■現状コロナ禍による影響はあるものの、明るい見通しも多いです。たとえば、大阪万博に向けた建設需要やリニア中央新幹線開通プロジェクトや統合型リゾート（IR）整備など、業界が活性化しそうな計画が散見されます。また、耐用年数を迎える橋梁などのインフラが今後さらに増えてきます。その補修や維持管理などの仕事が将来、重要性を増すと考えられます。 （出典：令和3年／国土交通省 建設業活動実態調査）＜職種別建設業従事者数 調査対象企業合計179,559人＞技術職（設計・ ●大林組 ●竹中工務店 ●清水建設 ●大成建設 ●鹿島建設 など●日建設計 ●NTTファシリティーズ●三菱地所設計 など建築士測量士ＣＡＤオペレーター建築施工管理技士インテリアプランナー造園技能士 などBIM/CIM（Building / Construction Information Modeling, Manage-ment）は、設計、施工、維持管理に至るまで、3次元で表現したモデルを使って情報を共有する業務スタイルです。2次元で表現された紙の図面は、完成形状を想像するには熟練が必要です。BIM/CIMであれば完成形状がわかりやすく、電子データであるため情報共有も容易であり、生産性の向上が期待できます。●建設業界の事業別の国内売上高●ミサワホーム ●大和ハウス工業●積水ハウス ●旭化成ホームズ など建設会社建設設計・住宅設計会社関連職種関連職種ハウスメーカー業界注目キーワードBIM/CIM（ビム/シム）30施工管理） 121,474人労働者） 16,171人（出典：令和3年／国土交通省 建設業活動実態調査）Ⓒあいち造形デザイン専門学校AIやITを活用し労働環境を改善■展望日本の高い技術力や安全管理のノウハウを、海外の工事の受注につなげようとすれば、国際的に通用する人材の育成が必要となってきます。また、国内では作業員の人材不足、処遇改善、働き方改革、生産性向上などが課題となっており、その解決に向けて、AIやITを使った業務の効率化や環境の改善といった建設業におけるDXが進められています。技能職（現場 数字・グラフで見る業界データ大阪万博やリニアなども注目される建設業＜業界規模＞建設業界の総売上高 業界の現状と展望業界を代表する企業例土木建築工事 11兆555億円設備工事業 3兆3,318億円1,424億円建設関連業 その他の事業 4,985億円建設・建築・土木に関する業界15兆282億円
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