つくにはBooksNo.7_2026
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0(兆円)物販系分野のEC市場規模(左目盛)物販系分野のEC化率(右目盛)出典:経済産業省5201510201820192020 2021 2022年 2023年「令和4年度電子商取引に関する市場調査」ネットワーク・インフラの仕事を担う人たち 33109876543210(%)お役立ちDATA初任給例活躍の場関連資格時代の変化に対応したセキュリティ対策等が必要す。実店舗と比較したECサイトでの購入割合(EC化率)を見ても年々上昇傾向にあり、コロナ禍となった2020年以降、急拡大を見せています。 ネットワークの整備が進む一方で、問題となっているのがセキュリティ対策です。近年、個人や企業が保管する情報の漏えい・搾取が目的の事件が急増しています。ネットワークに触れる機会が多くなった分、被害に遭う確率が高まっているのも事実です。総務省では、2020年度より「テレワークセキュリティに係る実態調査」を開始するなど、近年のインターネット利用状況に合わせたセキュリティ対策の実態把握を進めています。 また、ブロックチェーン技術の登場により、今後のインターネット上の仕組みに変化が起きようとしています。中央集権型から分散型のネットワークに置き替わるなど、その変容の予測は多岐にわたります。この技術は仮想通貨など、特に金融業界で先駆けて活用されているため利用する金融機関の選択も重要になってきます。そういった時代の変化に対応したサービスを開発できる人材、セキュリティ対策の需要が今後より大きく広がっていくでしょう。ネット上の取引やデータ共有などを活用したサービスが次々と誕生 現在はインターネットの発達によって、ネットショッピングなどのように、クレジットカードを利用してあらゆるものをネット上で購入し決済することができる時代です。インターネットを利用した取引のことをEC(Electric Commerce:電子商取引)といい、ここ数年間で順調な成長を続けていま□ネットワーク関連企業 □情報通信企業□モバイル関連企業 etc.●情報処理技術者試験 ●Linux技術者認定試験●CCNA ●オラクルマスター etc.消費者向け電子商取引市場規模の推移約25.4万円(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」)※その他の情報処理・通信技術者 20 ~ 24歳男性の例ネットワーク・インフラの仕事を担う人たち重要視されるセキュリティ問題

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