私達は誰でも、大人になれば「仕事」をして生計を立てていきます。ここでは、将来の仕事探しをしているキミに様々な「仕事人(プロフェッショナル)の現場」をご紹介していきます。
キャビンアテンダントフライト中は優雅に振る舞っているキャビンアテンダントですが、お客さまの命を預かり、目的地まで無事で快適に送り届ける仕事。保安要員とサービス要員の両方を担うキャビンアテンダントにインタビューしてみました。
大阪外語専門学校
2017年卒業 齋藤奈々子さん 株式会社ジェイエア勤務
飛行機は決して客室乗務員だけでは飛ばすことができません。予約センターの方から始まってグランドスタッフや整備の方々など、たくさんの仲間の力で飛ばすことができます。そんな仲間との繋がりを直に感じながら空の上という特別な場所でお客さまお一人おひとりの安全を第一に考え、目的地までの快適なフライトをチーム全体で支えるとてもやりがいのある仕事です。
大阪外語専門学校の授業で、先生が「置かれているところで咲きなさい」ということをお話しされていました、この言葉を胸に日々フライトしています。機内設備や環境のせいにすることなく、今、目の前にいらっしゃるお客さまに自分のできる最大限のサービスは何かを考えながら仕事をしております。
すべてが役にたっていますが、特に就職面接試験対策やエアライン業務、英会話や接遇手話などです。
客室乗務員は忙しい業務の中でも複数のお客さまに対してアンテナを張っていなければなりません。よいサービスをするためにもまずは、お客さまの様子に気付く力が必要です。そのためには普段の生活から「気付く力」を養う必要があります。私も大阪外語専門学校に入学した頃は自分のことで精一杯でまったく周りが見えていませんでした。ですが、大阪外語専門学校で学んだことで少しずつその力がついたと感じています。
誰に対しても感謝の気持ちを忘れず、周囲に気配りをすることを大切にしていただきたいと思います。
離着陸時の安全確認、機内アナウンス、ドリンクなどのサービス、雑誌、新聞や毛布の提供など。
また、急病人のお世話、緊急事態時の対応などの保安業務