分野別ガイドブックNO.4
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国公立小・中学校、高等学校関連職種関連職種関連職種私立小・中学校、高等学校業界注目キーワードスクールソーシャルワーカー■現状令和2年度の公立学校教員採用選考試験の実施状況は、受験者総数は、134,267人で、前年度に比較して3,775人の減少でした。一方で全体の競争率(採用倍率)は、3.8倍で、前年度の3.9倍から減少(5年連続減少)。採用者総数は、35,067人で、前年度に比較して9人増加しました。「教員の働き方改革」の推進がますます求められます。(文部科学省 令和3年度公立学校教員採用選考試験の実施状況)倍)、山形県(2.4倍)、新潟県、佐賀県、長崎県(2.6倍)の順です。(令和3年度 公立学校教員採用選考試験の実施状況について:文部科学省)H29年度H30年度H31年度R1年度R2年度031,961人32,985人34,952人35,058人35,067人50000100000150000■受験者数 ■採用者数166,068人160,667人148,465人138,042人134,267人200000●小学校教諭 ●中学校教諭●高等学校教諭・小学校教諭 ・中学校教諭・小学校教諭 ・中学校教諭・高等学校教諭・養護教諭 ・栄養教諭・特別支援学校教諭・部活動指導員    などスクールソーシャルワーカー(SSW)が、教育現場での問題解決の担い手として注目されています。児童生徒の不登校や虐待など、学校だけでは対処しきれない事案に介入するのが役割です。児童生徒からのSOSを見落とさないよう導入する自治体も増えてきました。原則、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士いずれかの資格が必要です。●受験者数・採用者数の推移( )内は競争率●小学校教諭 ●中学校教諭●高等学校教諭Ⓒあいち造形デザイン専門学校─ 25 ─教育に関する業界受験者数は微減、採用者数は微増■展望かつて大量採用されたベテラン教員が退職期を迎え、大都市圏で若手教員の増加が著しいです。受験者総数が多い県は、東京都/9,265人、大阪府/6,372人、愛知県/6,248人、埼玉県/6,107人、千葉県/5,216人の順で、競争率(倍率)が高い県は、沖縄県(8.1倍)、高知県(7.9倍)、三重県(6.5倍)、兵庫県(5.5倍)、低いのは富山県(2.2数字・グラフで見る業界データ小・中では受験者減、高校では採用数増<公立学校教員採用試験受験者数と採用者数>小学校43,448人→16,440人(2.6倍)中学校44,105人→10,049人(4.4倍)高等学校26,163人→3,956人(6.6倍)特別支援学校9,696人→3,102人(3.1倍)養護教諭9,239人→1,319人(7.0倍)栄養教諭1,616人→201人(8.0倍)業界の現状と展望業界の代表例

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