学部学科分野まるわかり事典東日本
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医師の補助から患者への対応まで全面サポート●看護 看護・医療は、ケガを負ったり病気をした人の心と体をサポートする大切な仕事です。ただし、看護・医療と言っても種類は多種多様です。入院・来院患者をサポートする看護師から、歯科医師の補助をする歯科衛生士までさまざまな職種があります。 また、病気やケガの治療を中心とする医療以外にも、病気の予防や検査、リハビリテーション、緩和ケアなど多角的な医療行為が求められるようになっており、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士など、医師と連携して専門性を発揮できるスペシャリストの育成がさかんになっています。 この看護・医療系の学校の大きな特徴は、学科やコースがそのまま資格・職業に直結していることです。そして、多くの学校が文部科学大臣、都道府県知事、または厚生労働大臣の指定養成校になっており、卒業と同時に国家試験の受験資格が得られます。 看護・医療の仕事は、人の健康や生死に直結することから、修学年数は3年制、4年制と、他の分野よりも長い期間が必要であり、授業内容もハイレベルな傾向にあります。様々な検査、患部の治癒・回復、医療情報管理等を担う●臨床検査 ●臨床工学●歯科衛生 ●歯科技工●理学療法 ●作業療法●救急救命 ●診療放射線●義肢装具●はり・きゅう・ あん摩マッサージ指圧●柔道整復●診療情報管理・ 医療情報技術●言語聴覚 ●視能訓練72看護系医療系3・4年制の学科やコースがそのまま資格や職業に直結看護・医療系スペシャリストたちが病人・けが人をサポート

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