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学部・学科・コース

神学部

宗教を通して世界の動向と人間精神の内面を洞察する

神学科
神学科

 キリスト教、イスラーム、ユダヤ教を信仰している人々は、現在、世界の人口のうちの55%にも上るとされています。これらの宗教についての知識を備えておくことは、現代国際社会の動向を知る上では欠かせない要素の一つであると言えるでしょう。神学部では、これら3つの一神教をメインとしながら、それぞれの宗教に関わる文化、社会、歴史、言語、芸術、さらには哲学、心理学、社会学なども併せて学びます。カリキュラムは必修科目を2単位(1科目)だけとし、選択科目の比率を高めることで幅広い内容を自由に組み立てられるものになっています。
 神学部のカリキュラムの特色は、3つの一神教の全てを幅広く学ぶことも、いずれかを選択して深く学ぶこともできる点です。たとえば、イスラームおよびアラビア語に関連する科目だけでも30以上の科目が開講されており、自分自身の興味の深さや、学びたい内容に沿って授業を選ぶことができるのです。専門的に学ぶのに必要な素養を身につけるため、まず1・2年次は基本科目と外国語が中心となります。「聖書学」「キリスト教史」「イスラーム学」「宗教学」などの「1年生基本科目」を履修することで、神学の諸分野についての基礎的な知識を得ることができます。さらに、聖書の言語であるへブライ語とギリシア語、イスラームの聖典に使われるアラビア語を第二外国語として選択することができるほか、先進的な一神教研究を活かした科目など、他の大学では学ぶことのできない授業が多いのも、同志社大学神学部ならではの特徴と言えるでしょう。
 将来の進路に連動して学習計画を立てられるのも特色の一つです。一般企業への就職を目指す学生なら、希望する職種に関連する他学部の科目を数多く選んで受講することができます。資格についても、宗教科の教員免許を取得できるほか、計画的に履修すれば、その他の免許・資格も取得可能です。つまり、将来の目標を早い時期から見据えておくことで、目標実現に役立つ知識を授業の中で身につけることができるのです。さらに、大学コンソーシアム京都などの単位互換制度を利用することによって、京都にある仏教系大学の科目も履修でき、より多角的な視野から宗教について理解を深めることができます。

文学部

人間社会の本質を理解することで、社会を生き抜く知識を身につける

英文学科
英文学科

 英文学科は、1875年の同志社英学校創立からの伝統を受け継ぐ歴史ある学科であり、英語を高度に駆使して社会で活躍できる人材を育てます。具体的には、英語運用能力の強化を目指した「英語コミュニケーション能力養成プログラム」を通じて、少人数制の技能別・レベル別クラスで「聞く」「話す」「読む」「書く」という4つの実践的な技能を高めていきます。
 英文学科では留学を希望する学生を積極的にサポートしており、TOEFL(R)テスト、IELTSテストの受験を促進しています。またTOEFL Preparation、IELTS対策クラス、留学準備クラスといった少人数制のスコアアップを目指す科目を多数設置しています。同志社大学派遣留学候補生を多く送り出すとともに、英文学科生のみを対象としたカナダのセント・メアリーズ大学への留学プログラム(秋学期)、文学部生を対象とするアメリカのカールトン大学との双方型留学プログラム(夏季)を運営しています。いずれも選考のある留学プログラムですが、参加者の満足度が高く、充実した内容を提供しています。
 英文学科で学ぶ専門教育には、「英米文学・英米文化」と「英語学・英語教育」の2つの領域があります。1年次以降、選択科目の履修によって、英語で書かれた小説、詩、戯曲などを題材に、英米の文学・文化・歴史への理解を深めていきます。また英語学や英語教育学では、データやテクスト分析を通じて、言語、教育の観点から英語を解析していきます。2年次の基礎演習では、各専門領域への動機づけと演習実践を行い、3年次のゼミで、さらにこれらを深く学び、4年次の卒業論文執筆へとつなげていきます。
 英文学科には、卒業後の将来を見据えた通訳や翻訳の実践的な科目、高度な技術を身につけるワークショップ科目が用意されています。TOEIC Preparationのすぐに役立つ実践的な学びは社会からの評価も高く、主な就職先は、国内外の航空会社、旅行代理店、銀行・証券等の金融関係、各種保険会社、メーカーなど多岐にわたります。英語科の教員、翻訳家、通訳として活躍している卒業生も多くいます。

哲学科
哲学科

 「よく生きるとは何か?」という問いの探究は、人類の歴史と同じだけ古い永遠のテーマと言っても過言ではありません。哲学科では、この問いに立ち向かってきた人類の知的遺産と呼べる哲学、倫理、思想の古典に取り組み、人間や世界の本質を明らかにしようと試みています。徹底的な古典研究を通じて根本的な問いに向き合う哲学・倫理学、現代の諸問題を考察のきっかけにする現代倫理・現代社会、多文化共生や宗教と人間との関わりを考える宗教・文化などの学びを通し、最終的には、哲学と社会との関わりを学びます。
 まず、1年次には必修科目として「人文演習」があります。各クラス15~20名の少人数で行われ、テキストの講読、レポートの作成、文献検索など、専門的な研究へ進むための手法を学びます。2年次に設定されている「哲学基礎演習」もやはり少人数で、哲学の古典を読み解くための本格的な訓練を行います。3年次からはゼミが始まるとともに、「哲学概論」「倫理学概論」といった哲学科のメインとなる講義科目もスタートします。「西洋古代中世哲学史」「西洋近世哲学史」「西洋倫理学史」といった専門講義科目を履修し、4年次の卒業論文作成のために、各自の研究テーマをさらに掘り下げ、知識を深めていくのです。哲学は、人生を充実させるために生まれた学問です。それを学ぶことによって、自分らしい「ものの見方」を確立することは、現代社会の諸問題を解決するためには必要不可欠です。このような能力を備えた哲学科の卒業生は、大学教員、公務員、マスコミ、一般企業など、社会の多くの分野で活躍しています。

美学芸術学科
美学芸術学科

 私たちの生活は、さまざまな美的=感性的なものによって彩られています。美しい風景、陽気な音楽、憂鬱な小説、神秘的な絵画、おかしいマンガ、寂びた茶碗、粋な和服、かわいいキャラクター、面白い芝居、不気味な映画…美学芸術学科は、このような美的=感性的なものに関わる多様な問題に取り組んでいます。中心となる学問は、美学、芸術学、芸術史学。美学は、美とは何か(真や善とどう違うか)、感性とはどのような働きか(理性や知性とどう違うか)などについて、哲学の文脈で考えます。芸術史学(美術史や音楽史や文学史など)は、ある作品が何のために、何を、どのように表現しているか(他の作品とどう違うか)について、歴史(時代・地域・文化)の文脈で考えます。芸術学は、美学と芸術史の架け橋となる領域として、諸々の芸術ジャンルの多様性や原理をさまざまな観点から考えます。
 1年次から少人数教育を実践し、「美学芸術学基礎演習」は20名程度のクラスで発表や議論の仕方を学びます。3年次からは卒業論文作成に向けた10名程度のクラスの「演習」が始まるとともに、外国語の文献講読も行われます。英語やフランス語やドイツ語や漢文で書かれた専門書の講読も行われます。美や芸術についてのさまざまな考え方を学び、理解を深めていくのです。また、「美学芸術学実地演習」では、さまざまな見学会や公演に参加し、実際に作品と触れ合うことによって、教室で学んだ理論を生きたものにすることを目指します。さらに、デザインや現代芸術など、今日的な芸術現象をカバーする講義も用意されています。卒業生は、感性のプロとして、官公庁、マスコミ、一般企業などに就職するほか、大学院に進学して学芸員や教員の道に進むなど、多方面で活躍しています。

