建築士の受験資格が2020年より大幅緩和あらゆる建造物に関する業務を担います。この分野では建築士資格の取得が必須でしょう。2020年3月より建築士法の一部が改正され、建築士試験の受験資格が大幅に緩和されました。《関連学科》建築設計科、建築工学科、土木建築学科、建設学科、建築室内設計科など「安全・使いやすい」で独創性を目指す電気・水道設備や空調も建築の一部として、単純な利便性とともに美しさやオリジナリティーも求められます。発注者の意向をくむことが大切なので、専門知識・技術に加えて、コミュニケーション能力が求められます。《関連学科》建築・設備工学科、インテリアデザイン科、インテリア・建築デザイン科、建築設備設計科など“みどり”を創り守る環境保全のエキスパート公園や庭園などの設計、工事、管理だけでなく、環境保全までが造園です。植木の選定・配置、通路や排水路の位置取りなどをプランニングし、工事を行います。造園施工管理技士や造園技能士などの資格があります。《関連学科》造園デザイン科、環境園芸学科、緑地環境学科、ガーデンデザイン学科、土木・造園科などP134P135P136美的センスと感性で「居心地」を生み出すインテリアは建造物内部の装飾を考え、家具や設備、床、壁紙、扉など、全てをコーディネートします。インテリアデザイナー資格やインテリアコーディネーター資格を取得するのが一般的です。《関連学科》建築・インテリア学科、インテリアデザイン科、建築・環境デザイン学科、建築デザイン科など技術革新に対応しながら生活基盤の基礎づくり現在は道路、鉄道などいたるところで、土木・測量事業が推進されています。職域は幅広く、土木工事のシステム化や機器の発達などの技術革新に対応できる技術者が求められています。《関連学科》土木建設科、水環境・土木工学科、都市工学科、社会環境工学科など世界で最も高い木造建築大林組、豪・シドニーに建設豪・アドラシアンのオフィスビル「アトラシアン・セントラル」地上39階建ての建築を大林組が受注することが決定。脱炭素が叫ばれる現在、再生可能な資材である「木材」に注目。大林組は柱・梁・床・壁の全て木造ハイブリッド構造により、100%再生可能エネルギーの稼動を目指し、環境課題に貢献します。P134P135注目ニュースあらゆる設計に関連する製図の専門家製図技術は、日本工業規格(JIS)に基づく製図通則により、図面を正確・簡潔に描き表す技術です。コンピュータによる製図技術をCADといい、CADオペレーターは不可欠な仕事になっています。《関連学科》機械CAD設計科、CAD製図科、CAD学科、CADデザイン科など実習授業で学び資格取得を目指す測量は、正確さ、緻密さが求められる分野で、測量士(補)や土地家屋調査士などの国家資格の取得を目指して授業や実習が行われます。今後は、GPS測量技術などに対応していくことが必要です。《関連学科》測量建設科、測量設計科、測量技術情報科、測量環境工学科、大工測量科など女性の活躍に期待建設ディレクターP134P13545建設業界で働く女性は約2割、その内8割が一般事務です。建設業は現場業務50%、書類業務50%をほぼ現場担当者が両方を行っています。今後、建設用語や作業工程を習得した建築ディレクターを育成し、積算、入札業務等の作業を分担。建築業界の女性の活躍が期待されます。注目の職業建築設備・空調造園インテリア土木製図・CAD測量関連分野のニュース&注目の職業関連分野のニュース&注目の職業
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