各省庁や出先機関に勤め、国防・公安・徴税などの立場から医療や社会福祉の充実など国の施策を実行し、国民生活の向上を図ります。
仕事の内容は所属機関によってさまざまですが、大きく分けると(1)治安、外交、税金関係、(2)農業、工業、商業関係、(3)労働、厚生、社会福祉関係、(4)教育、文化関係に分けられます。いずれも、暮らしやすい社会づくりに貢献します。II種は中堅幹部候補や分野のスペシャリスト、III種は初級係員です。
国家公務員II種、III種採用試験に合格する必要があります。試験内容はII種が「大学、短大、高専卒程度」III種が「高卒程度」です。II種は大学、短期大学を卒業するのが一般的です。試験はII種が行政系、理工系、農学系、III種が行政事務、税務、技術系に分かれます。試験後、合格者は各官庁を訪問。内定をもらい、はじめて官庁で勤務することができます。