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入学後の目標や将来について話し合える納得の入学

●志望者と大学とのコミュニケーションの場
AO入試は学力試験ではわからない受験生の能力や適性、目的意識、入学後の学習に対する意欲などを、面接と志望理由書(自己推薦書)などを通じて判定する入試です。
入学志願者と大学の相互理解を深めるための出会いとコミュニケーションの場としてとらえられています。つまり志望者側は「どんな大学か」を知り、大学側は「何を学びたいのか」を把握し、志望者のやりたいことが実現できるかどうかを納得するまで話し合ってゆくというものです。

●AO入試の特徴
AO入試の特徴と従来の推薦入試とのちがいをあげると次の通りです。

1.原則として高校の学校長の推薦が不要です。大学側が示す出願条件を満たしていれば、だれでも自由に応募できます。

2.合否の判断材料は、自己推薦書、志望理由書、小論文、模擬授業のレポートなど、各大学によってさまざまですが、特に面接が重視されます。面接は複数回行われることも多く、長時間に及ぶことも少なくありません。

3.推薦入試は原則的に11月以降に実施されますが、AO入試は、5〜6月にエントリーをスタートさせるなど、かなり早いケースが多くなっています。

4.体験授業やグループディスカッションなど、従来とはちがう手法やユニークな手法の選抜もおこなわれます。

5.大学の推薦入試の募集人員枠は5割以内と制限されていますが、AO入試にはそれがありません。


AO入試のスケジュール
(対話型のモデルパターン)
5
●オープンキャンパス
●進学相談会
●AO案内書配布
6
●エントリーの受付
7
●事前面談
8
●体験入学・授業・セミナー
9
●第1回面談
●以降の面談
10
●内定
●出願
11
●合格通知
●入学手続き
12
●第2・3期募集
●AO入試のパターン
実施方法は大きく次の2種類に分類されます。

1.対話型
各大学が開く進学相談会やオープンキャンパスでAO入試の主旨を理解し、自分の意欲を大学側に伝えて提出。AO登録したのち、1〜2回の予備面接、そして正式出願します。中堅校や短大に多く、受験生の勉学意欲を重視します。

2.選抜型
志望理由書などの提出書類や事前に課す論文などをもとに、まず第1次審査を行います。その合格者に対して小論文や面接などを行い、合格者を決定。難関・上位校に多く、選抜的な側面が強くなっています。

3.体験型
AO入試プログラムの中に模擬授業やセミナーが含まれ、参加が出願条件となります。参加時の態度や問題解決のプロセスなどより評価されます。また、参加後のレポート・課題提出などがあるケースも。
このほか、AO入試と名付けているものの、実質は自己推薦入試と変わらないものがあります。また、国公立大ではセンター試験を判定材料に加えるものもあります。

●AO入試のポイント
合否の基準を明確に表明しているところはありませんが、もっとも重要なポイントは「相性」。その学生がやりたいことと、大学の提示するアドミッション・ポリシー(どのような学生を求めているか)にマッチしているかどうかを判断します。
高校時代の実績よりも、潜在能力や今後の可能性のほうに評価の重点がおかれ、総合的な評価がおこなわれるのが特徴です。受験者は、まず志望校の教育内容をしっかりと理解すること。そのうえで、この大学・短大でぜひ学びたいという意欲と情熱を上手に伝えることが重要です。

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