文化史学科
文化史学科

 文化史学科では、政治、経済、宗教、美術、日常生活、心性など人間のあらゆる活動領域を「広義の文化」として捉え、その歴史を多面的かつ有機的に把握することをめざしています。文芸や美術といった「狭義の文化」の歴史に閉じこもっていません。むしろ、各大学にある「歴史学科」「史学科」よりもさらに幅広い領域を扱い、その総体を理解することが本学文化史学科の目標なのです。
 皆さんが入学すると、1年次には「文化史基礎演習」という少人数演習クラスで、図書館の活用術、文献検索、研究発表・討論など、大学での学習に必要なことがらを学びます。受け身の学習は許されません。自分で課題を見つけ、問題を解決するために情報を収集・整理・分析し、そこから自分の考えを練り上げて、その成果を発表します。ここで身につけるスキルは学習に不可欠なものであると同時に、社会に出てからも多方面で役立ちます。
 2年次からは文化史学と関連する諸学問に関する専門的な講義科目と、研究に欠かせない史料の読解力と分析力を身につける演習科目を履修します。日本史・西洋史・東洋史・考古学・地理学などの幅広い分野を学ぶことで視野は広がります。3年次と4年次には、各分野に専門化された「演習」で自分の研究テーマを明確にし、史料の収集・整理・分析をふまえた研究を進めて、4年間の集大成となる卒業諭文を作成します。
 皆さんが4年間を過ごすことになる今出川キャンパスは、京都御所と相国寺との間に位置し、重要文化財が立ち並ぶ歴史愽物館の趣があり、文化史を学ぶにはこれ以上ない恵まれた環境です。また、国際主義をモットーとする本学には世界各地の名門大学との交換留学制度が整備されていて、自分が興味をもっている国の大学で勉強する機会もあります。「西洋・東洋文化史実地演習」のように、短期間の現地滞在と日本での講義を組み合わせた科目もあります。百聞は一見にしかず。京都もロンドンやミュンヘンも自分の足で歩いてみてください。
 文化史学科での学びを通して、多様な情報を収集・整理・分析して、歴史的にものごとを考えることができるようになった卒業生たちは、専門を生かした研究者、教員、学芸員のほか、公務員、金融・流通・マスコミ・情報・メーカー・サービスなどの一般企業と多方面で活躍しています。

国文学科
国文学科

 国文学科では、日本文学・日本語学に関する知識や研究方法を身につけるとともに、その知識や方法を活用して、自ら日本の文化についての理解を深めることを目指しています。グローバル社会、情報化社会であればこそ、日本人としてのアイデンティティーを持って「対話できる個」の人間力を養うことが最も大切だと考えています。
 1年次から4年次まで必修科目として設置された演習クラスは、古代から現代に至る日本文学・日本語に関して、時代や領域を網羅し、学生の多様なニーズに応えています。1年次の「日本文学基礎演習」、2年次の「日本文学研究演習」で、少人数制のゼミ形式で日本文学・日本語についての基礎知識を修得し、作品の表現の面白さや研究の楽しさを学ぶことができます。3年次・4年次の「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」で、卒業論文執筆を目指して、学生のテーマについて担当教員やゼミ生とともに学びます。また、選択必修科目である、「日本文学講読」「日本文学特殊講義」「日本文学史」「日本語史」などを通して、日本の文学や言語、芸能や美術、歴史や思想などについても幅広く学ぶことができます。
 ライフスタイルに応じて自由にカリキュラムを組めるのも国文学科の特徴です。1~7講時に授業が開講されているので、一日の時間を広く活用した学習が可能です。
 必修科目の単位数を緩やかにしているのは、学生の自主的な学びを大切にしているからです。そのために、国語科教員免許に必要な科目も無理なく時間割に組み込めます。進路は、国語科教員、マスコミ、一般企業、進学など多様です。

社会学部

社会のしくみを理解し、より良く暮らせる社会のしくみを考える

社会学科
社会学科

 家族、地域、学校、企業――私たちが暮らす「社会」を構成する、さまざまな集団と組織における人間関係には、秩序と調和を保つためのルールやメカニズムがあり、そこには絶えず葛藤や変化も起きています。社会学は、集団と人々の行動を観察することにより、人と人、人と社会の関係や、その制度・仕組みを科学的に研究する学問です。家族や学校などの身近なものから、農村、都市、民族のような大きな集団・組織まで、社会を構成するさまざまな集団が研究の対象になります。社会学科では、これらについて、社会調査研究など、実証的な立場から研究していきます。
 世の中の移り変わりが激しい現代では、変化にうまく適応できずに自分を見失う人も少なくありません。引きこもり、ニート、少子化、高齢化、環境問題など、次々に現れる社会問題を「個人の問題」として片付けずに、社会の構造、社会との関係で捉えることで、人間の幸せな在り方について、効果的な処方箋を提示するための手がかりをつかむことができるのです。
 カリキュラムでは、社会学の基礎理論・方法論に加えて、現在、特に注目されている社会問題などをテーマとする講義や演習のほか、調査研究を体験できる調査実習科目などを開設しています。外国人研究者による授業や、海外事情に関わる講義・演習、海外の大学との交流など、国際的な視野での教育体制も充実しています。社会学科では、「問題発見とその分析を行う」だけではなく、さまざまな観点から広く世の中を分析し、社会の常識を見つめ直すことができる人材を育みます。社会学で養った力は、一般企業や行政職だけでなく、マスコミ、教職、シンクタンクや国際機関など、幅広い分野で活かすことができます。

社会福祉学科
社会福祉学科

 寝たきりや認知症により日常生活に困難を抱える高齢者とその家族。いじめや不登校、引きこもりに悩んだり、親からの虐待に苦しむ子どもたち。子育ての不安を抱える母親。社会参加したくてもできない障がい者。失業や病気で働けず苦しい経済状況にある人たち。今、私たちの周りにあるさまざまな福祉問題は、いつかは誰もが直面する可能性のある問題です。これらは、個人や家族内の問題としてだけではなく、社会的背景や要因を探り、国や社会による対策や援助も含めて考えていく必要があります。社会福祉学科では、社会的視野に立って人間への理解を深め、社会福祉問題の原因を探り、必要な施策や活動を科学的に考察する力を養うと同時に、実際に生活上の問題に直面している人々に接する実習を通じて、適切な援助をする能力を身につけていきます。
 カリキュラムでは、総論と各論、政策・制度論と援助方法論とをバランスよく配置。政策・制度というマクロ面、実際の援助というミクロ面の2つの視点から理論と実践方法を学んでいきます。また、1~4年次まで、児童・障がい者・高齢者などの施設や公的機関などでの現場実習を段階的に行い、ソーシャルワーカーに必要な知識や技能を修得します。指定科目を履修すれば、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験受験資格、社会福祉主事任用資格、また高校福祉科教員免許も取得可能。卒業生の多くがソーシャルワーカーや社会福祉施設職員、公務員、研究者など、福祉の現場での活躍を期待されています。日本の大学における社会福祉教育の草分けとなった伝統と歴史、そして実績を受け継ぐような次世代の福祉の担い手を育成していきたいと考えています。

