アナウンサー・キャスターの仕事内容・なり方

原稿を読むだけでなく個性も必要な喋りのプロ

誰にでも愛される人柄と知性で、テレビ局の顔にもなりうる、あこがれの職業

アナウンサー・キャスターってどんな仕事？

ニュース原稿を読む本職以外に、タレントしての活躍も求められる

テレビやラジオなどでニュースを読んだり、番組の司会、インタビュー、スポーツ中継、取材現場からのレポートなどをおこなうのがアナウンサーの主な仕事です。情報を正しく伝えるために、発声や滑舌など、言葉を正しく美しくしゃべることができる技能が要求されます。また放送が社会に与える影響は多大なので、日本語の正確な意味や社会常識なども身につけていなければなりません。バラエティ番組なども務めるため、個性を重視する会社もあります。大部分のアナウンサーは、テレビ・ラジオ局に勤務する放送局員です。人気が出た後、独立してフリーランスとして活躍する人もいます。放送業務のほかには、各種の式典やイベント、冠婚葬祭などの場で進行役を務めることもあります。

アナウンサー・キャスターになるには？

実技だけでなく多くの役立つ知識を学ぶことも必要です

憧れの職業No.1といわれているアナウンサー職は、当然のことながら志望者も多く、各キー局に何千通もの願書が届くなかから、採用されるのはわずか、300名ほどというかなり狭き門。そのため在京キー局以外にも、地方局はもちろん番組制作会社など、幅広く挑戦する必要があるでしょう。
大学卒業が応募の条件になることが多く、アナウンサーの大半は、大学在学中か卒業後にアナウンサー学校、養成学校などで、「発声・発音・アナウンス技術」などを学び、各放送局の就職試験をうけ、合格するというルートを通っています。