体に障がいのある人、心に障がいのある人、障がいのある子ども、認知症のお年寄りなどを対象に、自立生活を促し、その人らしい社会生活を獲得できるように支援や指導を行います。
基本的動作能力の回復を図る理学療法とは異なり、トイレ・食事・入浴など日常生活に直結する応用的動作能力や、本人なりの学校・職場・地域生活を送るための社会的適応能力の獲得など、その人の必要性や目標に応えるために、様々な活動を用い、生活用具の工夫や環境調整を行って支援します。
文部科学大臣または厚生労働大臣が指定の養成施設(大学・短大・専門学校など)で必要な技能と知識を習得すれば受験資格が得られます。作業療法士国家試験に合格する必要があります。働く場は病院、身体障害者福祉センター、精神病院、肢体不自由児福祉施設、特別養護老人ホームなど幅広くあります。