メディア学科
メディア学科

 メディアが映し出す現実とは何か?ジャーナリズムの責任と役割とは?インターネットや携帯電話によって人々のコミュニケーションはどう変化したのか?既存メディアに加え、新しいメディアが次々に登場する現代においては、情報とメディアの機能と本質を客観的に認識できる能力が求められています。メディア学科では、戦後間もなくからの伝統に裏打ちされた研究をベースに、メディアの現状や問題を正確に把握し、社会人としてさまざまな分野で活躍できる道を開きます。
 専門科目のカリキュラムは、「メディアとジャーナリズム」「情報と社会」「コミュニケーションと文化」の3つの領域を有機的に結び付けるように構成。メディアの仕組み、現状と問題、そして社会的役割などを学び、メディアが引き起こす現象への理解を深め、情報を読み解くための感受性と批判力を養っていきます。また、選択科目には文学、歴史、哲学、神学などの人文科学分野や、法学、経済学など伝統的な社会科学分野の科目を配置し、学生一人ひとりの問題意識に沿った自由な学びを可能にしています。加えて、1年次から4年次まで、少人数クラスでじっくりと学べるゼミを設け、手厚い指導のもとに豊富な知識と専門性を獲得できる機会を提供。また、知識の吸収のみならず、情報化時代の市民にふさわしく、自ら積極的に考えたことを表現し、伝えていく姿勢を養います。ゼミでは各自が選んだテーマを掘り下げていき、4年次にはその内容を卒業論文としてまとめることになります。卒業後は、メディア関係のほか、企業広報、教育、公務員などさまざまな進路が選ばれています。

産業関係学科
産業関係学科

 どうして若者は就職に苦労するのか?やりがいのある仕事を見つけるにはどうすればいいのか?生活のため、そして人生を充実させるためにも、仕事は人生においてたいへん重要な位置を占める要素です。だからこそ、労働に関する悩みや問題はとても切実なものであり、厳しい経済状況が続く今こそ、働く人々が十分に力を発揮できる仕組みづくりが求められているのです。産業関係学科は、社会で起きている雇用に関する事象のメカニズムを解明し、解決策を考えていく学問を通じて人間と社会の関係性を研究することで、人が幸せに働ける仕組みをつくるプロデューサーを育成します。
 快適な職場環境や豊かな社会制度の実現に向けて具体的な提案をするためには、個人の希望と集団・組織の使命との調和をいかに図るか、雇用に関する制度・政策に即して考えることが必要になります。このため、産業関係学科では理論研究と実践研究を重要視したカリキュラムを提供しています。
 講義では、労働の現場への認識を深めるために、日本はもちろん、世界各国の労働事情や雇用関係の現状を学ぶことや、企業の人事担当者、労働組合の役員、国や地方公共団体の労働行政担当者など、実務家や現場の声を直接聴くこともできます。また少人数クラスでの実習を行い、問題発見や情報収集・分析、プレゼンテーションに必要な力を培います。こうした実践的な学びによって「地に足の着いた骨太なものの考え方」を身につけた卒業生たちは、企業人事・労務、労働基準監督署など労働環境に深く携わる分野で活躍しています。

教育文化学科
教育文化学科

 人間は、赤ちゃんからお年寄りまで生涯のすべての段階で、あらゆる場において自らを形成していくことができます。本学科では、人間のそのような成長と発達を促す多様な文化現象として「教育」を捉え、教育の過程や制度に生じる歪みの原因も探りながら、これからの多文化共生社会の実現へ向けて、グローバルな視点に立って教育の可能性と今日的課題とを追究しています。哲学、社会学、人類学、歴史学など、専門領域の異なる教員たちが力を合わせ、新しい「教育文化学」を作り出そうと目指しています。
 学科の教育目標は、同志社建学の精神に基づいて、学生と教師が「同志」として語り合い、共に学ぶ環境を協同で作り出すように努め、日本国内に止まらず世界における新しい教育の流れを生み出す人材を育成することです。卒業生たちは、教員や教育産業に限らず、さまざまな業種の企業に就職したり、公務員になったり、大学院へ進学して研究を続けたりと、幅広く活躍しています。
 2018年度から、教育文化学科では新しいカリキュラムの導入が始まりました。
 大きな目玉の一つは、教室の中だけでは得られないことを学ぶEBL科目(Experience Based Learning)です。これには「体験教育実習」、「異文化体験実習」、「ICT教育実習」、「冒険教育実習」、「ホリスティック教育実習」等があり、学生が主体性を発揮し、海外や国内の教育関連の現場での体験から直接、知的技能や感覚を身に付けることを目的としています。
 もう一つの大きな目玉は、新カリキュラムの全体が、学科専門科目の履修を通じて、大学での学習はもちろん、普段の生活や将来の職業にも幅広く活かしていける7技能――(1)文章作成能力、(2)資料精読能力、(3)口頭伝達能力、(4)異文化理解能力、(5)英語運用能力、(6)調査分析能力、(7)問題解決能力――を身に付け、高められるように編成されている点です。

法学部

将来のキャリアに直結する専門性とリーガルマインドを養う

法律学科
法律学科

 価値観が多様化し、人々の暮らしや社会の構造が大きく変化している今の時代には、法律の知識を持ち、論理的な思考やコミュニケーションの能力を兼ね備えた人材の活躍の場が広がっています。法律学科では、リーガルマインドを養いながら法律の専門知識を身につけ、スムーズに将来のキャリア設計ができるように「ステップアップ方式」のカリキュラムを用意しています。
 1年次の春学期には、少人数で、法律学を学ぶ上で必要な資料の調べ方、発表の仕方、レポートの書き方などを指導する「リーガル・リサーチ」を設置。「基礎科目群」では、法学の全分野を一通り学び、次のステップの「展開科目群」で始まる本格的な専門科目の授業への橋渡しをします。
 「展開科目群」では、多数の専門科目が設置され、より専門的な講義が展開されます。その際、多数の専門科目の中から、一人ひとりに、最も効果的に各自の知的関心やキャリア設計に役立つ科目を選択してもらうためのガイドラインとして「履修モデル」が用意されています。たとえば、弁護士や裁判官になるため、司法試験の合格を目指す人は「法曹モデル」にまとめられた科目を適切な順序で履修することにより、ロースクール既修者入試や司法試験予備試験の受験に必要な知識を体系的に学んでいくことができます。企業法務を目指すなら「企業法務モデル」で民法や商法を中心とした科目を、公務員を目指すなら「公務員モデル」で憲法や行政法に重点を置いた科目を選択するなど、将来のキャリアについて、具体的な目標を設定することにより、有用性の高い知識を身につけられます。また、法曹志望者のため、「司法特講」や特殊講義「答案作成ゼミナール」を開設し、ロースクールへの進学や予備試験受験をサポートしています。さらに、2年次秋学期からは、少人数で行う演習(ゼミ)も始まります。ゼミでは、学生同士や教員と近い距離で語り合いながら、各自の研究内容を深めていくことになります。

