(注)輸送人員の単位は1000人出典:日本民営鉄道協会43お役立ちDATA初任給例活躍の場関連資格世界に誇る開発技術とおもてなしの心通勤・通学からリゾートまで生活に欠かせない交通を支えるコロナ禍の落ち込みから輸送人員は日本各地で回復傾向 新型コロナウイルスはさまざまな業界に多大な鉄道会社 4.0% 1,297,83357,9793.6% 157,9013.5% 594,4412.9% 124,2582.9% 134,8702.5% 227,6812.5% 355,9072.1% 404,5562.0% 318,9641.8% 532,8381.8% 328,0461.7% 135,2721.7% 245,2681.4% 126,4100.2% 318,334△0.6% 鉄道の仕事を担う人たち順位(前年度) 1(1) 東京地下鉄 2(9) 西日本鉄道 3(4) 京成電鉄 4(2) 東急電鉄 5(5) 阪神電気鉄道 6(3) 相模鉄道 7(6) 京浜急行電鉄 8(12) 西武鉄道 9(11) 小田急電鉄 10(8) 阪急電鉄 11(15) 東武鉄道 12(7) 京王電鉄 13(13) 京阪電気鉄道 14(16) 名古屋鉄道 15(14) 南海電気鉄道 16(10) 近畿日本鉄道 発化していることが背景にあります。 とはいえ、業界によってはテレワークが定着しているところもあり、通勤定期券の利用がコロナ前の水準に戻ることはないという見方もあります。こうした状況を受け、鉄道各社では採算の改善を図るべく、運賃の見直しやオフピーク定期券の導入など、運行の効率化に取り組んでいます。2024年度輸送人員(定期客)増減率ランキング増減率 輸送人員影響を及ぼしました。鉄道業界もその一つです。政府の自粛要請により、旅行や出張など他県への移動が控えられた結果、訪日外国人観光客はほぼ皆無となり、国内観光客も大きく減少。JRグループをはじめとする各鉄道業界は大きな減収となりました。 また、テレワークという新しいライフスタイルの登場によって通勤・通学者が減少したため、定期券の販売も減少しました。しかし私鉄各社の輸送人員(定期)が軒並み減少した2020年を底に、2021年以降は少しずつ回復しています。2024年度の大手私鉄16社の輸送人員(定期客)ランキングを見てみると、東京地下鉄が前年に続きトップとなり、4.0%の増加を記録しました。西日本鉄道は3.6%増で前年の9位から2位に大きく順位を上げ、京成電鉄も3.5%増と好調でした。全体としてはコロナ禍からの回復が進み、多くの鉄道会社で輸送人員が増加しています。テレワークの縮小や出社回帰、観光需要の回復などが影響し、都市圏を中心に人の移動が活□ステーションスタッフ □乗務員(車掌・運転士)□車両整備 etc.●機械・プラント製図技能士(2級)●テクニカルイラストレーション技能士(2級)※輸送用機器技術者 20〜24歳男性の例約23.5万円(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」)鉄道の仕事を担う人たち
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