つくにはBooksNo.3_2026
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前年比92.9%100.6% (2025年1月 日本映画製作者連盟発表「2024年全国映画概況」より)21業界の“今”を探ってみよう!邦画の将来は?映画館の将来は?アニメ業界映画業界映画業界511億8,300万円<入場人数>  1億4,444万1千人1,190本<公開本数(全体)>  685本興行収入は4年ぶりに減少するも、邦画は新記録を樹立   ゲーム業界出版業界2,069億8,300万円1,558億円●業界動向2024年の邦画の公開本数は685本で前年より9本増加しました。コロナ禍前の平均が606本だったのでプラス79本となっています。また、興収10億円以上における実写作品とアニメ作品の比率はそれぞれ42:58と、再びアニメ側のシェアが高くなっています。●主な企業東宝、東映、松竹、アニプレックス、KADOKAWA●業界動向スクリーン数は2年連続で増加が続き、2000年以降の最多数を更新しています。また、中継(ライブビューイング)などを含まないODS(非映画コンテンツ)の年間興収も、10年前に比べると大きく成長しており、今後さらに伸びると予想されます。●主な企業TOHOシネマズ、ティ・ジョイ、ユナイテッド・シネマ2024年全国映画概要区分2024年入場人員144,441(千人)興行収入206,983(百万円) 93.5%構成比邦画155,80075.3% 105.1%洋画51,18324.7% 69.8%平均入場料金1.433円公開本数邦画1,190本685本洋画505本スクリーン数3,675スクリーン(一般社団法人 日本映画製作者連盟2025年1月発表)<興行収入(全体)><興行収入(邦画)> <興行収入(洋画)><公開本数(邦画)>  登録件数最新動向2024年の国内映画産業の興業収入は前年比6.5%減の約2,070億円となり、4年ぶりの減少となりました。そのうち、洋画は2023年にハリウッドで起きた脚本家組合と俳優組合によるストライキの影響から大きく落ち込みましたが、邦画は好調を示して1,558億円に。これまでの興業収入1位だった2016年の1,486億円を大きく上回って新記録となりました。

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