政治学科
政治学科

 各国の政治情勢が刻々と移り変わりを見せる現代。国際政治も、日本政治も、激動のさなかにあります。グローバル化が大きく進み、ヨーロッパやアジアでは地域統合の波が起こり、また各地で民族紛争や経済危機などが発生しています。国際情勢が絶え間なく変化する中、日本国内においても政治への信頼が揺らぎ、新たな秩序を求めて模索が続けられています。このような不安定な時代においては、冷静にものごとを見極め分析する力、そして新たな構想で社会の枠組みを考える力を持つ人材が強く求められます。
 政治学科では、こうした人材を育成するために、最新の学問研究の成果をいち早く取り入れた、体系的なカリキュラムを用意しています。1年次から2年次の春学期までは、「入門科目」と「基礎科目」で政治学全体に共通する基礎的な知識・理論・技法を学び、在学中に学びたいことをじっくりと見極めていきます。そして2年次の秋学期からは、より専門的な「発展科目」を以下の3つのコースから選択し、より高度な内容を学びます。安全保障や国際機構、各国の政治や外交について学びながら国際政治の幅広い理解を目指す「国際関係コース」。政党、選挙、行政、地方自治、有権者の政治意識などから現代政治のメカニズムを総合的に学ぶ「現代政治コース」。そして、日本・アジア・ヨーロッパの政治と思想の流れを理解することで、現代を考察する目を養う「歴史・思想コース」。「発展科目」の3つのコースでは、自らの関心に沿って学びながら、卒業後の進路を見据えた専門知識を身につけることができます。
 入学後すぐに目標の進路が決まっていなくても、心配することはありません。政治学科では、地方自治体、国際社会やマスコミなどの第一線で活躍する社会人の声を聴く「実務家による連続講義」を実施するなど、将来の仕事について具体的なイメージづくりをする手助けを積極的に行っています。
 「発展科目」の開始と同時に、少人数クラスで行う演習(ゼミ)も始まります。ゼミでは、報告やディベートなどを通じて各自の研究内容を深めつつ、積極的な学びの姿勢とコミュニケーション力を培います。また、専門性の高い知識の修得のために、大学院共通科目を受講することも可能です。卒業後の進路は、外交官、ジャーナリスト、公務員、企業、シンクタンクや研究機関など、さまざまな道が開かれています。

経済学部

広く社会のために行動しうる、自治自立の人物を養成

経済学科
経済学科

 社会を取り巻く諸問題をいかに見いだし、それに対してどのような解決策を講じるか。学部での学びは、テレビやインターネットで目にするニュースを経済学的なアプローチで読み解くための知識を身につけるところから始まります。
 1年次には、大学で学習を進めるために必要な技能を身につけるとともに、経済現象や経済学の基本的な知識やそれらに対する関心を自ら深める態度を習得するための科目を準備しています。大学に入学したばかりの頃は、難しい経済用語や経済学そのものの考え方が理解できなくて当然です。また、大学での学びは高校までの勉強と違い、自分自身の問題意識で課題を見つけ、その解決方法を探っていく積極的な姿勢が求められます。新入生を対象にした導入科目では、日本経済の現状や課題などをテーマとしながら、経済学の基本的な考え方や今後の行方などを考察していきます。
 大学での学び、特に経済学にはこれといった定まった答えがありません。さまざまな見解に触れながら、柔軟な思考と経済学的な見方で世の中を捉える姿勢を養っています。
 さらに、経済学部では、単位を付与しない課外の取り組みとして、学生の自発的な学習・研究をサポートするさまざまな機会を提供しています。
 たとえば「学生プロジェクト」では、企業や行政などと連携して、地域活性や商品開発といった学生自らが定めたテーマに基づき、1年(あるいは6カ月)単位の活動を行い、問題発見から解決策の実行、その成果までのプロセスを体験する機会を設けています。「海外インターンシップ」では、世界を舞台に「異文化に身を置いて働く」というコンセプトのもと、海外進出している日系企業などへの学生派遣を行っています。また、「ディベート」では、提示された論題に対して、チームとしての団結力やコミュニケーション力を駆使しながらどのようにアプローチし、いかに主張するかを実践を通じて学ぶことで、知識や論理的な視点の育成を図っています。その他にも、ビジネスプランコンテストの開催や、経済学部学生スタッフによる経済学部での学びを深め、学部行事を活性化するためのさまざまな取り組みを企業とのコラボレーションを通じて実施しています。これらの取り組みは、学年を越えた学生同士や社会人に対する貴重な学びの場であるとともに、人間的に大きく成長するチャンスにもなっています。これからも経済学部では、学生の社会への興味や関心の幅を広げ、問題を発見し、解決策を立案、実行に移す意欲を支援し、経済学的な視点を持つ、自治自立の人物を育成する新たな取り組みを積極的に行っていきます。

商学部

ビジネストレンドの先を見通し、国際舞台で活躍する人材を育成

商学科
商学科

 2013年度から商学部の学習校地が、1~4年次まで4年間今出川校地になり、より体系的で一貫性のある教育が実施されることになりました。「商学総合コース」と「フレックス複合コース」からなり、いずれかのコースで学習することになります。
 「商学総合コース」は、5つの学系のうちから主学系と副学系を選択して、主学系において自らの専門領域を深めるとともに、その修得に必要な周辺領域を副学系で補完し、系統立てて商学を学ぶコースです。一方「フレックス複合コース」は、主学系を選択した上で、商学部専門科目をより深く学習する「専門特化型」か、教職や国際などといった多様な進路選択や法学や社会学といった他領域への学問的関心に対応した「副専攻型」を選択するコースになっています。

政策学部

問題発見・解決能力を育て、グローバル化する問題に挑む

政策学科
政策学科

 女性の社会進出から、国際環境まで。日本や世界の将来に関わる「政策」の本質を学ぶために、学生が個性を発揮しながら能力を高められるカリキュラムが政策学部にはあります。「政策」を学ぶには、まず幅広い学問を修得し、その知識を基盤にさまざまな分野から自分自身のテーマを見つけ、実践力を身につけていくことが重要です。そこで、学生が早い段階で自身の関心を見つけられるように、1年次にオリエンテーション科目「First Year Experience」を設けています。ここでは、政策学部で学ぶ目的や、卒業後の進路について教員や学生同士が意見交換したり、関心のある社会実態を調査することで、目指す学びをイメージすることができます。また、経済活動などさまざまな現象を社会科学的に見る目を養う「導入科目」や、レポート作成、ディベート、プレゼンテーションの能力を磨く「基礎能力養成科目」などを通して、基本となる知識とコミュニケーション能力を身につけます。
 この学びをベースに、2年次からは本格的な「政策」に関する科目がスタートします。主に「展開科目」として、政治・行政、法律、経済、組織、国際社会などの専門科目から、問題解決に欠かせない「政策」の理論や手法を学びます。また、この多彩な専門科目を学ぶ際の指針として「政策レファレンス」を設定しています。これは、「地域連携を考える」「京都創生を考える」「国際貢献を考える」など、一人ひとりが関心のあるテーマに合わせて、最適な専門科目を体系的に学ぶための軸となるものです。こうした学びを深める中で徐々に研究課題を絞り込み、2年次秋学期からのゼミが開始されます。1・2年次の「アカデミック・スキル1・2(読解・分析・構想・伝達)」(1クラス15名程度)により、政策的思考やさまざまな社会問題への知的探究心も始動していますので、2年半にわたるゼミ(卒業研究プロジェクト)へもスムーズに進んでいけます。そして、学びの集大成として4年次に仕上げる卒業論文も実りあるものとなります。政策現場を重視した実践的な教育により、問題解決に至る「政策」の理論と方法を体系的に学んでいくことが政策学部の特色であり、学生自身がさまざまな現場に出向くフィールド学習も政策学部生の学びのスタイルとなっています。

