大学院修士課程または大学の専攻科で所定の単位を修得大学院所定の単位修得。単位数は、中学・高校・教科により異なる。大学所定の単位修得。単位数は、教科により異なる。短大高 等 学 校 教 諭 専 修 免 許 状高 等 学 校 教 諭 一 種 免 許 状中 学 校 教 諭 一 種 免 許 状中 学 校 教 諭 二 種 免 許 状どんな仕事？部活動、進路指導も含め、深い指導力が求められます 公立の小中学校では、少人数制による基礎学力の向上を目指し、また高校でも多様な高校教育の展開に対応するため、教員の増員を行っています。授業では、原則としてそれぞれの専門教科を教えます。進路指導、部活動なども含め、広く深い指導が求められます。どこで学ぶ？短期大学・大学・大学院が主な学びの場です●学校の種類 中学校教諭の場合は、短期大学、大学、高校教諭の場合は、大学となり、大学院では専修免許状が取得できます。●修業年限 短期大学は2年で二種、大学は4年で一種免許状が取得できます。イメージチャート●授業内容 教員養成系課程のカリキュラムは、教職専門科目と教科専門科目を中心に構成されています。 また、ただでさえ多感な年代層である生徒に接するのですから、日頃から温かく生徒に寄り添い、気持ちを共感的に理解し、信頼関係や好ましい人間関係を育てることが求められます。 昨今、学校生活においては貧困やいじめ問題、不登校、学級崩壊なども問題になっています。教師には学級の生徒たちをとりまとめる力や、保護者への対応力、進路決定のためのアドバイスや的確な指導など、教育の専門家として、学級づくりの力・学級経営力が求められています。●卒業後の進路 公立中学校の令和３年度教員採用試験の倍率は4.4倍で、前年度の5.1倍から減少しました。学校─ 45 ─で学んだ知識を生かして、教育ビジネス（進学塾講師、教具・教材の開発など）の方面に進むことも可能です。資格を取るには？ 最も一般的な方法は以下の通りです。文部科学大臣の認定は、各免許教科ごとに行われているので、注意が必要です。（1）中学校教諭 一種免許状は、4年制大学で、所定の教科に関する科目20単位、教職に関する科目39単位以上を修得して卒業すると、二種免許状は、短期大学において所定の教科に関する科目10単位と教職に関する科目25単位以上を修得して卒業すると授与されます。（2）高等学校教諭 一種免許状は、4年制大学で、所定の教科に関する科目20単位と教職に関する科目39単位以上を修得して卒業すると授与されます。 専修免許状は、一種免許状の授与を受けるための所定資格をすでに有する者が、文部科学大臣の認定を受けた大学院修士課程または大学の専攻科で、教科または教職に関する科目40単位以上を修得して修了すると授与されます。専門教科だけでなく、あらゆるスキルを持つ教育者文部科学大臣の認定は各免許ごとに行われているので注意！中学校教諭は小学校教諭とともに義務教育の一翼を担い、高等学校教諭は専門教科に対する深い知識に加え、2022年度からは「探究学習」「プログラミング」等も始まりました。教育への期待が一層大きくなる中、教育への熱意にあふれ、優れた人間性を持つ教育者の養成が急がれています。中学校教諭・高等学校教諭
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