家庭犬しつけトレーナーの仕事内容・なり方

飼い主に適切なしつけ指導

高まるニーズに将来性は大きいです。

家庭犬しつけトレーナーってどんな仕事？

わがまま犬へのしつけの救世主

犬は私たちのパートナーとして、かけがえのない存在になってます。犬と人間が快適に暮らしていくためには、社会性のあるマナーやしつけが重要です。このしつけと訓練をするのが家庭犬のしつけトレーナーの仕事です。学校独自の資格として、コンパニオン・ドッグ・トレーナーや家庭犬訓練士などがあります。
日本にはもともと犬を訓練するという習慣がなかったため、犬の習性を知らず、つい甘やかしてしまい、その結果、家のなかで一番えらいのは自分だと思い込み、飼い主のいうことをきかない、わがまま犬になっていまうのが実情です（権勢症候群という）。
そこで、犬にふりまわされている人間と、わがまま犬の救世主として家庭犬のしつけトレーナーの出番となります。トレーナーは犬の訓練をするだけでなく、飼い主にもよきアドバイザーであることが望まれます。

家庭犬しつけトレーナーになるには？

増えるしつけの需要

犬を訓練する場合、盲導犬や警察犬などの使役犬も、一般の家庭犬も基本的なしつけ方は同じです。ですから、家庭犬しつけトレーナーになるには、訓練所や訓練士学校で学んでも、専門学校などのドッグトレーナーコースで学んでもどちらでもかまいません。最近、家庭犬のしつけの需要が増えてきたこともあり、民間の警察犬訓練所でも、家庭犬のしつけのほうに力を注いでいるところも少なくありません。