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(傾向)景気回復の過渡期。今後も注意が必要 長びく景気低迷にもようやく回復のきざしが見えてきました。高卒者対象の就職にも光明が見えています。しかし、総務省統計局の調査によれば、平成19年2月発表時点での完全失業率は4.0%と、減少傾向にあるものの依然として高めの状況が続いており、今後も注意が必要です。
(対策)充分な準備で臨もう I.会社選びに際して (1)自分をよく知ろう 十人十色といわれるように、人間の個性や適性は全員異なります。家族や先生、先輩のアドバイスを受けたり、職業適性検査を受けたりすることによって、自分がどんな会社(業種)のどんな仕事(職種)に向いているのかを知りましょう。会社も友達といっしょというのは失敗のもとです。 (2)業種・職種の正しい理解をしよう 志望会社や業務内容について、勝手にイメージを作り上げて、入社後に不適応に陥る人がいますが、不明な点は積極的に質問や相談をしましょう。 (3)時代の流れを読もう 1950年代は石炭や紡績の業界が、60年代には鉄鋼や造船が時代の花形で、多数の新卒者が殺到しましたが、その後の衰退は周知の通りで、まさに企業30年説を裏付けた形です。つまり、現在の花形産業や人気企業が、10年や20年先のあなたを保証してくれるわけではないのです。 (4)多方面にアンテナを張っておこう 進路指導室の職業ハンドブックや会社四季報は、産業界全体や、志望の分野がどんな状況にあるのかを把握する上で重要です。志望が絞られてくると、会社案内パンフレットや受験報告書(企業見学報告書)などが有効です。新聞は、経済面や国際面にも欠かさず目を通しておきましょう。 (5)先輩の実績を生かそう どの高校にも、卒業生が数多く就職している企業があります。こうした会社では、高校自体への評価も高く、また、過去の受験報告書によって、試験の出題傾向を予め知ることもできるので、他校生に比べて有利です。
II.入社試験合格をめざして (1)欠席・遅刻をしない 就職志望者に限ったことではありませんが、企業が求める最も基本的な条件です。1、2年生で多く休んでしまった人も、絶対にこれ以上増やさないように努め、改善の姿勢を少しでもアピールすべきです。なお、一時的なケガや急病は、必ず診断書を残しておくこと。 (2)身だしなみ、態度、言葉遣いを改める これらは、面接試験の直前に一朝一夕に身につけられるものではありません。きちんとした言葉で、はきはきと、敬語も正しく使えるように日常から心がけましょう。たとえ性格は変えられなくとも、声の大きさや動作は努力で変えられるのです。 (3)志望企業の製品や店鋪は必ず利用しておく 志望する業種や会社が決まったら、メーカーの場合はその製品を、小売や金融、サービス業の場合はお店を、1人の客として実際に利用してみて、その印象をまとめておきましょう。予め、企業や職場の雰囲気を知ることができますし、面接で大いに役立ちます。人事担当者にとって「○○店の△△さんのような社員になりたくて。」と言われるほど嬉しいことはないのです。 (4)履歴書・身上書は志望理由を大切に 志望企業が決定したら、いよいよ履歴書(全国高等学校統一用紙)を書き始めます。楷書で丁寧に、正確に書くのは当然ですが、特にウエイトの99%は「志望理由」欄にあります。充分な推敲を重ね、ありきたりの一般論ではなく、先生の指導を受けながら意欲・熱意が伝わるよう具体的に書きましょう。 (5)新聞・ニュースには必ず目を通す 面接や一般常識試験に向けて、社会や経済の動き、業界の最新事情などを知っておくことも大切です。特に近年は社会活動全般で国際化が進み、動きも速くなっていますので、新聞記事やTVニュースなどに目を通して自分なりに考え、国際情勢や経済・社会の動きなどについての質問にも答えられるようにしておきたいものです。 (6)面接は明るく、元気よく、的確に 長所・短所、趣味、志望動機など、よく聞かれることは、予め整理しておきます。ただ、熱心なあまり丸暗記したことを棒読みする人がいますが、逆効果です。 (7)問題集はまず一冊から着実に 学科試験を実施する会社が増えてきました。レベル自体は、中3から高1程度の基礎的な問題ばかりですが、 (8)作文は実際に書いて練習する 作文のテーマは、「自分自身に関すること」、「高校生活の思い出(部活動、行事など)」、そして「入社後の抱負」の大きく3つに絞られます。誤字・脱字に注意し、具体的なエピソードを交えて生き生きと書くように心がけましょう。 |
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