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開発・設計

開発部門は、メーカーにとっては社運の一端を担う重要なセクションであり、技術開発の最先端の部署でもあります。
1台の新しい自動車が生産ラインにのるまでには様々な過程と多くの人々が関わり合っています。
 
どんな仕事?
●商品開発/商品企画、技術企画、設計企画、デザイン企画など。
 新しいモデルの企画を立案する職種です。一般に、企画から販売まで4年はかかるという壮大な計画がこの部署からスタートします。基本は売れるモノを企画することで、市場調査や動向を調査し、ターゲットとする年代層を決定しコンセプトとなる商品企画を作ります。デザイナーがコンセプトに合わせたスタイルを作成し、デザインを元に新車の原型となるクレイモデルをつくり コンピュータを駆使して細部の設計に入ります。
 これと並行して行われるのが基本設計といわれる新モデルの生産ベースを見据えた各種の設計プランで、専門家のプロジェクトチームが蓄積された実績をもとに改良を加えていきます。

●技術開発・設計/エンジン開発、ボディー開発、シャシー開発、電子技術開発など。
 細部の設計は、各専門部署で進められていきます。とくにエンジンの設計は車の心臓部で、消費者の最大の関心部分でもあります。
ベテランの設計技術者によって、シリンダーの内径、工程、変速機のギア比などコンピュータを利用して技術計算をして、バランスの取れたエンジンの仕様を決定します。

●実験/エンジン実験、シャシー実験、ボディー実験など。
 各部署で試作されたパーツは各種の実験が繰り返され、排ガス、耐久性、燃費、操作性などがチェックされます。そして一台の試作車となって、コースでの厳しいテストを繰り返し、商品としての車の誕生となります。
 
なるには?
 各社とも配属は本人の希望や適性に基づいて行っていますが、開発・技術職の採用は、大学、大学院、高等専門学校の理工系の学部・学科の卒業者を対象としている企業が多くなっています。開発・設計は、地道な実験と研究の上に成り立っていますから、学問的にも専門知識を持っていた方が有利といえます。また、新しい技術系分野では中途採用の枠を拡大しているところも多くなっています。

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カーデザイナー

あらゆるパーツに才能が求められる。
 
どんな仕事?
カーデザイナーには、ボディーのスタイリングを担当するエクステリアデザイナー、内装やカラーリングを担当するインテリアデザイナーのほかCAD/CAMでデザインを担当するコンピュータ技術者もスタッフとなります。
 カーデザインは、市場分析とコンセプトワークにそったスケッチから始まります。何百点ものスケッチを通して何度も検討が加えられます。ボディーデザインが最も華やかな部分ですが、インテリアデザインでは、シフトノブやメーター、ステアリングなど自動車に関わるあらゆるパーツがデザイナーの対象となりますから、デザイン能力だけでなく、自動車の専門技術と広い知識が要求されます。また、自動車は耐久年数が長い商品ですから、10年先をみたデザインを考えられなければなりません。
 
なるには?
 自動車メーカーの採用は大学卒対象が中心ですが、デザイナー経験者の中途採用も行われています。
 デザインの未経験者ならではの新鮮な発想は新卒者の武器ともなりますが、やはり、美術系、デザイン系、工業系の学校、インダストリアルデザイナーの基本となる知識と技術は身につけておくとよいでしょう。専門学校にはカーデザインを学べる学科もあります。もちろん、新しいデザインを発想できる力をつけるための勉強は欠かせません。

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