31 日本工学院八王子専門学校は地元の高校や建設会社などと連携し、江戸川区東葛西の新築工事現場で「仮囲いアートプロジェクト」を行っています。これは、周囲から仕切られたイメージのある建設現場に設置された「仮囲い」を、学生たちの作品発表の場とするとともに、周辺の景観、近隣地域との共存・調和、建設・不動産業界のイメージアップなどを目指す企画です。建築学科、建築設計科、マンガ・アニメーション科、機械設計科の5学科の学生らが参加し、現地ではイラスト、BIMを用いた建築パース、3DCADによる機械設計など、連携した高校の生徒作品を含めた計12点の作品が展示されています。プロジェクトは2024年9月から2025年2月末までの予定です。 日本パッケージデザイン協会が主催する、学生を対象としたコンテスト「日本パッケージデザイン学生賞2024」の大賞に、専門学校日本デザイナー学院の学生作品が選ばれました。今回のテーマは「かわる」でしたが、大賞に選ばれた同校3年生伊東さんの作品「あ〜んニマル」は、ワニやカバなど動物の顔をモチーフにしたおしぼりの包装紙で、袋を開くと動物が口を開ける見た目の親しみやすさや、手をふいた後で袋に戻したくなる仕掛けなどが評価されました。 国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校映像デザイン科の学生が、2024年9月に行われた、新潟県立テクノスクール「納涼イベント 技術とアートのコラボレーション」にプロジェクションマッピングの作品を発表しました。イベントはテクノスクールが利用者や地域の人たちを対象に毎年実施しているもので、学生たちは新潟を象徴する長岡花火や、野原を飛び回るカエル、日本海に浮かぶクラゲなど、地域に根差した自然や風景をモチーフにした多彩な映像をテクノスクールの建物に映し出しました。 専門学校サンテクノカレッジで2024年11月、マルチメディア科1年生がデザインした商品のパッケージデザインコンテストが、グラフィックデザイン・視覚デザインの授業の一環で行われました。内容は地元の観光土産品メーカー「たなか」の商品「ヨーグルトレーズンチョコレート」をリブランディングするもので、学生たちは授業で新しい商品名を2点決めたのち、それぞれどちらかのパッケージデザインを制作。コンテスト当日は25人の生徒による両作品のプレゼンが行われ、選ばれたアイデアの商品は同年12月より道の駅など実際の店舗で販売されました。ムプログラマー専攻ではXR(クロスリアリティ、VRやARを包括する概念)を用いたコンテンツのオリエンテーションからはじめ、中間フィードバックを経て、2024年9月にはコンテンツのプレゼンテーションを行い、表彰式も行われました。 専門学校HALは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「PRシルバーパートナー」である広告会社、大阪メトロ アドエラとの産学連携で、大阪・関西万博の「バーチャル万博」に展示される映像コンテンツを制作しました。バーチャル万博とは、オンライン空間上に3DCGで夢洲会場を再現した大阪・関西万博のバーチャル会場であり、ユーザーはアバターとして実際の建物が再現されたパビリオン・イベント施設を巡りながら、各出展者が展開するバーチャルならではの展示やイベントを世界中から体験できます。 大阪アミューズメントメディア専門学校などを運営する学校法人吉田学園は、滋賀県彦根市でエンタテインメントに特化した専門職大学を2027年4月に開学する予定です。構想では、専門職大学は映画やアニメ、俳優・声優の専攻科を備え、4年制400人の規模。設置候補地は彦根駅近くの市有地になるとのことです。彦根市はここ最近「映画のまち」としてのアピールを積極的に行い、映像作品のロケーション誘致などを推し進めています。国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校日本工学院八王子専門学校工事現場を学生作品で彩り仮囲いアートプロジェクト「日本パッケージデザイン学生賞」専門学校日本デザイナー学院の学生作品が大賞を受賞映像デザイン科生が地域のイベントでプロジェクションマッピングを披露専門学校サンテクノカレッジ地元のお菓子のパッケージをデザインするコンテストを実施OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校地元テレビとの企業プロジェクトで「XR」を用いたコンテンツをプレゼン OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校は、関西テレビ放送の新規事業であり、仮想現実などを利用したイベントプロデュースなどを行う「カンテレXR」の協力で、企業プロジェクト「XRコンテンツ企画コンテスト」を実施しました。同校のゲー専門学校HAL「バーチャル万博」に展示される映像コンテンツを制作エンタメ系専門職大学が「映画のまち」滋賀県彦根市に2027年4月開学予定学校 ニュース特集学校 ニュース特集
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