関連職種関連職種関連職種業界注目キーワード自主編集売場●三越伊勢丹HD(三越、伊勢丹ほか)●J.フロントリテイリング(大丸、松坂屋ほか)●髙島屋●エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急、阪神ほか)●セブン&アイHD(そごう、西武)商品企画●バイヤー●商品企画●外商●シューフィッター●ファッションコンシェルジュ●百貨店プロセールス ほか百貨店自身がコンセプトや販売するアイテム・ブランドを決めてディスプレイする売場のこと。他の百貨店との差別化や、より直接的に消費者へコミュニケーションが取れるなどのメリットが得られることから、コロナ禍で集客を高める効果的な方法の一つと見られています。●全国百貨店商品別売上高の推移●丸井グループ(丸井ほか)●近鉄百貨店●東急百貨店●東武百貨店●小田急百貨店2470,00060,00050,00040,00030,00020,00010,0002018年衣料品 雑貨品 その他2017年059,53358,87033,37733,2847,7587,86018,39817,7262019年2020年2021年単位:億円57,54744,18342,20433,04123,93925,2897,6737,8588,58016,83311,66511,410日本百貨店協会百貨店売上高を基に作成。©あいち造形デザイン専門学校■現状百貨店の売上のうち、衣料品と雑貨で約40%を占めています(日本百貨店協会HPより)。さらにコロナ禍でインバウンド消費や来客数も減少、正念場を迎えています。特に2020年は緊急事態宣言によって多くの百貨店が休業を余儀なくされ、大きく売上を落としました。一方で、現在はECサイトの活用やインバウンドの本格再開など、売上回復につながる追い風も吹きつつあります。業界を代表する企業例ファッション流通・小売に関する業界(デパート・百貨店)数字・グラフで見る業界のイマコロナ禍の影響から脱する努力を継続中<百貨店売上ランキング(2021-2022年)>1位 高島屋 5,408億円2位 そごう・西武 4,405億円3位 大丸松坂屋百貨店 4,365億円4位 三越伊勢丹 4,330億円5位 阪急阪神百貨店 3,482億円6位 近鉄百貨店 1,970億円7位 東急百貨店 1,322億円8位 ジェイアール東海高島屋 1,011億円954億円9位 東武百貨店 10位 小田急百貨店 863億円※千万円以下は四捨五入。ダイヤモンド・オンラインより業界の現状と展望建て替え&再編と、大きな変化の渦中に■展望2022年以降、小田急百貨店新宿本店や東急百貨店渋谷本店など、電鉄系の百貨店が再開発&ビルの老朽化による「建て替えラッシュ」に入りました。駅ビルの再開発には時間がかかります。新しいビルが完成するまで顧客をいかにつなぎとめるかで、今後の先行きも変わっていくでしょう。また、セブン&アイホールディングスの西武・そごうが、ホールディングスから売却されるように、業界の再編・統合にも要注目です。
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