分野別ガイドブック No.4
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関連職種関連職種業界注目キーワードSNSカウンセラーカウンセリング(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 登録者の資格種類別−年度別の推移)精神保健福祉士は、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術を学んで、精神障害者の社会復帰に関する支援や相談業務を行う専門職です。臨床心理士(民) (公益社団法人 日本臨床心理士資格認定協会 「臨床心理士」資格取得者の推移)臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が実施する試験に合格し、認定を受けることで取得できる心の問題に取り組む“心理専門職”の証となる資格です。認定心理士(民) (公益社団法人 日本心理学会審査件数・資格取得者数(年度別))認定心理士は、「心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を修得している」と日本心理学会が認定した人のことです。大学卒業後、資格取得希望者が申請します。公認心理師(国) (一般財団法人 公認心理師試験研修センター 公認心理師の都道府県別登録者数)公認心理士は2018年に誕生した、心理職として国内唯一の国家資格です。保健医療や福祉、教育などの分野において、心理学の専門的な知識と技術を用いて支援を行います。現役大学生が受験するには、大学院に進学するか、規定されている認定施設で2年以上の実績を積む必要があります。■現状カウンセリングは、もともとアメリカで生まれた療法で、アメリカでは心理カウンセラーがポピュラーな存在です。一方で、日本では「カウンセリングは心の病気の人が受けるもの」という考えが根強くありました。近年は日本でも「心に不調を覚えたらカウンセリングを受けると良い」という意識が広く浸透してきており、実際にカウンセリングを受ける人も増えてきています。■展望現代社会では、いかにストレスを管理し、うまく付き合っていくかが課題になっています。特に「心理カウンセリング」の役割は重要です。専門医による治療や投薬にいたる前に適切に話を聞き、対話を通して、相談者の心を軽くすることが大切です。うつや精神疾患におちいる前に、心理職の活躍する機会は増えており、市場規模は拡大傾向にあります。(一般社団法人全国心理業連合会より)●一般社団法人日本産業カウンセラー協会 ●日本メンタルヘルス協会 ●日本心理カウンセラー養成学院 ●一般社団法人日本音楽療法学会 ●一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会 など・認定心理士 ・精神保健福祉士・臨床心理士 ・産業カウンセラー・心理カウンセラー ・音楽療法士 ・児童厚生一級指導員 ・福祉用具専門相談員 など近年、LINEやX(旧Twitter)、InstagramといったSNSを通じたカウンセリングのニーズが増加しています。利用者が安心して頼れる体制を構築するために、「SNSカウンセラー」認定制度が始まり、全国SNSカウンセリング協議会で必要な養成講座を受講することで認定を受けられます。対面とは異なるカウンセリングのスキルを身に付けられるため、カウンセラーとしてさらなる技術向上を目指したい人は注目しておきたい資格の一つです。─ 27 ─その他カウンセリングに関する業界精神保健福祉士(国) 108,713人(2024年)数字・グラフで見る業界のイマメンタルヘルスが重視され、資格登録者も増加<各資格の登録者数>業界の現状と展望業界を代表する団体例対話を通して心の病気をケアする41,883人(2023年)73,625人(2023年)73,628人(2024年9月末)

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