24 最新海外動向米国への外国人旅行者が増加新スタイルやトレンドが続々登場世界初、完全ペーパーレス空港へ!ここでは、ホテル・ブライダル・エアライン業界の、海外における最新ニュースや動向、流行、活用・応用技術についてわかりやすく紹介します。米国商務省は旅行・観光戦略とし、2027年までに年間9千万人の外国人旅行者の受け入れを目指していると発表。消費額を2,790億ドルと想定し、米国経済の活性化につなげていく方針です。2023年5月からはワクチン接種証明書の提示も不要となり、コロナ禍以前の条件での入国が可能となったため、海外からの入国者数が増加しています。月次で更新される現在米国の入国者数は、646万人。(2024年12月現在 CEIC Data調べ)。世界最大の大手ホテルチェーンのマリオット・インターナショナル、航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス、 世界中で利用される宿泊施設予約サービスのAirbnb(エアビーアンドビー)などが注目されています。 アブダビのザイード国際空港は、空港内の本人確認を要する全てのセキュリティチェックポイントへのバイオメトリクス(生体認証)センサーの導入を目指す「スマート・トラベル・プロジェクト」を開始しています。すでに、同国のエティハド航空では顔認証によるチェックインや搭乗を実施しており、プロジェクトが実現すれば世界初の事例となるそうです。なお、エティハド航空は、アブダビ最大の航空会社で、使い捨てのプラスチックの削減や機内のペーパーレスなど実現しており、世界でもトップクラスのサステナブルなエアラインとなっています。コロナの影響で需要が伸びたフォトウェディングは海外でも人気で堅調に伸びています。コロナ禍を経て国内外選択肢が広がったリゾートウェディングや、従来の慣習にとらわれず自分たちらしい形で自由に結婚式をカスタマイズする「パーソナライズ婚」がトレンドに。様々なSNSアプリのアルバム機能などを使って式当日ゲストが撮影した写真を集めるなど、新しい結婚式のスタイルやトレンドが変化し続けています。旅行業界 ブライダル業界エアライン業界ホテル・ブライダル・エアホテル・ブライダル・エアライン業界の、最新海外動向ライン業界の、最新海外動向
元のページ ../index.html#24