グローバル地域文化学部

人々の哀しみに感応しつつ世界の諸問題を研究し、希望ある共生社会を構想する

グローバル地域文化学科
グローバル地域文化学科

 世界の諸地域が抱える現代的問題を、それぞれの地域文化の「歴史的形成」「文化的多様性」そして「地域と地球規模の課題」という3つの側面から総合的に理解する力を育てる教育を行います。
 初年次では、グローバルな視点を持つためのきめ細かい導入科目とともに、複数の語学を集中的に学びます。本学部の外国語教育科目はすべて「外国語関連科目群」としてまとめられており、地域に対する理解を深めるための基礎的スキルとして位置付けられています。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、コリア語、インドネシア語、トルコ語、ポルトガル語、アラビア語、イタリア語と、「グローバル」の名に恥じない12の言語の学習が可能です。英語と、それ以外の言語を最低一つは選択し、2つの外国語の習得を目指します。
 こうした基礎教育が、「歴史的形成」「文化的多様性」「地域と地球規模の課題」を扱う専門講義科目と有機的に結び付き、学びはさらに深まります。学生は、各地域で使用されている言語を駆使しつつ、自ら問題を見定め、解決する方法を考えていきます。
 さらに、教室内での学習をより実践的なものにするために「スタディ・アブロード科目群」が用意されています。これらの海外留学プログラムを利用することにより在学中に一度は海外研修に参加することが、本学部の卒業要件となっています。現地滞在を通して、留学先の地域の問題を肌で感じ取ることはもちろん、違う考えを持つ人たちと交流し、相互理解の大切さを実感することができます。これは、人間として大きく成長するきっかけにもなるでしょう。
 また、各コース独自の、地域文化を学ぶ科目とは別に、グローバル・イシューを扱う科目(グローバル・イシュー科目群)と研究するための方法論を扱う科目(グローバル地域文化教養セミナー科目群)を選択必修でコース横断的に設置していることも特色の一つです。専攻する地域に偏重することなく、グローバルな視点と学問的分析視点から地域にアプローチできる人物を育成していきます。
 上記の科目を履修することで、専攻する地域の言語や文化、そしてその地域が抱えるさまざまな問題を意識的かつ主体的に考える能力が身につきます。その上で、各コースで3・4年次の必修科目であるゼミ(グローバル地域文化発展セミナーI・II、グローバル地域文化専門セミナーI・II)に学生は参加します。自らが取り組む課題を見いだし、資料を集め、分析し、発表するという訓練を経て、卒業論文を完成させます。

文化情報学部

文化をデータサイエンスの手法で解明、人間の本質に迫る

文化情報学科
文化情報学科

 文化を自然科学の手法を用いて探究するという、新しい学問を展開する文化情報学部のカリキュラムは、実にユニークです。中でも、特長的なものとして次のようなものがあります。
 1年次の「体験型教養科目」では、学問に対するさまざまな興味を喚起します。考古学でデータ分析がどのように活かされるか、環境問題について人間の意識はどう変わるか、各界で活躍している方々を講師として招き伝統文化を知る、など多種多様なテーマのクラスがあります。また、「ジョイント・リサーチ」では、興味のあるテーマを選び共同研究を行います。指導も専門分野の異なる複数の教員が担当するので、異なる視点からの助言によって、学生たちは柔軟な考え方を知り、データ分析のスキルを活かしながら、より深みのある研究を進めることができます。さらに「コロキアム」「アドバンスト・コロキアム」では1・2・4年次生が一緒に学び、同じクラスの中で、学年を越えて研究の発表・討論を行います。1年次生は討論に参加しながら研究の進め方を学び、2年次生は自分の研究テーマについて考える機会とし、4年次生はプレゼンテーション能力を養うことができます。このように学生と学生、教員と学生が自由闊達に意見交換をし刺激し合う醍醐味は、文化情報学部だからこそ味わえるものです。
 これらの学びを支えるカリキュラムが、1~3年次で学ぶ「文化クラスター科目群」と「データサイエンス科目群」です。「文化クラスター科目群」では、「文化資源学」「言語データ科学」「行動データ科学」の3つのクラスターを設け、個々の人間から人間のつくる社会まで、また、考古学や古典から現代文化まで幅広い文化領域の知識と分析の基礎を学びます。「データサイエンス科目群」では、「データ分析」「情報・コンピュータ」「基礎数理」の3つのクラスターから、統計科学、情報科学、数理科学の最新の知見をもとに、実際の研究現場で活用するスキルを習得します。これらを組み合わせ、4年次までに、学生自身が研究を展開するために必要な基本的な能力、データサイエンスの技法と応用力、論理的思考法や問題発見・解決能力を培っていきます。4年次で取り組む「卒業研究」では、さまざまな分野の専門教員による力強いサポートと少人数クラス制で、幅広い文化領域の中で自分の興味ある研究テーマを選び、4年間の学びの集大成としての卒業論文を仕上げます。

理工学部

“良心”を貫き、科学技術の新時代を拓く人材を育てる

インテリジェント情報工学科
インテリジェント情報工学科

 情報工学とは、情報を生み出し、集め、伝え、蓄え、そして処理するための技術、すなわち情報技術を総合的に扱う学問です。情報工学では、大切な道具として、パソコンに代表されるコンピュータを用います。しかし決して、パソコンを使って情報を扱うことだけが情報工学ではありません。情報工学は、ロボットや産業用機械などに利用される制御用コンピュータハードウェアから、無線LANや携帯電話における無線通信技術まで、さまざまなインテリジェントシステム(賢いシステム)を実現し、さらに、一層賢いシステムを開発することで、より大きな価値を社会に提供することを目指しています。
 こうした情報技術開発の最前線で、賢さの基になる要素技術(シーズ)を育てながら、インテリジェントシステムの企画や設計、開発ができる情報技術者を育成するのが本学科の目的です。
 1年次には、数学や物理学などの工学基礎科目と合わせて、「コンピュータ基礎実習」や「Cプログラミング」など、情報処理のための基礎やプログラミングなどを学ぶとともに、「情報工学概論」などを通じて、最先端の情報工学とその課題についての知識を蓄えます。これらの学びを土台として、2年次からは、より高度な数学やプログラミングを修得します。加えて、「画像処理」や「メカトロニクス基礎」などの講義を通じて、知的メカニズムの基礎と応用を学んでいけるのも、学科の特徴の一つです。3年次からは、さらに高度な学びへと発展させていくとともに、4年次の専門研究に向けて、専門領域を絞り込んでいきます。4年次には全ての学生が、それぞれの興味・関心に合わせて研究室に所属し、卒業研究に取り組みます。

情報システムデザイン学科
情報システムデザイン学科

 金融や流通、自動車、ゲーム機、スマートフォン、家電製品など、今や情報システムは実に多くのさまざまなサービスで使われています。しかし、情報や通信のテクノロジーだけでは、その利用者である人間にとって快適で便利なサービスを生み出すことは困難です。情報システムは、人間の力や社会の仕組みに効果的に統合されて初めて、そうした役立つサービスを可能とします。情報システム学は、望ましい統合の実現を目指して、人間や社会を中心に据えてコンピュータとネットワークによる情報処理を統合的に行うシステムの開発技術や高度化技術を総合的に扱う学問です。
 本学科では、誰もが容易に使いこなすことができ、社会に役立つ情報システムの設計や開発を、その必要性(ニーズ)の観点から遂行できる情報技術者の育成を目指しています。
 カリキュラムでは、理工学基礎、情報科学、情報システムの3つの科目群を設定。それぞれ、徐々に専門性を高めていけるよう体系付けられています。1年次には、数学や物理学の基礎を固める一方で、「人間と情報システム」を通じて、情報産業の最前線の実像を学び、各専門分野の技術的な位置付けや社会との関わりを理解していきます。また、「計算機構成論」や「プログラミングJava」などで、コンピュータの動作原理やプログラムの作成技術を修得。「情報科学基礎」では、情報の概念やアルゴリズムの基礎を学びます。2年次からは、「情報システム演習実験」で、実際にWebシステムや論理回路の設計を体験。情報システムに関する理解を深めるとともに、実験技術やレポートの書き方・表現能力を身につけていきます。また、「情報ネットワーク」ではインターネットの動作原理を修得していきます。3年次には、「ソフトウェア工学」「画像工学」など、より専門性の高い講義を設定。これらの学びの中から、学生一人ひとりが、自分の興味・関心に応じて研究テーマを選択。4年次の卒業論文へと進みます。

