■テキスタイルデザイン科など創作ではなく産業としての布地づくりを学ぶマーチャンダイジング科など消費者のニーズをとらえる計画力と管理力を養成 布地の織り柄や染め柄をデザインするテキスタイルデザインは、織物工業、染色工業、衣料品工業などの分野で登用されます。このコースでは、単に純粋創作のデザイン活動にとどまることなく、アパレル素材としてテキスタイルをとらえることで、デザイナーはもとより、カラリスト、コーディネーター、テキスタイルバイヤーとしての専門知識と技術を学び、広くファッション産業で活躍できる人材を養成します。 平面、立体、造形のデザインの基礎を学んだあと、パターン、染め、織りのそれぞれの分野をより深く追究していきます。実際に編機を使っての実習、型押染め、プリント染めなどの実習を積むことによって、即戦力となる実力を養っていきます。●主な学習内容〈実技科目〉 テキスタイル図案、ファッションデザイン、ウィービングデザイン(手織り機)、アパレル造形、ファッション染色、プリントデザイン、コラージュ製作〈講義科目〉 テキスタイル論、テキスタイルプランニング、ファッション情報、マーケティング、染色論、色彩計画、品質論、文化論、服装史●活躍できる仕事 繊維会社、アパレルメーカーのテキスタイルデザイナー、プリントデザイナー、企画、染色のほか、デパートや専門店、アパレルメーカー、繊維会社などのカラリスト、テキスタイルバイヤー、コーディネーター、糸の加工や紡績などでも活躍できます。 マーチャンダイザーの仕事は、製品の計画から、デザイン、生産、販売に至るまでのトータルな活動計画を立て管理することです。多様化・個性化の時代こそ、アパレルメーカーは、消費者ニーズに的確に応えクリエイティビティのある製品を提供していくことが要求されます。その組織活動の中心になるのがマーチャンダイジングです。 このコースでは、将来マーチャンダイザーをはじめ、ディレクター、コーディネーター、ファッションクリエイター、バイヤーなどとしても幅広く活躍できる人材を養成します。●主な学習内容 服飾造形理論・実習、プレゼンテーション、ファッションデザイン画、素材企画、色彩造形、テキスタイル、生産管理論、ファッションビジネス論、モード史、マーチャンダイジング論・演習、ビジュアルマーチャンダイジング、テキスタイルマーチャンダイジング、ファッションマーケティング、会計学・財務、パターンメーキング●活躍できる仕事 マーチャンダイザーやディレクター、コーディネーター、バイヤーとして活躍します。これからはベンチャーとして成立する可能性もあります。Textile DesignMerchandising
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