訪問介護員（ホームヘルパー）の仕事内容・なり方

社会が多様化するにつれ、ますます求められる専門家

高齢者や障害者に家事援助から介護サービスまで提供する、在宅介護の最前線で活躍します。

訪問介護員（ホームヘルパー）ってどんな仕事？

「言葉かけ」や「ふれあい」など、コミュニケーションを心がける

お年寄りや身体の不自由な方の家庭を訪問し、食事・着替え・入浴・排泄などの身体介護から、洗濯、掃除、料理などの家事援助、通院やリハビリテーションなどへの付き添い、さらには家族の方々への介護技術の指導まで、日常生活全般のお手伝いが主な仕事となります。在宅介護なので、常に利用者を気にかけて適切な判断をする能力がとくに必要で、生活援助者と介護者の双方に対してサービスを行うことができるスペシャリストです。

訪問介護員（ホームヘルパー）になるには？

信頼されることが最も重要

訪問介護員になるには、自治体、社会福祉協議会、各種団体、会社などで実施されている介護員養成研修を終了することが必要です。訪問介護員資格は「介護職員初任者研修」と上級の「実務者研修」の2つがあります。「介護職員初任者研修」は身体介護・家事援助や、取得後実務経験3年以上で、「サービス提供責任者」になることができます。また、老人施設においても身体介護ができます。「実務者研修」は訪問介護事業所において「サービス提供責任者」として、後輩の育成指導や利用者とヘルパーとのコーディネートなどができます。