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お役立ち情報
  ビューティ・健康・食物系  
   “美(ビューティー)”と“健康(ウェルネス、スポーツ)”と“食(フード)”は古来から現在に至るまであらゆる人々の願望と憧れを表わす古くて新しいキーワードです。これらヒトの心身とダイレクトに接することのできる仕事をとりまく就職環境や採用事情などについて具体的な事例等をみながらおはなしいたします。
   
  多様化する美と健康の仕事 キーポイントは消費者のニーズ
 

 景気の後退感が持続していることや、秋季・通年・職種別といった4月期にとらわれることのない採用形態を採る企業等が増加してきたこと、また、求職者側の職業に対する意識やライフスタイルの変化などから、新規学校卒業者を取り巻く就職環境はどちらかというと低調でしたが、15年2月1日現在、就職率は92.5%(専門学校、高等専門学校、短期大学、大学の卒業者中就職希望者に占める就職者の割合の平均、厚生労働省調べ)と、前年同期の92.0%をわずかではありますが上回りました。
 こうした背景の中、美と健康、そして食という人間の願望に根ざす仕事に関しては、「美しくありたい」、「健康に暮らしたい」と願う人が非常に多く、そのニーズを満たすものとして有能な人材に対する需要は高まっています。また、一般的な社会的雇用情勢は厳しい反面、現に一定のレベル以上の技術者に対する企業側の採用意欲は衰えておらず、むしろ多様化する消費者の欲求に応えようとする分、確かな技術をもったスペシャリストへのオファーは多いようです。
 人間の心身に直接関わることの多いこの領域の仕事には、人を外から美しくする仕事(ヘアビューティ、ボディビューティ、メイクアップ等)、食を通じて内面から人を健康へと導く仕事(フード、コンフェクショナリー、ダイエット等)、さらに身体機能を高めることで美と健康を実現する仕事(スポーツ、フィットネス、ウェルネス等)など、実にさまざまなものが含まれています。

   
  ◆ビューティ・健康・食物業界の求人の具体例<専門学校卒業の場合>(平成18年7月さんぽう調べ)
 

企業の種類

勤務地

採用業種

求人数

初任給(円/18年4月入社)

基本給

その他

賞与

   
  実力とキャリアでステージアップ 人を変身させるビューティの仕事
   美(ビューティ)を実現する仕事としては、理容師,美容師、エステティシャン、ネイリスト等が挙げられますが、その代表例として美容師の求人内容を見てみましょう。
 美容師の場合、最初はアシスタント、次にスタイリストという具合に、サロンでのキャリアを積みながら実力を伸ばしていくにしたがって昇格・昇給していくパターンが多いようです。しっかりとした技術と豊かな感性はもちろんですが、接客態度やスマートな話題作りなど、むしろハードではなくソフト面の幅をあわせもっていることが要求されます。待遇は地域や職種によって多少の違いはあるものの、新卒者の場合の平均給与はおおむね15〜17万円といったところが一般的です。
   
  まずはオーディションをクリア!人を健康に導くスポーツの仕事
   スポーツインストラクターやウェルネスデザイナーなど健康に関する仕事につく場合はどうでしょうか。実際の就職にあたっては、各スポーツ施設やフィットネスクラブ、エアロビクススタジオ等でのオーディションを受ける場合が多いものの、これをクリアできれば、その活躍できるステージは実に多種多彩です。健康増進を願う人はもちろん、プロポーション、ルックスの美しさを追求する顧客に対してダイエットプログラムを提供したり、各種スポーツクラブでのレッスンプロ、コーチ等の仕事もあります。また、幼稚園や病院、各種テーマパーク、リゾート施設でのトレーナーやインストラクターなど、イメージ以上に幅広い職場があるのが特徴です。
   
  絶対的有利な有資格者 “食”の達人、フードの仕事
   一方、外から働きかけて美を実現するのが、ファッション、クラフト、ジュエリー関連の仕事であり、食を通して健康と心地良い満足感を提供するのが、栄養士・調理師を中心とするフードスペシャリストたちの仕事です。ファッション・ジュエリー系の領域は、大別して企画・立案・デザイン系とセールス・販売系にわかれます。企画・デザインに携わるためには優れた独創性が不可欠ですし、販売の仕事では柔軟な物腰と時には強い営業力も必要でしょう。
 食をめぐる職業も実にさまざまです。例えば、外食産業では、調理師等の有資格者は専門職として採用されることが多いようです。栄養士について言えば、学校や工場、各種医療施設での給食関係、官公庁・食品会社での研究開発職等がその進路となるでしょう。チェーン展開をする企業等では、資格の有無で支給される手当てが違ってくることもあるようです。
 一方実力によっては、マスコミ業界に進出して、フードコーデイネ一夕ーやフードライター、フードコメンテーターとして活躍する道も考えられなくはありません。
   
  大切なのは自己プロデュース 将来の職種イメージを描いて
   いずれにしても、技術職・専門職としてのスペシャリティに加えて、自分自身をマネジメントできる能力と快適な空間と時間をプロデュースできる経営的能力も不可欠となってくるでしょう。自分がどんな仕事に就きたいのか将来のイメージを明確に措くことが大切です。
   
  企業の新卒採用スケジュール(例:株式会社ソシエ・ワールド)
 
4月〜5月
各美容専門学校より当社に求人調査票届く
求人票に次年度採用計画の詳細を記入して各美容専門学校に送付
6月〜8月
面接試験
一般教養試験(筆記試験)
 5月頃より面接試験を開始し、夏休みの7月〜8月が面接実施のピーク。
 面接試験は人柄重視にポイントを置いて評価。
 面接の形態は面接者1人に対し学生4〜5人、時間は30分〜1時間程度
内定
 面接試験の結果を踏まえて内定を出す。例年、約80人採用予定
翌年4月1日入社式
研修
 (1ヶ月半〜2ヶ月)
6月
全国60店舗への配属
   
  業界が望むエキスパート・中途採用事情
 
 新卒・中途を問わず、一般的な傾向として、就職環境には依然として厳しいものがあります。低迷する景気と、構造改革を推進する産業界にあっては、企業側の人事・採用事情も変化せざるを得ない状況です。その流れの中で最近目立ち始めたのが、新卒採用と併行して、技術をもった人材を積極的に中途採用したり、正社員よりも専門のスキルをもった派遣スタッフや契約社員を増強する傾向が雇用側に増えてきたことです。経験のない人を一から育てるより、スグ使える人をタイムリーに効率的に採用したいとの思惑がそこにはあります。
 ビューティ・健康・フード業界では、いずれの領域でもまず基礎的な技術・知識を専門スクールで修得した上で就職し、そこで更にスキルアップを果して次のステージを目指すのが王道でしょう。資格や専門技術は専門性を計るひとつの尺度ではありますが、実社会ではスクールで学ぶこと以上のものを求められるケースが多く、業界経験者が重用される理由はここにあります。さまざまな引き出しをもったエキスパートを望む声は年々高く、雇用側の事情にあわせて有資格・技術・スキル別といった、多様なスタイルでの募集が行われるのが一般的です。
 また、これ以上に業界で問われるのが基本的なヒューマンスキルです。お客様をはじめとする他者とのコミュニケーション能力や、自己マネジメント力、企画力、発想力、インスピレーションなど、その業界と仕事に精進したスペシャリストだからこそ求められる資質を活かしてのキャリアアップが可能なのも大きな特徴です。

 

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