分野別ガイドブックNO.4
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 用公務員採用試験(任用資格取得)■ 児童福祉司・相談所員 ■ 寮母・寮父  ■ 老人福祉指導主事■ 身体障害者福祉司   ■ 教護・教母  ■ 査察指導員■ 知的障害者福祉司   ■ 児童厚生員または都道府県知事)指定科目履修(厚生労働大臣指定または都道府県知事)(採用)任※任用資格とは、公務員採用試験に合格して公務員として採用されてはじめて 名乗ることができます。資格取得で即その職種につけるわけではありません。大学・短大専門学校大学・短大指定科目履修専門学校・養成所(厚生労働大臣指定どんな仕事?人々と直接ふれあう 社会福祉主事の仕事は、福祉事務所、社会福祉協議会、児童相談所、各種の社会福祉施設で子どもたちを保護育成したり、病気や心身の障害、貧困などのため社会的な保護や援助を必要としている人々と直接ふれあい、相談・指導し、身の周りの世話などをすることです。 これらの業務には専門的知識・力量をもった人が必要であり、その職種も多く、約30種類あるといわれています。そのうちの一つが社会福祉主事です。従って、社会福祉主事がすべての社会福祉専門職員の代表とは必ずしもいえません。 しかし、社会問題がもっとも鋭く現れる貧困にかかわって生活保護行政が行われ、その行政に中心的な役割をもってたずさわるものが社会福祉主事なのです。 社会福祉関係の職種には、社会福祉主事の任用資格をもっていなければなれない職種があります。どこで学ぶ?─ 50 ─にわたっていますが、大きく分けると、行政関係・施設関係・社会福祉協議会になります。任用資格を取るには?学びは大学で、地方公務員試験に合格することが必要 任用資格取得は次の方法です。①大学で厚生労働大臣または都道府県知事の指定する社会福祉に関する科目を修得して卒業する。②厚生労働大臣の指定する養成機関または講習会を修了する。 さらに、社会福祉主事を名乗るには、地方公務員試験に合格し、任用されることが必要です。その他の主な社会福祉系任用資格イメージチャート社会的に保護や援助を必要としている人々と直接ふれあいます社会福祉の分野は多岐にわたります。社会福祉主事は任用資格で、職業として始動するためには、地方公務員試験に合格しなければなりませんが、地域に密着して、弱い立場の人々を支援するやりがいのある仕事です。福祉現場のプロ社会福祉主事児童指導員指定科目を履修して任用資格を取得します●養成施設の種類 厚生労働大臣または都道府県知事が指定する養成機関または講習会。入学(入所)資格は、施設によりさまざまです。●修業年限 大半が1年。専門・各種学校は、昼夜とも2年です。●授業内容 学校によって講義科目と実習科目のカリキュラムがあります。●卒業後の進路 社会福祉主事の職場は広範囲社会福祉主事

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