本学科では、3年間という短い期間でプロのバイオ技術者を育成するために、ステップアップ方式の実習カリキュラムを採用。第一段階であるプライマリーステージでは主に実験の基礎を学び、第二段階のステップアップステージでは習得した技術の応用、第三段階のプラクティカルステージでは動物実験など本格的な実験を経験し、そして第四段階のグラジュエートステージでは卒業研究を行います。
1年生前期に行う実習で次のステージの為の基本的な実験操作の習得を目指します。薬品などを取り扱う【毒物・劇物及び毒薬・劇薬の管理手順】、遺伝子操作を行うための【遺伝子組換え実験安全管理規則】等の安全に実習を行う為の規則の学習の後、【顕微鏡学実習・生物学実習】【化学・分析化学実習】【微生物学実習】を行います。大阪バイオメディカル専門学校では、一人一台の顕微鏡を始め、倒立顕微鏡、位相差顕微鏡、蛍光顕微鏡等の大型顕微鏡の操作を習得できます。
1年生後期から2年生前期に行う実習でプライマリーステージで習得した技術の応用学習を行います。遺伝子関連においては、DNAやRNAの分離・精製やDNA鑑定で必要なPCRの技術、タンパク質工学関連では、タンパク質の分離・抽出から同定・確認方法、生物工学関連では細胞培養手法やバイオアッセイ法について、分析・測定関連では高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、酸素標識抗体法(ELISA)、免疫染色技術について原理や操作方法を習得します。
2年後期に行う学習で、これまで習得してきた技術を組合わせて、いわば学習から実験へのグレード・アップです。ここでは、各学生の選択により、医療品毒性実験、化粧品毒性実験、環境ホルモン関連、食品の安全性やDNA鑑定を行います。簡単な研究論文の書き方も自らのデータを使って学びます。
3年生に行う実習で、卒業研究を行います。学生自ら可能なプロトコルを構築し研究を行っていただきます。また、希望する学生はインターンシップ制度を利用し、外部施設で実験・研究をすることも可能です。
バイオテクノロジーの視点から食と健康をつなげる専門家を養成。
セルフメディケーション時代に応えて、バイオ・メディカルの知識をベースに、より確かな情報や商品をアドバイスできる専門化を育成するため4つのコースを設置しています。
人々の健康づくりを支える。
病気予防や、自分で自分の健康を管理する「セルフメディケーション」への注目が高まる今日、健康維持・増進を目指す人々に対して正しい情報・商品をアドバイスできる専門家の存在が求められています。本コースでは、人々の健康づくりをサポートする「ヘルスケアアドバイザー」や市販薬の大部分を販売することのできる「登録販売者」などの資格取得を目指し、病気・薬・栄養・食事・運動なと健康に関する必要な知識を習得します。
身近な食品で健康をサポートする。
「栄養情報担当者」とは、多種多様となった健康食品や機能性食品に関する正しい知識を習得し、消費者が安全かつ快適に商品を選択できるようアドバイスする職業です。健康志向の時代、確かな情報を持つ専門家へのニーズが高まり、その活躍の場は保健所や行政機関、食品・製薬会社、福祉関係など幅広い分野に拡がっています。本コースでは、栄養情報担当者の資格取得を目指し、健康と食品に関する専門知識を身につけます。
美しさと若さの可能性を追求する。
「ビューティケアアドバイザー」とは、地域の人々が美しく、若々しく、健康に暮らすための的確なアドバイスを行う職業で、ドラッグストア及び美容業界での活躍が期待されます。「美」と「健康」が男女問わず注目される現代、バイオ・メディカルの知識をベースとした正しい情報を提供できる専門家が必要です。本コースでは、人々の素肌の可能性を見出せるビューティケアアドバイザーを育成するベく、人間の皮膚機能をはじめとする専門知識を学習します。
人々に心の健康を取り戻す。
ストレス社会といわれる現代、多くの人が家庭や職場におけるストレスを抱えており、心の病の増加が深刻な問題となっています。メンタルケアに関する正しい知識を習得した「メンタルケアアドバイザー」は、家庭や企業を問わず人々の悩みや要望に対してアドバイスを行い、心の健康を取り戻す職業です。本コースでは、メンタルケアアドバイザーやセラピストの資格取得を目指し、自他のストレスに対処できるよう専門知識を学びます。
