| 当社では、全国で年間約2,000の高等学校において『進路説明会』および『進路希望調査』を実施しており、『進路希望調査』に際しては、マークシート方式で説明会に参加する全生徒を対象に行っている。今回のレポートでは、北海道を除く東日本の570の高等学校に通う3年生(2007年3月卒業)、93,049名の希望調査結果をもとに、生徒の進路動向に関する都道府県別の特徴を見てみよう。 |
|
|
| |
希望進路集計結果から見る進路動向
まず、[表1]は、進路希望調査結果を都道府県別に集計したものである。この数字は、高校3年の1学期までに実施した進路希望調査をもとにしているので、あくまでもその時点までの生徒の希望であり、実際に進む進路とは異なることもある(したがって、文部科学省の「学校基本調査」の卒業後の進路のデータとは若干食い違いもあるが、あくまでも生徒の希望として読んでいただきたい)。 |
|
希望進路は、1.大学 2.短期大学 3.専門学校 4.大学校・短期大学校 5.就職 6.公務員 7.その他(進路未定を含む)の7つに分類している。この表を見ると、大学・短期大学への進学希望は、東京都、神奈川県が他を大きく引き離して高くなっていることがわかる。
[表1]の右側は、希望進路を「進学希望」と「就職希望」に大きく分けて、その割合を示したものである。
これを見ると、東京都と神奈川県の進学希望率はともに80%を超える高い率であり、それに対して青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県の東北5県では進学志望率が50%前後と低く、逆に就職希望率は40%を超える結果となった。 |
| |
 |
| |
| |
希望分野から見る進路動向
■大学・短期大学編■
次に、[表2]は、大学・短期大学を希望する生徒が、どのような系統・学部に進みたいと希望しているかを都道府県別に集計したものである。これらの数字から読み取れる特徴をいくつかあげてみよう。
([表2・図1]参照) |
|
1.東京都では、人文科学系と社会科学系を希望する生徒の比率が他県に比べてかなり高くなっている。
2.教育・心理系の希望者が、青森県、岩手県、秋田県、福島県、群馬県では、20%を超えている。
3.体育・健康系を希望する生徒の割合が最も高い県は、宮城県である。
4.家政系と医療・福祉系は、秋田県が最も高い。
5.理工系では、栃木県と山梨県が高い。
|
| |
 |
| |
[表2・図1]都道府県別大学・短大系統別希望グラフ |
 |
| |
| |
希望分野から見る進路動向
■専門学校編■
最後に、[表3]は、専門学校希望の生徒が、どのような分野に進学したいかを都道府県別に集計している。大学・短期大学ほど、数字に大きなバラつきはないが、その中でも他県と比べて数字が高くなっているものを拾ってみると、次のような特徴があげられる。
([表3・図1]参照) |
|
1.工業系分野の希望者が比較的多いのは、青森県、栃木県、山梨県である。
2.栄養調理系では、岩手県、山形県、新潟県の3県が10%を越えている。
3.教育・福祉系は、岩手県、宮城県、秋田県が他県に比べて高い数字を示している。
4.ビジネス系は、宮城県と新潟県だけが、10%を越えている。
5.医療系分野では、福島県が他県と比べ最も高い数値を示している。 |
| |
 |
| |
[表2・図1]都道府県別専門学校系統別希望グラフ |
 |
| |
|
|