電気工学科
電気工学科

 電気エネルギーは、モーターなどを動かす「パワー」として、また情報通信および機器制御の「信号」として使われます。そのため、水道・通信・鉄道・交通網などのライフラインの動力源、通信・制御信号として必要不可欠な存在です。家庭電化製品から各種の生産設備まで、電気は私たちの社会と生活の原動力となる中核的なエネルギーとして利用されており、電気工学の研究対象領域も限りなく広がっています。電気工学科では、特にライフライン、あるいはより一般的に家庭やビルを含めたインフラストラクチャ工学・技術の基本要素として電気について学ぶインフラストラクチャ分野、電気機器を効率的に利用する手法を研究するパワーエレクトロニクス分野、またこれらの技術をバックアップする情報システム分野に焦点をあてて研究・教育に取り組んでいます。さらに、電気工学科では電気に関する基礎知識・技術に加え、最先端技術にも十分対応できる先端的な知識と技術、研究資質の修得を基本的な教育目標としているほか、海外の大学・研究機関との共同研究を盛んに行い、高度な学修・研究水準を保っています。4年間の学修・研究を通して、電気に関する幅広い基礎知識・技術と、豊かな発想力を養うことができ、実験を重視した体験的な学修により問題解決能力の向上を図り、研究・開発などのプロジェクトにおいて、チームの一員として与えられた役割を的確に遂行する能力、独創的で高度な研究開発能力を有するエンジニアを育成します。卒業生はパワーエレクトロニクス、インフラストラクチャ分野を含め各方面から大きな期待を寄せられており、民間企業や官民の研究機関、教育機関などの幅広い職種で活躍しています。

電子工学科
電子工学科

 電子工学は、通信や情報処理に「信号」などとして活用される電気を扱う学問です。情報通信時代と呼ばれる今日、携帯電話やインターネット、光ファイバー通信、カーナビ、あるいはパソコン、コンピュータを組み込んだ各種電子家電など、電子工学技術の応用範囲は社会と生活のあらゆる場面に広がっています。電子工学には、ディジタル信号など情報の信号化、光、超音波、電磁波など通信媒体、通信の手段となる情報通信機器といったように「情報の伝達」をテーマとする「情報通信」と、ICやLSIなど情報通信機器に不可欠な電子材料をテーマとする「光・電子デバイス」の2つの分野があります。電子工業は、今や国際的な基幹産業として目覚ましい発展を遂げていますが、この「情報通信」と「光・電子デバイス」の高度なコンビネーションのおかげとも言えます。技術革新のスピードが速い電子工学の分野では、基礎知識や技術の修得に加えて、技術環境や産業ニーズの変化に即応できるフレキシブルな発想が必要です。そこでエレクトロニクスの最先端で活躍する研究者や、電子工業界のトップ開発者を招いて特別講義を開講し、この分野のダイナミズムを実感しながら、将来の開発者として求められる発想力を養います。このようにして、電子工学に関する基本的知識とそれを応用・展開できる幅広い知識を持ち、社会における新しいニーズを的確に捉えることのできる能力を身につけて、多くの卒業生が世界の電子産業をリードするわが国の電子・通信関連企業へ就職しています。卒業生の約40%が大学院へ進みますが、大学院修了者も第一線で活躍する研究者・技術者として電子立国・日本の技術基盤を支えています。

機械システム工学科
機械システム工学科

 機械システム工学は、ものづくりを原点に、現代の最先端技術の担い手として産業の周辺に広がるさまざまな機械・機器を設計・開発する学問です。ひとことで言えば、「ものをつくり、でき上がった機械をどのように組み合わせて利用するかを考える学問」です。本学科では、自動車、航空機、建設機械などの身近にある機械をはじめ、これらをつくり出すための機械、たとえば工作機械やロボットなどを対象に学びます。そのため、ものづくりに関わる基礎学問を中心に、高い機能を有する先端材料・環境に優しい素材、構造物の強度設計の基礎となる構造解析技術、インテリジェント化を実現する生産システム、振動と制御技術などの基礎学問を学び、活用する能力を修得します。ものづくりに対する興味を抱き、材料工学、ロボット、高度生産システムなど、わが国が世界をリードする科学・技術分野で活躍できる人材、高い専門性を重視しながら学問の殻を打ち破る、総合的な視点を備えたエンジニアの育成を目標にしています。
 カリキュラムは、機械工学を支える基礎:数学・力学・物理学、機械の設計・開発に欠かせない設計製図科目、そして専門基礎科目:材料力学、流れ学、熱力学、機械力学、制御工学などからなります。基礎学力を十分に養い、設計製図科目を通して高い設計力を身につけた上で、材料、熱・流体、機力・制御、理工学の各コースを系統立てて学びます。グレード制を設け、機械工学技術者として必要な知識を確実に修得できるようになっています。また、飛び級を目指す学生のための特別実験も用意されています。卒業生の就職率は常に高く、機械工業、電気工業、化学工業をはじめ、日本の産業を代表する企業の第一線で活躍しています。また、卒業生のうち約70%が大学院に進学しています。

機械理工学科(2020年4月エネルギー機械工学科より名称変更構想中)
機械理工学科(2020年4月エネルギー機械工学科より名称変更構想中)

 エネルギー機械工学は、エネルギーの視点から機械工学にアプローチし、現代の最先端技術の担い手として産業の周辺に広がるさまざまな機械・機器を設計・開発する学問です。エネルギーの大量消費は限りある地球資源を枯渇させ、環境破壊につながる有害物質を生み出します。地球環境の保全、省エネルギー・省資源は、人類が地球と共存し発展するための最重要課題です。エネルギー機械工学科は「自然と文明」の間に立ち、対立的な両者の関係を真に豊かなものへと転換するための機械工学を学びます。また地球資源のさらなる有効利用と、有害な排出物を極限まで抑えた無公害エンジンや生産機械、環境に優しい新材料などの開発を目指し、機械の中でのエネルギーの発生と利用技術の両方に注目できるようなエンジニアの育成を目標にしています。具体的な研究課題には、低エミッションエンジン、水素エンジン、コージェネレーションシステム、燃料電池、空調・冷凍機器など高効率エネルギー変換装置の開発をはじめ、自動車、航空機、高速鉄道、環境機器などのエネルギー消費を抑えるための熱・流動シミュレーション解析、サステナブル(持続可能)な社会構築のためのエネルギー利用の最適化技術などが挙げられます。カリキュラムには、エネルギー機械の設計開発のための基礎として数学・力学・物理学、設計製図科目や、専門基礎科目として材料力学、流れ学、熱力学、機械力学、制御工学などがあり、エネルギー機械工学の視点から材料、熱・流体、機力・制御、理工学の各コースを系統立てて学びます。グレード制を設け、機械工学技術者として必要な知識を確実に修得できるようにもなっています。また飛び級を目指す学生のための特別実験も用意されています。卒業生の就職率は常に高く、機械工業、電気工業、化学工業をはじめ、日本の産業を代表する企業の第一線で活躍しています。また卒業生のうち約70%が大学院に進学しています。

