ハードウェア・メカトロニクスの仕事を担う人たち 37お役立ちDATA初任給例活躍の場関連資格AI・IoT対応製品の普及が進む新しいハードが続々と誕生ドローン、サービスロボットの 普及に期待がかかる 高い技術力から巨大な市場規模を持つ日本の布、測量、災害調査、点検などの業務での使用も増加しています。株式会社インプレスの『ドローンビジネス調査報告書2025』によると、2024年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は4,371億 円 と 推 測 さ れ、2023年 度 の3,854億 円 か ら517億円増加しています(前年度比13.4%増)。また、2024年11月にはドローン活用の幅を広げるため、政府が政策工程表を改定し、今後の更なる普及が見込まれます。 同様に、盛り上がっているのがサービスロボットの開発事業です。最近ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」をはじめ、自律型コミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」や介護・リハビリ用に開発した歩行アシストロボットなど、日常生活をサポートするサービスロボットが身近な存在になりつつあります。その他にも、生活を便利にするお掃除ロボットやスマートスピーカーなどの家電の普及も広がっています。今後、人材不足を補うため、ドローンやロボットのような機器の開発・研究がさらに進むことが予想されるとともに、技術者の活躍が期待されています。ハードウェア製品ですが、近年急速に市場規模を拡大しているのがドローンです。最近では民間でのホビー用や空撮での使用にとどまらず、配達、農薬散□コンピュータメーカー □半導体メーカー□通信会社 □通信機器メーカー etc.●情報処理技術者試験etc.約24.7万円(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」)※機械技術者 20 ~ 24歳男性の例ハードウェア・メカトロニクスの仕事を担う人たち研究の進歩で新技術がより身近に!
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