0(出身学0科系統)−デザイナーとしての就職−流行を生み出す職種として、今も昔も人気は不動アパレル業界が他の業界と違う最大の特徴を挙げるとするならば、景気や業績に関係なく、最低年2回、次シーズンか翌年の企画を発表することで需要創造を義務付けられていることです。他の業界にこのような制約はなく、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京などのコレクション(年2回なら春夏物と秋冬物)と呼ばれるのがその代表例です。ファッション産業の歴史の中で、パリを筆頭にしたこれらのコレクションは世界のファッショントレンドを提示し、需要を喚起するうえで最も重要な位置を占めてきました。オートクチュール(高級注文服)の時代を経て、世界のファッション産業はプレ6■2019年の日本のアパレル小売市場はおよそ9兆1,732億円(矢野経済研究所/2020年10月)の市場規模で推移しています。近年、少子高齢化の進行、個人所得の伸び悩みといった課題と、ユニクロなど低価で良質な衣料品ブランドの台頭、衣料品消費への需要減少にも結び付き、市場規模はやや下降傾向にあります。材料費の高騰による物価上昇も重なり消費者の購買意欲は低迷しています。しかし、一方では明るい展望もあります。外国人旅行客に対する免税拡大や円安により、国内百貨店は都市部を中心に外国人客が急増。政府によると2024年の年間訪日外客数は過去最高の3680万人を超え、この成長傾向は専門学校卒業生の就職……………ホントはどうなの?しばらく続くものとみられています。今後は日本の人口減少が続きますが、コロナ禍以降の経済発展を見すえ、国や自治体は、インバウンド向けのさまざまな支援制度を設け、アジアなどの訪日外国人客による需要拡大が、市場を下支えするでしょう。マスク生活やリモートワークなど生活様式の変化によって、大幅なリニューアルをするブランドも多く、国内の競争は激しさを増すとみられています。■高等教育機関卒業生の就職率の推移(全就職者/全卒業者)81.379.274.7平成28年81.180.876.181.481.881.580.778.765.477.178.079.779.429年30年令和元年2年4078.778.824.8%家政75.475.65.2%和洋裁76.177.37.6%ファッションビジネス(文部科学省「令和5年度学校基本調査報告書」)4年(文部科学省「学校基本調査報告書」)3年■専門学校卒業者の出身学科別就職分野マッチング(服飾・家政系)非関連分野への就職率20関連分野への就職率2040608010032.1%(専門課程)文部科学省、厚生労働省「令和5年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況調査(令和6年4月1日現在)」より抜粋55.2%59.9%■大学・短大・専修学校の就職内定率短期大学専修学校区分就職希望率74.8%80.2%91.1%就職率98.1%97.4%97.5%前年度就職率(R5.4.1現在)97.3%98.1%95.7%大学アパレル業界の市場と今後の展開職種が多岐にわたるファッション業界!日本のアパレル企業は、市場規模の縮小が続く日本だけでは経営が成り立たないと考え、アジア市場への進出を加速させています。しかし、ネット販売で急成長しているアパレル関連企業も続出しています。人々の関心を集めるファッション・アパレル分野ファッション・アパレル業界の今世界でも注目される日本のファッションとものづくり コロナ禍以降も広く発信するエネルギーが求められる業 界 就 職 最 前 線
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