−−−※各科目ごとの平均値を集計したもので、合計は一致しません。※文部科学省「令和5年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額」 東京都専修学校各種学校協会「令和6年度学生・生徒納付金調査」参照単位:円 単位:円※無認可校70 知っておきたい進学マネープラン ITコンピュータエンジニア分野夜間制・通信制・その他の養成施設 例 (IT・情報処理系)日本学生支援機構大学・短大・専門学校の学費と奨学金を徹底分析!知っておきたい進学マネープランIT・情報処理分野1年間にかかる学費は?授業料 入学金 施設設備費 実習費 通信教育(専門学校/3年制)科目受講料 1単位/10,000入学金 30,000在籍基本料 60,000実習費 その他 別途必要合計 大学/専門学校(昼間部) 理・工系大学 1,148,551 223,534 109,005 情報処理・IT系専門学校 657,000 210,000 170,000 145,000 簿記・ビジネス・IT系専門学校 704,000 166,000 156,000 夜間課程(専門学校/2年制)授業料 322,000入学金 75,000施設設備費 82,000実習費 84,000その他 22,000合計 585,000その他 30,782 39,167 1,551,04045,000 1,226,00059,000 64,000 1,150,000その他の養成施設(2年制)授業料 入学金 施設設備費 実習費 その他 合計 私立大学(理・工系) 合 計600,000120,00060,000別途必要780,000※両親・本人・中学生の弟か妹の4人家族の場合、年収約270万円が上限額高等教育の修学支援新制度 2020年より、「高等教育の修学支援新制度」が施行されました。これは、年収が一定額以下の世帯の学生を「授業料・入学金の減免」「給付型奨学金の支給の拡充」の二本立てで支援し、大学や短期大学、専門学校などに実質無料で進学が可能となるものです。 新制度の対象は、当初は住民税非課税世帯(※)及びそれに準ずる世帯の学生でしたが、2024年度より多子世帯の中間層、理工農系の中間層にも支援対象が拡大し、対象となる世帯年収約380万円が約600万円まで拡大しました。さらに2025年度からは「多子世帯の大学無償化制度」がスタートし、3人以上の子どもを扶養している多子世帯は、所得制限なしで入学金・授業料が無償化されることになりました。 新制度および対象拡大についての詳細は、日本学生支援機構(JASSO)の公式サイトや、文部科学省の特設サイト「学びたい気持ちを応援します」で確認してください。 初年度納入金の内訳は入学金・1年間の授業料・実習費・設備費・その他諸経費などです。実習重視の学校の場合は、専門の道具代や教材費が別途必要になるケースがほとんどです。その他、教科書代・ユニフォーム代、資格の検定受験料、クラブ活動費なども別費用の場合がありますので、事前によく確認しましょう。もっとも有名な奨学金制度で、募集人数が多く、基準もゆるやかです。貸 与 型 は、利 子 の つ か な い「第 一種」と利子がつく「第二種」があります。いずれも利用するには、学業成績と経済状況の条件を満たさなければなりません。申し込みは在学している学校を通じて行います。ただし、原則として入学前には受給ができません。1,551,040円専門学校(情報処理・IT系) 1,226,000円用途で選べる学費サポート制度 〜自分に合った奨学金は?〜
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