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キャラクターデザイン

どんな仕事?
 今まさにキャラクターの時代と言われるほどに世間ではブームになっています。キャラクターと一口にいってもその範囲は非常に広く、私たちの身の回りを見渡すだけでも無数のキャラクターが活躍しています。マンガの主人公、ゲームのキャラクター、企業キャラクターなどがそれであり、人物だけではなく、動物、植物さらには無機物や架空上の生き物などすべてのものがキャラクターになってます。ひとつのモノに個性(カワイイ、面白い、恐い、かっこいい等)を持たせ、広告・宣伝活動に役立てたり、空想上のドラマの主人公のように人に夢を与える存在であったりします。また、コンピュータが発達した現代では、インターネット上で活躍しているバーチャルキャラクターもあります。

 いずれの場合も、キャラクターによってイメージやコンセプトをはっきりとさせ、目的意識を明確にするという機能があります。漫画が好きで小さい頃からイラストを描いていたとか、漫画を描いていたという人には有利ではありますが、単にそれだけでは、キャラクターデザイナーになれるというものではありません。非常に多くのキャラクターが氾濫している現代では、その中から飛び抜けてヒットするキャラクターを生み出すには、常に社会状況に目を向けて、豊かな感性と、創造力・表現力をトータルに身につけることが必要になってきます。
 
何を学ぶ?
 キャラクターは、思いつきだけで創造できるわけではありません。普通の美術関係の学生同様に、基本的なデッサン力はもちろん、色彩の知識に加え「可愛らしく見せるには」とか、「癒し系」にするにはといった感情の表現力を学習し、また立体では、材質や量感などを実際に自分の五感で捉えるための学習をします。そして、それらを表現するには、どんな画材や用紙または色や模様を使ったらいいのかなどを、キャラクターデザイナーといっても、ほかの多くのデザイナーと同じような基本的な基礎科目は必要になってきます。
 また、ゲームソフトのキャラクターの場合はコンピュータの基礎的な知識はもちろん、CGやサウンド、立体映像(3D)などの知識と、そのキャラクターの動かし方、いわばアクション(アニメーション)の知識も必要になってきます。

 どんな場合にも、依頼主の意向を十分にくみ取れるだけ企画力、知識、社会的な状況を把握する洞察力、キャラクター以外のいろんな事にも興味を持ち、好奇心旺盛にし、感覚を研ぎ澄ましていつもアタマを柔らかくするポジティブな姿勢が要求されます。

 なお、前述したように、基本的なデッサン力をベースにした手描きのキャラクターか、あるいはCGを応用したキャラクターかで学んでいく内容も大きく変わってきます。
 キャラクターデザイナーをめざす人は、在学中に多くの作品を制作・発表し、他人に評価してもらうことです。キャラクターデザインの大きな流れが把握できると同時に、技術力アップの最大のコツでもあります。
 
期待される仕事
 日本も、世界もそうですが、キャラクター産業はこれからますます発展の望める職場です。一度人気者になってしまうと、そのキャラクターに関する関連グッズが次々と作成され、非常に大きなマーケットを動かすことになります。文具、ファンシー関連、ノベルティなどの販売促進用品などに加え、企業のイメージアップに貢献します。
 キャラクター産業は大きな設備投資もなく、アイデアと創造力で勝負できるので、企業にとっても非常に効率の良いビジネスです。
 卒業後の進路は企業の企画室、デザイン事務所、広告代理店など。また、設備投資もほとんどないので、個人で活躍している人も多く見られます。
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