一般社団法人日本造園組合連合会は、同連合会創設の日本庭園士認定制度により、2024年6月に初めての日本庭園士12名を認定しました。今後も制度の運用により日本庭園士を認定し、国内外の日本庭園の保全と創造、並びに技術・技能の継承・発展に努めます。昨今は外国人観光客も日本庭園を訪れる機会が増え、注目が高まっています。日本庭園士認定制度 日本庭園士認定制度は、同連合会が平成30年度に創設した制度です。日本庭園士及び日本庭園士補を認定し、これを認定及び活用することにより、世界的な文化遺産である日本庭園の作庭、管理、修復及び改修に携わる技術・技能者の技能水準の向上と社会的地位の向上を図り、時代が求める国内外の日本庭園の【アカルス】犬や猫のペットの皮膚病のこと。ダニの寄生により発症。【エキゾチックアニマル】ペットや伴侶動物として飼育される特殊な動物のこと。【カーミングシグナル】視線を逸らしたりあくびをしたりなど、ペットが動作で表すサインのこと。【生体(せいたい)】生きている生き物。ペットショップ等で販売している動物たちのこと。【逆毛(さかげ)】犬や猫などにおける、毛並みに逆らって生えている毛のことをいう。【ミックス犬(みっくすけん)】純血種に対して、異なる純血種同士を掛け合わせた犬のことを指す。【観光農園(かんこうのうえん)】来園者に農作業などを体験させるなどして、代金を得る農園のこと。【レイズドベッド】レンガや石などを積み上げて囲み、かさ上げした花壇のこという。水はけや通風が改善されて作業もしやすくなる。【エコキャンプ】自然を体験することや、環境教育を目的に行われるキャンプのこと。【エコファーマー】観光保全型の農業の実践を目的に、農薬の制限や土づくり等において、都道府県知事の認定を受けた農業者を指す。【海洋温度差発電(かいようおんどさはつでん)】海洋表層の温かい水と深海の冷たい水の温度差を利用して発電を行う仕組み。深海約1,000mから冷水を表層へ汲保全と創造、並びに技術・技能の継承・発展に資することを趣旨としています。日本庭園士の認定 日本庭園士を受験するには、まず日本庭園士補資格を取得する必要があります。 日本庭園士補は、日本庭園士補認定研修会を実施して認定します。平成30年度から令和4年度までに計4回の開催で110名の日本庭園士補を認定しました。認定された日本庭園士補はステップアップ研修等で自己研鑽に励み日本庭園士認定試験に挑みました。 令和5年度に第1回目の日本庭園士認定試験を東京で実施し、12名の日本庭園士を認定しました。制度が目標とする日本庭園士像① 日本庭園の伝統的な技術・技能を継承している。み上げ、表層の温水との温度差を利用してエネルギーを生み出す。 【二次エネルギー(にじえねるぎー)】石油や石炭等(一次エネルギー)を加工し作った、電力、都市ガス、石油製品等のことを二次エネルギーという。【レッドリスト】日本において、絶滅の危機の恐れがある野生生物種の一覧のこと。② 自ら日本庭園の施工・維持管理、修復及び改修ができる。③ 時代が求める日本庭園を創ることができる。④ 日本庭園に精通する知識と見識を有している。⑤ 品位を有しており信頼と尊敬に値する。⑥ 技術・技能等の継承に寄与できる。⑦ 日本庭園の魅力を広く国内外に発信できる。(参考:プレスリリース)26動物・農業・環境系ギョーカイの最前線の「ことば」を探る知っておきたい業界用語集働く環境や職種によって、その業界でしか通じない独特な言葉『業界用語』があります。このコーナーでは、動物・農業・環境系の業界用語を紹介します。いざという時のために、少しだけ予習をしておきましょう。世界的文化遺産を作り、守る日本庭園士 とは
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