2実習時間の密度が違う! 大学のカリキュラムは、専門分野だけでなく教養分野も充実しているのが特徴です。4年間という時間のゆとりを活かして資格対策の講座を多数●大学 服装学部(1年次)の場合 *1限90分 服装造形Ⅰ金 金 ファッション造形学実習Ⅰ1専門学校だけではなく、大学・短期大学でも実践的な授業を実施 これまでは、大学は学問を修得し、専門学校は技術や知識を身に付けるところという認識が一般的でした。「学校数」は文部科学省「令和6年度学校基本調査」 *2026年度より全ての専門学校は単位制に移行できるようになります。1 ファッションデザイン画Ⅰ 日本文化論 ファッション素材論Ⅰ フランス語 2 ファッションデザイン実習Ⅰファッションデザイン論 被服管理学 3 4 5 学びの特徴●専門的な学問、学術の研究●幅広い知識と教養を身につける※実践的な科目にウエイトを置く学科が増加35週210日(単位制)授業時間(1年間)学校数国立:86校/公立:103校/私立:624校【合計】 813校火 月 色彩学 ファッション素材論実験Ⅰ ファッション造形学Ⅰ アパレル縫製工学実習 日本文学 音楽 水 木 食文化と調理基礎造形Ⅰ 生理学アパレル人間工学 スポーツ演習国際理解論水 木 服装造形Ⅰ 服装造形Ⅰ 西洋服装史アパレル素材論Ⅰ ファッションデザイン画Ⅰ服装造形Ⅰ服装造形Ⅰ■■ファッション・アパレル・被服系の動向ファッションに関する総合的な知識・技術を養うファッション・アパレル系の学校といファッション系の大学・短期大学とうと、今までは専門学校がメインでし専門学校では、より実践的で技術やた。ファッション関係の仕事に就きた実技を身に付けるという学習内容はい人の中には、大学を卒業してから同様です。自分が進学した後、どんな専門学校に進学するといったケース職業や就職先を目指すかということもありました。を考えて学校を選ぶと良いでしょう。しかし、最近では大学・短期大学でも実践的な科目を実施し、キャリア教育にも力をいれている傾向があります。大 学しかし、ここ数年でファッションを総合的に捉え、幅広い見地やビジネス、グローバルと融合させた新たな学問が登場しています。また専門学校では3年、4年制の学科が増え、より高度な技術や知識を学ぶ場となっています。開講する大学も多くなっています。 一方、専門学校のカリキュラムはスペシャリスト養成が目的なので、カリキュラムの大部分がめざす分野の専 専門学校の役割も変化し、時代の職業ニーズに応じた学校づくりを行い、入学者の層は広がっています。短期大学門科目で構成され、実習時間の割合が高くなっています。1〜4年制の修業年限が存在するのも専門学校ならではの特色です。専門学校●専門学校 服装科(1年次)の場合 *1限90分月 火 1 服飾デザイン論Ⅰ 2 服装造形Ⅰ 3 服飾手芸 4 ■は実験・実習●学術研究と実学の2方面からの授業●幅広い知識と教養を身につける※実践的な科目にウエイトを置く学科が増加35週210日(単位制)公立:15校/私立:282校【合計】 297校●職業に直結する専門技能の習得●実習中心の授業で即戦力を養う800時間以上(時間制)*国立:8校/公立:176校/私立:2,492校【合計】2,676校 ※専門課程を置く学校数それぞれの学び〜就職ファッション・アパレル・被服系の大学・短大・専門学校の違いを徹底比較〈大学・短大と専門学校〉最近の動向〈大学・短大と専門学校〉カリキュラムはこうちがう
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