分野別ガイドブックNo.5
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シリーズこう変わる ローソンはレジに並ぶことなく素早く買い物ができるウォークスルー決済導入店舗「Lawson Go」の運営を本格的にスタート。「会計要らず、商品を持ってそのまま出られる」店舗が特長。事前に専用アプリを登録し、アプリ内のQRコードをかざして入店するだけで、クレジットカードで決済が完了するという仕組みです。コンビニにも新時代に突入です。 国土交通省は2022年10月、米国連邦航空局(FAA)との間で「空飛ぶクルマに関する協力声明」に署名しました。今後、連携して空飛ぶクルマに関する情報交換や協力を進めていきます。空飛ぶクルマについて、機体、操縦ライセンス、運航などに関する手続きなどで情報交換や協力を行っていきます。 国交省では、2025年の大阪・関西万博での空飛ぶクルマの商用運航開始に向けて、機体、運航、操縦士ライセンス、離着陸場などに関する制度整備を進めています。オンライン会議、対面会議、動画視 オンライン会議、対面会議、動画視聴、セミナーなどでの活用が想定され聴、セミナーなどでの活用が想定されていますが観光産業での活用が大ていますが、観光産業での活用が大いに期待されています。 西日本旅客鉄道(JR西日本)は、2024年秋、新たな観光列車の導入を発表しました。コンセプトは「地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」。季節ごとに運行エリアを変え、地域の魅力を発信します。列車名は後日発表予定。 2024年秋の北陸キャンペーン第1弾は、敦賀から若狭、京都府北部を通り、城崎温泉までを結びます。3両編成の定員54席でハイグレード仕様。価格帯はグリーン車以上を予定。 動物由来の食材を使わない「ヴィーガン」。欧米を中心に、ヴィーガン人口が急速に増加中。専門レストランやスーパーでの販売、世界的なファストフード店やカフェでもメニューを提供しています。そうした中、全日本空輸では、ヴィーガンなどに対応した国際線の特別機内食3種類を刷新すると発表しました。「ベジタリアン」、「グルテンフリー」などの多様化したメニューにも対応します。25「空飛ぶクルマ」実用運航に「空飛ぶクルマ」実用運航に向けて制度を整備向けて制度を整備AI翻訳「ポケトーク同時通訳」登場、観光産業での活用に期待 多言語通訳ツールを提供する「ポケトーク」は、AI翻訳ソフト「ポケトーク同時通訳」を発表。新製品では音声と字幕による同時通訳を可能にしました。発売当初はPC向けソフト(Windows、MacOS)のみ対応ですが、より機動性を高めるためにスマートフォン版やタブレット版の開発も進めています。 「ポケトーク同時通訳」は、ポケトーク字幕と同様、字幕表示機能では、音声入力で83言語のテキスト翻訳、テキスト入力で115言語のテキスト翻訳に対応するほか、同時通訳機能として英語から70言語への音声とテキスト翻訳を可能にします。観光・トラベル・各種ビジネス系の近未来注 目の 新 産 業JR西日本、新・豪華観光列車を導入全日空が特別機内食3種を刷新「ヴィーガン」などに対応世界でクルーズが見直され、世界でクルーズが見直され、2028年の市場は2.2兆円規模に2028年の市場は2.2兆円規模に 米国の市場調査会社が、世界のクルーズ市場は2028年に151億ドル(約2.25兆円)の規模に成長するとの予測を発表しました。 2022年の推計値は76.7億ドルで、年平均11%ずつ成長していくとの見通しで、特にテーマクルーズの人気が成長を牽引すると予測。世代別では1997年から2012年に生まれたZ世代がミレニアル世代を上回る可能性も指摘しています。また、分野別ではリバークルーズが最も高い成長率が見込まれ、平均成長率は13.3%増となっています。「会計要らずの無人店舗」コンビニ空飛ぶクルマ、豪華列車、クルージングからAI音声翻訳まで話題の新産業

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