つくにはBooksNo.4_2026
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   業界就職最前線業界就職最前線1 個人面談1 個人面談1 個人面談2 挨拶・マナー2 挨拶・マナー2 挨拶・マナー3 面接指導3 面接指導3 面接指導 職業理解 職業理解 職業理解美容業界は市場拡大アパレル業界も回復傾向生徒の個性に合わせた就職支援で早期離職を防ぐ選択の幅を広げてひとつの道にこだわらない進路を学校に聞いてみましたどんな点に力を入れて就職支援を行いましたか?企業が学生に求めるスキルに変化を感じますか?変化を感じる(14%)どちらともいえない(43%)変化を感じない(43%) 就職支援については、下部の表にある通り「個人面談」が1位となりました。一昨年も「個人面談」が1位になっており、学校側もその時の就職活動の状況に合わせて、学生一人ひとりを理解したうえで就職支援を行っています。 また、早期離職を防ぐために職業理解にも力を入れており、学校側がアルバイトの斡旋をして生徒に経験を積ませていたり、学内外のイベントを通して現役で働いている方の技術や現状を見ることができるような機会を多く設けていたりしています。生徒を理解し、生徒に業界のことを理解してもらうことで、生徒に合ったサロンに就職できる様に指導しているようです。 美容師の求人も変わらず増加傾向にありますが、美容 美容業界は競争激化や人手不足、コスト増加といった課題はあるものの、市場規模は拡大傾向にあり、求人数が増加しているという声も多く見られました。特に、美容に興味を持つ男性が増えたことにより、メンズ系サロンに就職を希望する学生が増えており、希望する企業に偏りが出ているようです。 アパレル業界は百貨店や専門店など実店舗の回復も顕著で、ECと実店舗の両面によって支えられています。さらに、円安の影響で 国内ではインバウンドの顧客増加、海外展開を視野に入れている企業もあり採用で求められる資質が変化していくことも考えられます。また、求人数も企画系、販売系ともに増加傾向にあり、販売系は求人票提出ではなく媒体活用が一段と増えています。当社実施アンケートから最新動向を徹底分析当社では、ビューティ・ファッション系の学科・コースを設置している大学、専門学校などにアンケート調査を実施。就職の現状や就職指導のしかた、業界の展望などの“生の声”を入手しました。就職を取り巻くさまざまな現状について、一緒にみていきましょう。48 業界就職最前線Q2Q1自分に合った進路を選ぶために技術力以外のスキルが求められる

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