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エンタテイメント・マルチメディア系 |
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ゲーム、放送、映画、音楽などエンタテイメント・マルチメディア業界を代表する分野の人気には、実に高いものがあり、現にこれらの業界で働くことを希望する若い人は増え続けています。無から有を造り出す、無機質なものに生命を与えるなど、何かしらクリエイティブな力を持った人、備えた人だけが生き残っていく厳しい世界でもあります。あまりにも間口が広いため、すべてを語るkとはできませんが、就職動向の一端に触れてみることにしましょう。 |
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“作品”というモノサシが、就職戦線を左右する |
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昨今の厳しい雇用情勢を反映して、新卒・中途を問わず就職環境には依然として厳しいものがあります。エンタテインメントマルチメディア系の仕事とひと口に言ってもその分野・業態は幅広く、就職実績の好不調も個々にバラつきがあるのは否めません。
ここで一つ強調したいのは、この分野の特性として、個々人の持つ才能、実力、資質、感性、センス等々が採用の可否を大きく左右する面を持っているということです。いわゆる“資格”とか“免許”など、それらは確かにその人個人の実力を推し測れるひとつの尺度ではありますが、この世界ではむしろそういった類のものではなく、感じたこと・考えたことをいかに表現するのか・できるのか、その能力に大きな力点が置かれます。そこから創造されるオリジナリティ溢れる“作品”というものがひとつの大きなモノサシとなっています。
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インターンシップ制度で現場をひと足先に体験 |
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具体的に各学校からの声を拾ってみると、「仕事内容にとらわれず自由な創作活動を希望する学生が多いですね。就職することに意義を見つけるのが難しい傾向があるようです。求人状況としては企業側から“優秀な学生であれば採用してもよい”とする傾向が強いですね」(東京・デザイン系専門学校)と語る声がある一方で、「求人会社数は社会全体が不況にも関わらず、毎年増え続けています。卒業してすぐの就職はありますが、しかし4月採用がなくなりつつあり、卒業生にとっては卒業制作に力を入れることができるメリットがあります」(東京・写真系専門学校)と語り、求職活動へ向けての作品持参の準備がそれなりに可能な状況のようです。
ところで、マルチメディア系分野では(学生時代)アルバイトから社員へ結びつくケースが比較的目立っています。これは、就職前の「企業就職体験」の場として、学校と企業との間で行われるインターンシップ制度と呼ばれる就業体験システムが大きな役割を果たしています。「実際の現場を体験することにより、プロの仕事の厳しさを知り職業意識を高め、また、自分の適性を知る点でも有効です」(東京・デザインターンシップ制度を採用している学校も少なくありません。
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◆エンタテイメント・マルチメディア関連求人の具体例(平成17年7月さんぽう調べ) |
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求人企業名 |
勤務地 |
採用業種 |
求人数 |
初任給(円/17年4月入社) |
基本給 |
その他 |
計 |
賞与 (ヶ月) |
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“即戦力”としての期待大 目立つ雇用形態の多様化 |
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次に、東京都専修学校各種学校協会の「専修学校各種学校調査統計資料」から求人に関する学校側の声を拾ってみます。
「IT関連業種の求人が前年比大幅アップ(65%以上)したことが最大の特徴であった。企業(ゲーム会社、デザイン会社、CGプロダクション)への内定が増加したことも特徴である」「求人はソフト関係を職種は、プログラマー、SE、オペレーターが中心であるが、ネットワークエンジニア、ウェブデザイナーの求人が増加した」など好調さをアピールする反面、総じて求人数は全体的に減少傾向にあるようです。
デザイン系は主にパソコンによる作品掟出が求められるケースが多く、そのセンスが問われるのが常になっている。ファイン系(絵画、版画)は、近年就職希望者が増えているものの、関連分野への職種が少ないのが現状である」などの声に代表されるように、企業の求める人材イメージ‘‘即戦力”が大きなキーワードになっているようです。
また、求人形態や時期について「芸術系の求人時期は、大手・中堅企業を中心とした前半型(5月〜8月)と中小企業を主とした後半型(9月〜10月)の求人形態が多く見られ、特に後半型の求人が多かった。企業の事業内容による雇用形態の多様化(契約・派遣・インターンシップ等)が見られた」という声もあり、従来とは異なる切り口の採用も目立ち始めてきたようです。特に全体的なひとつの傾向として、契約社員、派遣社員が増えてきているが挙げられます。採用形態の変化はこの分野に限ったことではありません。
いずれにしてもこの分野・業界は「力のある学生は100社から誘いがくるし、そうでない学生は100社訪問しても1社も決まらない、という場合もあり得るんです」(日本デザイン専門学校・入城進先生)という言葉があるように、真に身につけた実力が問われる就職戦線が展開されているようです。 |
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企業の新卒採用スケジュール(ゲーム業界) |
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| 11月〜12月 |
エントリー開始
とくに大手に関してはインターネット上で行われることが多い。
エントリーについては原則として1社1回というのが規則になっている。
専門学校(2年制)にとって、入学した年の後半から早くも就職活動が始まることになる。
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| 4月〜5月初旬 |
会社説明会&応募書類の提出
5月初旬頃がエントリーの末尾にあたる。
個々の会社説明会も随時行われ、エントリーと並行して応募書類の提出が始まる。
◎職種内容によってピーク異なる
職種としてはこの時期、プランナー、デザイナー、プログラマーなどの動きが活発。
一方、グラフィックアート、サウンド系は前期の職種に比べ、1〜2ヶ月遅れでヤマ場を迎える。
これはより時間をかけて人材をみていきたいとする企業側の動きによる。
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| 〜6月 |
面接
企業によっては1次、2次、3次と複数回実施する。
各段階で内定や内々定が出される。また、役員面接を行う企業も少なくない。
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| 内定以降〜 |
インターンシップ(企業研修)
他業界では、内定等が出されると、入社当日まで、新卒者と当該企業との接触は、
節目節目の特定日等を除くとそう多くはないが、この業界は別。
内定後、大方の企業で研修・実習が行われる。
即戦力
一般的に社員研修というと、入社後に実施されるが、この業界では一足先に現場の空気を吸い、
即戦力への教育を受けることになる。
この業界の技術開発の進歩・発展は日進月歩ならぬ“秒進分歩”の勢いであれば当然か。
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業界が望むエキスパート・中途採用事情 |
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新卒・中途を問わず、一般的な傾向として、就職環境には依然として厳しいものがあります。低迷する景気と、構造改革を推進する産業界にあっては、企業側の人事・採用事情も変化せざるを得ない状況です。その流れの中で最近目立ち始めたのが、新卒採用と併行して、技術をもった人材を積極的に中途採用したり、正社員よりも専門のスキルをもった派遣スタッフや契約社員を増強する傾向が雇用側に増えてきたことです。経験のない人を一から育てるより、スグ使える人をタイムリーに効率的に採用したいとの思惑がそこにはあります。
ゲーム業界に絞って簡単に就職動向(中途採用事情含む)に触れてみましょう。常に技術開発を進めているゲーム業界では、即戦力としての人材がほしいのはどの企業もソフトメーカーも同じです。特に大手ではそれが顕著にうかがえます。
また、一方で、契約社員が多いのも業界の特徴の一つです。高い技術力を持ったプロを集め、一つのプロジェクトで仕事をやり遂げ、そして解散する、というケースがあるようです。また、新しいプロジェクトが立ち上げられると、プロ集団が集められるわけです。なお、新規卒者がこれらのプロジェクトに加わって仕事をしていくというのはなかなか難しいことのようです。
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