医療、福祉の現場で確実に役に立つ、4つのコースによる実践的カリキュラム。
いま医療事務の現場では、単に事務・経理の知識を有しているだけでは務まりません。本校では医療や一般事務の基礎知識を習得した後、2年次より、4つのコースに分かれて専門の知識・技術を習得します。
医療事務の現場で多様なニーズに対応。
より専門的に細分化が進む医療業界において、コンピュータの知識は必須です。現代の医療事務スタッフには、柔軟な姿勢で迅速に対応できるスキルが求められており、本コースではIT環境での応用力を育むため、最新のパソコンや電子カルテを使った実習を多く設け、自在に使いこなせる技術を習得します。さらにチームワークが重要となる現場に即対応できるよう、グループ学習や実習を通じ、協調性と実践力を学びます。
医療業務サポートの現場で信頼される人材に。
医療秘書の業務とは、医師・看護師など全ての医療スタッフが、本来の医療業務に専念できるようにバックアップするのが役目です。また窓口受付から事務処理、秘書的業務まで、患者さんとの円滑なコミュニケーション能力も求められます。本コースでは、この多岐にわたる業務に即応できるマルチなスキルを身につけるため、ビジネスの基礎から医療の基礎まで幅広い知識を学習します。
一般病棟の現場で医療チームをサポート。
一般病棟において、患者さんと医療スタッフをつなぐ役割を担う病棟クラーク業務。通常はナースステーションに常駐し、医師や看護師のスケジュール管理から患者さんの入退院手続、また食事・点滴・投薬などの伝票管理まで、幅広い業務に対応できなければなりません。本コースでは、基礎的な医療知識や検査・データの理解力はもちろん、直接患者さんと触れ合う時に必要なコミュニケーション能力も身につけます。
小児病棟の現場で子どもの元気を支える。
いま地域医療の現場において、その役割の重要性が高まっている小児医療分野。小児科医院や総合病院の小児病棟で業務を行う「小児クラーク」は、医師や看護師のトータルサポートから事務処理能力、さらに小児患者に特化した専門的な看護技術や心理状態を汲み取る能力が必要となってきます。本コースでは子どもはもちろん、その親御さんのメンタルサポートまで必要なスキルの習得を目指します。
心の奥にひそむ不安を優しくケア。4つのコースでスペシャリストを育成。
医療・福祉現場に必要な「心の専門家」。本学科では1年次で心理学の基礎知識を幅広く学習した後、目指す進路に合わせて選べる4つのコースを設置しています。
健康な心へ、成長と変化をサポート。
いま業界では、精神病院やその他医療・福祉施設などにおいて、心に不安や障害を抱える人々へのケア&サポートを行うことができる「精神保健福祉士」のニーズが高まっています。必要な要素は「人の役に立ちたい」という強い意志と、人と社会をバランスよくとらえる知識と感性です。本コースでは、数多くの演習と実践的なカリキュラムで、「精神保健福祉士」の資格取得を最大の目標に、即戦力の人材を育成します。
基礎から最先端まで心理学を学びつくす。
心に不安を抱える人々が多い現在、医療・福祉の現場では人それぞれの複雑な心理と会話しながら、健康的な心理状態へと導くカウンセリング能力が求められるとともに、豊富な経験が必要となってきます。本コースでは、数多くの実習カリキュラムをこなすことで、多様化する悩みや相談にきめ細かく対応できるテクニック、また内面性をとらえる心理検査法をマスターし、より実践的な知識と技術を学ぶことができます。
こどもの心を感じとるアンテナを磨く。
「児童カウンセラー」は、地域の小児科医院や総合病院の小児病棟、また児童福祉施設などにおいて子供の心のケアをする専門家です。いま業界では、様々な福祉制度や理念、また心理学における知識、援助における専門的スキルを身につけた児童カウンセリングの専門家が強く求められており、繊細で複雑な心理状態に陥る子供たちを救う、やりがいある職業です。本コースでは、あらゆる角度から精神構造について学びます。
動物や芸術で癒す、注目のセラピスト。
セラピストの需要は年々高まり、医療・福祉施設を中心に幅広く求められています。本コースでは、心理学全般の理論や臨床スキル、また生物学的知識を基礎としてしっかりと身につけた上で、犬・馬・イルカなど動物とのセラピー技術、また絵画や音楽を用いた芸術療法、さらに新しい分野ではロボット・セラピーなど幅広く学び、セラピストとしての資質を磨きます。