機能分子・生命化学科
機能分子・生命化学科

 本学科では、化学についての教育と研究を行っています。特に原子や分子の、あるいはそれらの集合体が持つ機能に注目し、化学の素晴らしさが学べるように工夫しています。化学は全ての産業を支える基幹的な学問であると言われています。なぜなら、あらゆる物質は原子や分子からできているので、たとえば高度な機能を持つ半導体や超伝導物質あるいは遺伝子や酵素などの機能性物質を私たちの生活に役立たせるためには、原子や分子のレベルでこれらの機能性物質を本質的に深く理解する必要があるからです。
 本学科は2008年度から生命化学分野を拡充し、機能分子・生命化学科として生まれ変わりました。生命化学はタンパク質や核酸などの生体物質から細胞までの広い生命関連の化学を取り扱う学問分野で、人類の幸福に直接関わる命と体についての化学を追究することを目的としています。生命化学分野は、高度な機能を持つ物質(機能分子)の化学と並んで、これからの化学の中核をなす分野です。本学科では、機能分子の化学と生命化学を2つの柱として、広い視野に立って学習・教育目標を定め、基礎化学の学習だけでなく思考力・応用力を養う実験を重視した教育プログラムを展開しています。さらに、3年次からは工学と理学の専門科目が用意されており、工学もしくは理学の学士学位を取得できます。
 厳しい先端技術競争にある今日も、就職率は常にほぼ100%を達成してきました。化学関連企業だけでなく、さまざまな先端的企業から求人があります。また、50%前後の学部卒業生が大学院へ進学して、高いレベルでの研究に励んでいます。

化学システム創成工学科
化学システム創成工学科

 本学科は、化学と化学工学を基盤として、人と環境にやさしい持続可能な社会づくりに向けた新しい化学システムの創成を目指しています。今、私たちは、地球環境問題や資源・エネルギー問題、バイオテクノロジーなど、大規模で複雑な課題に直面しており、持続可能な社会形成を実現する基盤技術の開発が求められています。こうした課題に対して、新しい化学プロセスを開拓できる人材の育成が、本学科の大きな目的です。
 1年次は、数学、物理、情報処理を学ぶ「数理基礎」、無機化学、有機化学などを学ぶ「化学基礎」を中心に基礎学力を確実に身につけることを目指します。また秋学期からは、3年次まで続く化学システム工学の現象を実際に確かめる「実験」も始まります。2年次からは、上記の基礎分野に加えて物質やエネルギーの移動など化学システム工学の基礎を学ぶ「化学システム工学」が本格的に始まります。さらに3年次からはナノ材料をはじめとする新しい高機能材料設計、生物・生体システムへの「化学システム工学」の応用などについて学び、化学工学を基盤とした技術・研究に関する思考を身につけることができます。またこれからの化学技術者が備えるべき科学英語や工学倫理についても学ぶことができるとともに「特別講義」を通じて最先端技術についても触れることができます。
 これらの学びを通じて、化学技術者としての実践的な技術を身につけた人材は、化学産業や医薬品、食品、化粧品などのファインケミカル産業をはじめ、幅広い産業分野での技術者として、また、新素材や環境・バイオテクノロジー分野などの研究者としての活躍が期待されています。また、卒業生の約60%が大学院に進学し、より高度な研究テーマに挑んでいます。

環境システム学科
環境システム学科

 環境システム学科では、地球、生命といった大きな視点から私たちの毎日を見直し、地球と人間、社会の環境システムを理解し、さまざまな環境問題の本質を追求します。その上で、資源・エネルギーを有効に利用する方法とともに、環境への影響を科学的な手法で立体的・総合的に検討し、人間と地球のより良い明日のために具体的な解決策を提示できる専門家を育成します。
 本学科では地球環境から生態系、社会システムから環境技術まで、幅広い分野を教育研究対象としています。そして、多様な環境問題に科学的な視点・手法で対応できる力を身につけます。カリキュラムは、大きく「理工学・環境科学の基礎」「環境システム学共通科目」「環境システム学展開科目」「実験・実習科目」の4科目群から構成されています。まず、理工学の基礎となる数学、物理学や生物学、化学、地球科学、プログラミングなどを幅広く学びます。その上で、各自の興味や希望に応じ、地球システム科学、環境保全・防災科学、新エネルギーシステム、環境システム工学、生命環境保全、人間環境、地域環境などの分野の専門科目を学びます。また、演習や実験・実習を通して環境へのアプローチ方法を学び4年次の卒業論文へと進みます。卒業時には、選択した科目によって、「理学」または「工学」の学士号が授与されます。
 幅広く高度な専門知識を身につけた卒業生は、環境のプロフェッショナルとして企業での活躍が期待されるほか、コンサルタントや教育者、研究者としての道も開かれています。

数理システム学科
数理システム学科

 数理科学とは、数学理論の追究と同時に、現実現象のシステムのモデル化や定式化、そして解析を行う学問です。たとえば経済においては、証券市場を定式化し、証券価格がいかに決定されるかのメカニズムを解析する数理ファイナンスとして活用されています。このように数理科学は、最も古い科学である数学を根幹としながら、社会とも密接に結び付く、大きな可能性を持った学問分野です。だからこそ、数理科学を身につけ、あらゆる分野に応用できる人材は社会に強く求められています。
 こうしたニーズに応えるべく、本学科では純粋数学から応用数学まで幅広い科目を設置しています。1年次には基礎科目の「解析学」などの講義で数学的基礎を固めるとともに、「数理システム演習」などで情報処理や数式処理ソフトの扱いを学びます。学生定員が少ないので少人数による演習が行われているのも特徴で、「数学演習」では学生一人ひとりの得手不得手に合わせた丁寧な指導が行われます。2年次からは、専門科目の受講がスタート。専門科目は、代数学や幾何学、解析学を学ぶ「数理分野」、確率・統計とその金融工学やマーケティング分析、観光科学への応用を学んだり数値シミュレーションを学ぶ「情報統計分野」、「カオス・フラクタル」など応用数学における主要なトピックスを学ぶ「応用数理分野」の3分野から構成されています。
 このようにしっかりとした基礎能力と柔軟な思考力を身につけ、問題発見能力と問題解決能力を持つ卒業生は多くの企業から期待されています。特に金融・情報関連産業は、ますます高度な数学的能力を必要としており、活躍が期待されます。また中・高等学校の数学教師や研究者への道が開かれています。

生命医科学部

工学と医学の融合から新たな価値を創造する

医工学科
医工学科

 機械工学と医学の2つの専門分野を修得することで、高度な専門性を有し、社会のニーズに応える人物を育てることを目指しています。従来の教育システムでは、医学と工学は異なる分野として扱われていましたが、たとえば、医療分野においては、医薬品や医療機器を開発・生産する際に、CAD(Computer Aided Design)、プログラミング、ロボット、人工知能などのいわゆる工学的な知識が不可欠でした。また、工学分野では、自動車、家電機器などの研究・開発過程において、“ヒト”の特性を理解した上で、使いやすさや操作性の向上を図る必要性が高まっており、医工学領域の知識を有する人材が求められています。
 医工学科では、先端研究を通して、医学と工学の融合的な見地から“医工学”の可能性を探究し、最先端の「ものづくり」分野において社会に貢献できる技術者・研究者を世に送り出しています。

医情報学科
医情報学科

 ヒトや生物の情報に関する知識、技術を身につけることができるのが、医情報学科です。脳内の情報伝達について考えてみましょう。脳の中で情報伝達を行うのは神経細胞および神経細胞の間にあるシナプスと呼ばれる構造です。そこで大きな役割を担っているのが、化学反応と電気的な信号なのです。人間の体を検査する診断装置をつくることを考えてみましょう。このような装置をつくる時には、ハードウェアだけでなく必要な情報を正確に入手できるセンサーや制御方法が重要になります。さらに、得られた情報から重要な情報を抜き出すことも重要となります。未来の乗り物を考えてみましょう。スピードや耐久性だけでなく、乗り心地が重要視され、お酒を飲んだら運転できなくなるような装置も取り付けられるかもしれません。これは、人間に関する知識がなければつくることのできない分野であり、機械と人間をつなぐソフトな領域です。 
 これらを実現するために、ヒトや生物の情報を取得し、理解し、利用することを学ぶのが医情報学科です。1・2年次では、基礎となる「物理学基礎」「フーリエ・ラプラス解析」「プログラミング」などを学び、また「物理科学実験I・II」によるさまざまな実験を通じて以後の研究のもととなるスキルを修得します。3年次からはより専門的な「電子計測」「人体の構造と機能II」「知覚認知」「医用情報処理」などの応用科目へと進んでいき、4年次の卒業研究では各自が興味を持った研究テーマへと進みます。このような、さまざまな講義を通じて、幅広い知識と、医用機器の研究・開発技術を身につけることができます。
 医情報学科では、生体システムであるヒトの持つ生体情報や脳・神経の情報伝達機能を、エレクトロニクスおよび情報処理技術から深く理解し、その優れたメカニズムを先端工業技術に還元することができるハイレベルな技術者を養成していきます。

