素材の可能性を求めあらゆる特性を検証する金属工学と材料工学はいずれも、さまざまな素材を機器や装置などに応用する学問で、研究によって便利で環境に優しい素材などを開発します。化学や物理学の基礎知識を総合的に学びます。船舶や海洋設備・資源の活用を研究する船舶の設計や海洋構造物、海洋資源などについて学びます。船舶学は構造技術や制御技術のほか、水中ロボットの研究なども行います。海洋工学では海洋空間の利用に関する研究が注目されています。美しさと機能性を追い求めるデザインを工学的な観点から捉え、魅力的な製品にすることが目的の学問です。見た目の美しさだけではなく、機能性がよく、社会に求められるデザインを考えることが重要です。資源の開発と新しい活用法を探る石炭・石油・天然ガスなどの化石エネルギーや原子力、及び風力、太陽光、地熱など新エネルギーの開発と有効な活用について研究する学問で、環境問題について最も関係の深い分野といえます。海運の安全と運航の効率性を考える船の運航術と物流の管理法、それを支える機械やエネルギー機関、電気システムなどの技術を総合して学びます。船舶の安全な運航と海運のシステムを支える実践的な学問と言えます。菌が電気を産む「微生物燃料電池」愛媛県のみかん畑で実証実験中四国電力、東京農工大学大学院ほか2社は2024年9月より、微生物燃料電池の実証試験を行っています。この電池は「発電菌」という微生物の働きにより、有機物を分解処理すると同時に電力を生み出します。実験では愛媛県にあるみかん農園に燃料電池を設置し、実際の農地における発電状況を確認しています。航空機やロケットの設計・製造を学ぶ航空機やロケットなど空を飛ぶ機械全般を学びます。空気力学をはじめ、材料力学や熱力学など工学に関する知識の統合が要求されます。また、宇宙空間の利活用も研究領域になります。組織やシステムのよりよい運営をめざす企業または工場において、より効率的な経営や生産システムの構築に向けた研究を行います。人員や組織の管理からシステムの運用にいたるまで企業の問題をチェックし、経営の改善を図ります。工学部情報システム学科自動運転専攻〔埼玉工業大学〕注目学部・学科P109P111P111P110P111注目ニュースP111P111《関連学科》材料工学科、材料機能工学科、マテリアル工学科、プロダクトデザイン学科など《関連学科》海洋理工学科、海洋機械工学科、海洋建築工学科など《関連学科》プロダクトデザイン学科、システムデザイン工学科、インダストリアルアート学科など《関連学科》環境・エネルギー工学科、地球資源システム工学科、環境社会工学科など《関連学科》海事システム工学科、海洋安全システム科学科、グローバル輸送科学科など《関連学科》航空宇宙工学科、機械知能・航空工学科、機械航空創造系学科など《関連学科》マネジメント工学科、マネジメントサイエンス学科、経営システム工学科など2025年4月新設予定の専攻です。未来のモビリティの形である自動運転技術の実現に必要な知識や技術をハード・ソフト両面から取得した、自動運転エンジニアの育成を目指します。自動運転への適用に主眼を置いたAIのディープラーニング(深層学習)を中心に、さまざまなAI技術を学びます。30資源・エネルギー工学商船学金属・材料工学船舶・海洋工学工業デザイン学航空・宇宙工学経営工学関連分野のニュース&注目学部・学科関連分野のニュース&注目学部・学科
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