医師の診察から医療費を算出、保険請求書類の提出など、医療に特化した事務を行います。
診療報酬請求事務能力認定試験 取得率83.3%[2018年度生受験者実績]
医療事務・医療秘書科 医療事務コースでは診療報酬請求の事務能力やDPC/PDPSの実務能力など、医療事務に欠かせない高度なスキルを身につけて、「診療報酬請求事務能力認定試験」の合格はもちろん、総合病院などで活躍できる医療事務のスペシャリストをめざします。
医療事務の業務でもっとも大きな役割を持つのは"レセプト"の作成です。"レセプト"とは患者さんの診療報酬請求明細書の事で、これは健康保険によって負担される医療費を健康保険組合に請求する際必要となる事務手続きですから、どの医療機関でも必須の業務となります。処置や薬など、医師による診察にはそれぞれ保険点数が定められており、この点数によって治療費が算出されます。医師が行った診察から保険点数を計算し、費用を算出するのも医療事務の大事な役目となるでしょう。その他にも医療・医薬品の知識など兼ね備えることによって業務はより的確なものとなります。