医生命システム学科
医生命システム学科

 ヒトという生命体は、もろく病気になりやすい反面、驚くべき回復力を秘めています。医生命システム学科では、こうしたヒトがもつ高度な機能を、医学・生命科学領域のあらゆる角度から探究していきます。また、病気の解明や予防法、健康増進、そして治療に役立つ研究・技術開発を進めていきます。
 医生命システム学科にはトップクラスの研究者が集まり、日々精力的に研究が進められています。これらはいずれも今後の医療や生命の本質に関わる社会的意義の高いものです。また医師や薬剤師免許を有する教員も多数在籍しており、「生物学」や「化学」などの基礎科目から、基礎医学、薬学分野などの専門応用科目、さらに問題解決能力の向上を目指した体験的な実験実習も用意されており、学年進行に合わせて知的好奇心や将来の専門性に応じた積み上げ式の学習を行います。4年次の卒業研究では、丁寧な指導のもと、新たな研究結果、発見が得られる興奮、緊張感をじかに感じることとなります。医生命システム学科では、これらの学びを通じて、ヒトの健康を基礎医学から支える人物の育成を目指しています。
 医生命システム学科の卒業生は、医薬品をはじめ、食品、化粧品など様々な分野の企業において高い就職実績があり、医学と生命科学の幅広く高度な知識、研究力を身につけた専門家として第一線で活躍しています。また、大学院へ進学し、より高度な研究テーマに挑むとともに研究力、実践力を向上させる卒業生も多くいます。

スポーツ健康科学部

生活の質(QOL)を支える「スポーツ」と「健康」のエキスパートへ

スポーツ健康科学科
スポーツ健康科学科

 スポーツ健康科学科は、スポーツや運動が高齢者の生きがいにどう貢献するのか、アスリートの能力をいかに最大限に引き出すのか、女性のスポーツ参加を促すにはどのような仕組みが必要なのか、といった現代的な課題を対象とします。だからこそ、学生が自らの関心を傾け、スポーツと健康の課題に全力で挑戦することができます。
 スポーツ健康科学科では、3つの学問領域から多角的にスポーツ健康科学の理論と実践に取り組みます。健康や予防医学にスポーツ・身体活動の視点からアプローチする「健康科学領域」では、身体の構造や機能の医・科学的理解を基礎にして、健康・体力の維持、増進のための身体のメカニズムを学修します。生涯スポーツと競技力向上にスポーツ科学からアプローチする「トレーニング科学領域」では、競技力向上のためのスポーツ医科学を活用したトレーニング方法と、生涯スポーツにつながる運動習慣の獲得方法を学修します。また健康を軸としたQOL向上にスポーツと社会の関わりからアプローチする「スポーツ・マネジメント領域」では、スポーツを取り巻く社会環境の整備・充実の方策やスポーツの発展のための政策、さらにビジネスとしてのスポーツの運営・経営方法を学修します。

心理学部

基礎研究力と応用力を兼ね備えた人の心と行動に迫る人材を育成

心理学科
心理学科

 人の心の中をのぞくことはできなくとも、その反応を分析することはできます。常に変化し、複雑な反応を見せる人の心と行動の解明に取り組む心理学部では、実験心理学的な考え方を中心とした研究・教育を行っていきます。たとえば、ラットを使った行動観察実験や、医療や福祉の現場で使われるテストを用いた実習などで、実験・観察・調査を通じて客観的なアプローチを積み重ね、それらをもとに理論を構築していくのです。そのため、心理学部には最新機器を備えた実験・実習設備が数多く整備され、毎日のように実験が行われています。
 学びの土台づくりのため、まず1年次と2年次で、実験の手順や機器の扱いといった知識と、臨床心理学の基本的な技能を学びます。3年次では、「心理学実験演習(上級)」を通じて、専門性の高い学びを深めていきます。さらにこの科目では、学生の興味に応じた分野において、高度な知識と技術を獲得できます。
 このように多彩な実験・実習が組み込まれたカリキュラムに基づき、心理学部では、前身の文学部心理学科から継承される少人数教育を徹底しています。1年次の「ファースト・イヤー・セミナー」から4年次の「演習(ゼミ)」まで、全学年に少人数クラスを設置することで、心理学の専門知識や技能を体系的に教育するとともに、複雑で高度な統計処理に欠かせない統計解析ソフトの訓練など、目的に合わせた実験・調査の専門スキルをきめ細やかに指導しています。さらに、心理学の現場を肌で知るため、教育機関、医療機関、福祉施設などでの研修やボランティア活動も積極的に取り入れ、実践的・体験的学習によって、人の心に寄り添い社会の問題を解決する、総合的な人間力を育てていきます。

グローバル・コミュニケーション学部

卓越したコミュニケーション能力と学際的教養を備えた、真の国際人へ

グローバル・コミュニケーション学科
グローバル・コミュニケーション学科

 グローバル化社会に要求されるコミュニケーションを言語、文化、社会の視点から多角的に追求し、真のコミュニケーション能力を身につける、そんな学部です。そのためには高い外国語運用能力の習得と同時に、世界のグローバル化を理解し、同時にコミュニケーションの成り立つ仕組みやその文化背景についての深い理解が要求されます。そこでグローバル・コミュニケーション学部では次のようなユニークな教育をしています。
1.1年間の留学が必修
 英語コースと中国語コースの全学生は、それぞれの言語圏の大学において1年間のStudy Abroadを体験。現地での学びを通して、極めて高い外国語運用能力の習得と異文化理解の深化をめざします。さまざまな奨学金制度や派遣校との交換留学制度も充実しています。
 2.少人数制教育
 外国語の「話す、聞く、書く、読む」能力を確実に強化するため、少人数クラスを編成し、教員が学生一人ひとりをきめ細かく指導。体系的・段階的なカリキュラムによって、実践的なコミュニケーション能力を身につけます。
 3.実践力・即戦力を育てるSeminar Project
 Seminar Projectでは、3つのコースの学生が協力して、国際会議や文化交流などのプロジェクトを企画・立案、運営します。学生が主体となってプロジェクトを遂行することで、社会で通用する実践的なコミュニケーション能力を磨きます。
 4.学部内での国際交流
 海外から4年間の留学に来ている日本語コースの学生と英語・中国語コースの学生が肩を並べて取り組むSeminar Projectや課外活動、英国サウサンプトン大学やサセックス大学からグローバル・コミュニケーション学部に来る交換留学生との自学学習室での交流を通じた文化の壁を超えたボーダーレスな学びが魅力です。
 高度な外国語運用能力を習得し、幅広い教養を身につけることをめざすという点ではこの学部は「外国語学部」のような特徴を、また、国際社会に関する科目が多く履修できるという「国際関係学部」のような特徴も持っています。実践と教養のバランスの取れたカリキュラムでfacilitator、negotiator、administratorとしての実践力・統括能力を身につけ、学生自らが主役となって<世界へ通じる対話力>を磨きます。

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