分野別ガイドブック No.2
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理容室関連職種関連職種関連職種関連職種容師・理容師・福祉理美容士・シェービングスタッフ・管理理容師・ヘア・カウンセラー などシェービング業界注目キーワードバー併設理容室■現状理容室の全国の店舗数は、ここ数年は減少しています。しかし、ニーズ自体が減っているわけではありません。近年はツーブロックやフェードなどのヘアスタイルが人気を集めており、刈り上げの技術に定評のある理容師を頼る人が増えているようです。また、訪問理容など福祉業界からの需要も高まっています。(2024年度矢野経済研究所推計)(2020年総務省「サービス産業動向調査」)(2023年厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」)(2023年厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」)<年間売上>(2018年)<理容所数>(2022年度)<従事者数>(2022年度)●キュービーネットホールディングス(QB HOUSE) ●阪南理美容●ジャパンプロデュースサービス(カットファクトリー) ●カットツイン近年、バーを併設した理容室が増加しています。夜中まで営業していることや、お酒を楽しみながら施術を受けられるのが魅力になっています。また、無料でビールを提供したり、定額で何度でもカットできる特典をつけたりしたサブスクリプションを導入している店舗も見られるようになりました。フェードカットなど、こまめなメンテナンスが必要なスタイルの人に好まれています。●理容市場規模推移と予測●リビアス(ビューティーフェイス) ●ピアス(レディスシェービングサロンフィニ)36628,700589,000607,800590,000594,400594,6002024年度矢野経済研究所推計2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度(予測)©あいち造形デザイン専門学校(百万円)8000006000004000002000000握しておくことが重要です。その環境で自分が活躍できるのか、仕事を全うできるのかなど、将来を見据えた進路選択をするためにも、自分が目指す業界の動向を理解しておきましょう。理容業界理容・美容・エステ・ネイル,メイク,スキンケア系の理容・美容・エステ・ネイル,メイク,スキンケア系の理容師の技術を求め女性客も増加■展望近年、理容業界は経営者の高齢化が進み、廃業が増えています。しかし、オシャレなバーバーの台頭により理容サービスに注目が集まり、若い理容師の需要が高まっているといえるでしょう。また、結婚式前あるいはスキンケア目的で日常的にシェービングを利用する女性も増えており、理容業界の需要も多様化しています。数字・グラフで見る業界のデータ店舗数は減少しているがニーズは堅調<市場規模>業界の現状と展望業界を代表する企業例5,946億円5,016億3,300万円112,468施設204,883人産業最新動向自分が目標とする職業に就くために、その職業を取り巻く業界の状況を把

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