につけます。語学のレベルに合わせてインターンの内容が選択できます。
語学留学以外の留学スタイル
■正規留学のスタイル
海外の高等教育機関に試験または論文提出・面接などを受け、入学・編入して学位を取得していくことを正規留学といいます。
アメリカ、カナダには4年制大学と2年制大学があり、イギリス・オーストラリアなどは1年次から専門分野を学ぶ3年制大学が主流です。
他の留学と違ってTOEFLなどの語学力が必要とされるのが特徴です。
日本とは違って、ディスカッションやプレゼンテーション中心の授業が一般的なので、自分の意見を主張することが求められます。
■大学在学中の留学スタイル
大学在学中の留学として代表的なのが交換留学です。
所属する大学と提携している海外の大学へ半年からまたは2年間くらい、現地の学生と同様に授業を履修しながら単位を取得していきます。
留学中の取得単位は所属大学へ還元できるので、卒業に支障はありません。
大学によって異なりますが、一般的に交換留学生は学内選考を経て推薦され、留学先大学の授業料は免除されます。その他に1~2週間の海外研修、国費留学などがあります。
■専門学校留学のスタイル
海外では日本のように私立の専門・各種学校は少なく、専門教育のほとんどが公立学校で行われています。
そのため入学には正規留学と同様に受験・語学力が必要となってきます。
専門的知識・技術を短い期間で習得することが可能で、日本では取得が困難な国際的認定資格を得られる学校も多数あります。
また大学や専門学校とは色合いが少し異なりますが、正規留学ほどハードルの高くないコミュニティカレッジ(2年制大学)や職業訓練機関への留学という選択肢もあります。

安心で有利な提携機関への留学

日本の高等教育機関へ進学した場合、その進学先が大学でも短期大学でも専門学校でも、提携している外国の大学や専門教育機関に留学できる制度があるかもしれません。
留学制度があれば、当然留学に関する全般的な相談ができる留学相談センターや実際の手続きを依頼する部署などもあるはずですから、留学を考えている人には心強い味方となってくれるでしょう。

このように提携している教育機関に留学した場合は、留学先で取得した単位が、在籍している学校の卒業単位として認められることもあります。

■海外大学進学のフローチャート

海外大学進学のフローチャート

仕事やボランティアでも海外を体験できる!

年齢や留学先とする国に制限がありますが、短期間の就労を目的としたワーキングホリデー、NPO法人や留学関連機関が主催するボランティアプログラムへの参加を主体とした海外ボランティアなどがあります。

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