つくにはBooksNo.2_2026
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24最新海外動向世界環境デー2025           テーマは「プラスチック汚染の防止」主催国は韓国日本人のトリマーは海外でも求められているアメリカでは動物看護師の上級資格も存在するここでは、環境・トリマー・動物看護業界の、海外における最新の動向、国々で異なる動物事情などについてわかりやすく紹介します。海外でも、日本人トリマーの需要は高いといわれています。なぜなら、海外のトリミングがスピード重視なのに対して、日本では繊細で丁寧なトリミングが重視されているため、日本のトリミングは仕上がりが美しく、海外のお客さんからの評価も高いからです。アメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリアなどからの需要が高く、給料面も日本の一般的なトリマーよりも高額な場合が多いです。また、海外では腕やサービスによってチップがもらえることも。トリマーの資格を取得し、日本でトリミングの腕や英語力を磨いて、将来は海外を目指してみるのも、人生を豊かにする選択肢の一つになるかもしれません。世界環境デーは、UNEP(国連環境計画)主導の環境にとって最大の国際デーで、毎年、世界中から何百万人もの人々が地球の保護に取り組みます。今年の世界環境デー(6月5日)のテーマは、「プラスチック汚染の防止」。プラスチックの影響を広く紹介し、「断る」「減らす」「再使用」「リサイクル」「見直す」という行動を促進していきます。今年の主催国である韓国で、本テーマの国際的なルールを策定するための会合が2024年11月〜12月に開催されました。次回は、2025年8月にスイスのジュネーヴで会合が開催予定です。日本では国家資格「愛玩動物看護師」が誕生し、より専門的な活躍が期待されていますが、海外を見ると、すでに動物看護師は国家資格として社会的地位が確立しているという動物看護先進国も多くあります。たとえば、アメリカでは動物看護師の国家資格はもとより、VETERINARY TECHNICIAN SPECIALIST(VTS)といわれる動物看護師の上級資格となる専門認定資格が設けられています。VTSには内科、歯科、麻酔科など、16の専門分野があり、その専門分野のスペシャリストを目指せるようになっています。(参照:国連環境計画)トリマー分野環境分野動物看護分野環境・トリマー・動物看護業界の、最新海外動向

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