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小論文必勝サポート

小論文の実例

ニートとフリーター

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所感
 これは価値基準の問題を論じているので善/悪というより、社会悪、必要悪と言った括りで論じたほうがベター。また最後段は、タイトルがらややずれてしまっている。一言添えるだけで締まったものとなるはずです。

第九回
ニートとフリーター

 入試本番で最も気をつけることは、独創的な小論文を書くことばかりにこだわる必要はないと言うことです。必要なのは、時間内にきちっとした、論理的な思考に基づく小論文を書き終えることです。だから、第一には、時間配分が本番では最も気を配らなければならないことです。もちろん、内容を掘り下げる必要はありますが、それまでに練習で十分な掘り下げをやっていれば、あなたが「ユニーク内容のものを」と焦って意識しなくても、「もう一人のあなた」が無意識のうちに独創的な文章へと導いてくれるばずです。
 具体的に、この小論文の結論部を「もう一人のあなた」の視線から検討してみましょう。
 人間は他人を肩書きなどの、すぐ目に見えるもので判断してしまいがちである。しかし、そう言ったものは、その人のほんの一部にすぎない。人と人とが関わり合いを持つ際に、最も重要なことは、先入観を持たずに相手と向き合うことではないだろうか。
 タイトルは「ニートとフリーター」ですから、ややポイントがずれてしまっているのですが、それは、この筆者が、現代社会の「病巣」と分類される人たちのカテゴリーそのものを、有目的の「ニート」「フリーター」と無目的のそれとに分けつつ論じていることから発生した矛盾であることが分かります(第三段)。しかしながら、文章の論理構成は、問題設定(第三段)、「ニート」「フリーター」の意味規定の確認(第二段)、カテゴリーの再定義、すなわち、有目的の「ニート」「フリーター」と無目的のそれとに分け(第三段)、有目的者の具体例(第四段)、そして結論部(第三段、掲示したもの)となっていて、洗練された構成であるとは言えましょう。首尾呼応させる軌道修正が必要ですね。