2026学部学科分野西日本PDF
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人間の成長を助ける教育のあり方を学ぶ●教育学・教員養成●保育・児童学人間らしく生きていくための社会のしくみを考える●福祉学あらゆる人々の安心できる暮らしを考える障がい者や高齢者への援助、社会環境や制度のあり方を考えます。保健・医療と福祉の連携を考える保健・医療福祉、地域社会を考える地域福祉などを研究対象とし、福祉のあり方を学びます。 社会の複雑化が進む現代、教育・保育の現場では、かつてよりも多くの責務が教員や保育者に求められています。教育系分野では以下の学びを通じ、学校や保育施設で子どもたちを守り、導ける人材の育成に取り組んでいます。 「教育」を学問として捉え科学的に研究する「教育学」では、その本質や目的、人間形成との関わりについて追究します。教員免許の取得が卒業要件となっている場合が多い「教員養成」教育理念・教師の使命を学び“教育”を考える教育学は、学校教育を中心に「教育理念」や「教師の使命」などを理論的に、また教員養成は、現場での実践的な「教え方」を学びます。教員免許は、大学で教職課程を履修し卒業時に交付されます。は、幼児・初等・中等教師に必要な知識や技術を修得します。小・中学校の教員免許取得には社会福祉施設などで介護活動を経験します。そして「保育・児童学」では、子どもの成長・発達や子育て支援に関するノウハウを身に付けます。 「福祉学」では地域、年齢、心身の状態が異なる被介護者に、どうすれば安定した支援を行えるかを考えるのが最重要テーマの一つとなります。最近では家族の介護や世話に追われ、大きな負担を負っている未成年「ヤングケアラー」が正式に国や自治体の支援対象となりました。このような社会情勢に対応した福祉のありかたなども学びます。子どもの身体と心の成長、変化や発達を研究子どもの健全な成長・発達を学び、成長に応じた教育と環境を考える学問です。児童心理学、児童福祉学などを学び、保育士や幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭の資格や免許取得を目指します。教育系福祉系《関連学科》発達科学科、教育心理学科、幼児教育学科、初等教育学科、中等教育学科など《関連学科》保育学科、幼児教育学科、子ども学科、児童発達学科、子ども福祉学科などP112P113《関連学科》児童福祉学科、社会福祉学科、介護福祉学科、福祉心理学科、臨床福祉学科、福祉行政学科などP11435複雑な現代社会、より多くの責務が教員や保育者に求められる教育学・教員養成保育・児童学福祉学教育・福祉系人間の成長を助け、人間らしく生きるしくみを探る

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