つくにはブックス No.1
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●企業系栃木東京東京東京東京新潟富山愛知兵庫鹿児島都道府県団体・企業ニュース・トピックス■「芳賀・宇都宮LRT」(ライトライン)が8月に開業宇都宮ライトレール株式会社■明電舎が薄型の電動モジュールを開発 2026年度に量産予定株式会社明電舎■鉄道に給電する「トロリ線」の新型を開発 長寿命化に成功株式会社プロテリアル、東日本旅客鉄道株式会社■建築工事で生じるCO2の排出量算出サービスを提供開始株式会社コスモスモア■リアルタイムで確認可能な車内防犯カメラを全車両に導入京浜急行電鉄株式会社■新潟から札幌まで、新しい国内航空便が14年ぶりに登場トキエア株式会社■バスに手ぶらで乗降できる顔認証決済システム、黒部市内で実証実験開始富山地方鉄道株式会社■「ヴォクシー/ノア」が日本で最も安全性の高いクルマとして受賞トヨタ自動車株式会社■1000TEU型内航コンテナ船を3隻投入開始井本商運株式会社■車両に太陽光発電システム 実証実験では燃費1割減株式会社システック栃木県に次世代型路面電車(LRT)、「芳賀・宇都宮LRT」(愛称:ライトライン)が2023年8月26日開業します。同LRTは優先整備区間とされるJR宇都宮駅東口と芳賀町の高根沢工業団地を結ぶ路線で、これまで路面電車がなかった地域に開業する初の軌道法適用路線となります。運営については宇都宮市と芳賀町が軌道整備事業者、宇都宮ライトレールが軌道運送事業者となる、公設型上下分離方式となります。明電舎は2023年4月、電動車輛向けの駆動モジュール「MEIDENe-Axle」の開発を完了したと発表しました。同製品は部品配置の工夫で高さを抑えており、3列シート車への搭載にも対応しています。同社は既に自動車メーカーへの提案を始めており、2026年度の量産開始をめざします。プロテリアルと東日本旅客鉄道(JR東日本)は24日、新型のトロリ線を共同開発したと発表しました。トロリ線とは、鉄道車両に直接給電を行うための電線です。新たなトロリ線はインジウムを添加することで、寿命を4割伸ばすことに成功しており、張り替え周期を伸ばすことで、人件費・整備費の低減効果が期待されています。コスモスモアは、建築工事で生じるCO2の排出量算出サービス「Carbonwatch」の提供を開始しました。新築工事やビルイン工事、躯体を含めたリノベーション工事を対象としたもので、カーボンオフセット調達証明書の発行にも対応しています。対象となるのは新築工事やビルイン工事、躯体を含めたリノベーション工事などです。京浜急行電鉄は現在使用している記録式の車内防犯カメラ装置に代えて、リアルタイムに確認できる新たな防犯カメラを、2023年9月下旬から2026年度末までに、全790両(2023年3月31日時点)へ導入すると発表しました。新しく導入する防犯カメラシステムは、車両に通信機能を持たせたカメラを設置することにより、車内犯罪・トラブル等の際、地上側でリアルタイムの映像確認が可能となります。関係部署による状況把握・確認・対応・連携が素早く行えるようになり、安全性向上を図れるとのことです。2023年6月30日、トキエア株式会社が新潟空港と札幌丘珠空港を結ぶ航空路線を就航します。トキエアは新潟空港に拠点を置く初の航空会社で、新しい国内便の登場は2009年以来14年ぶりとなります。同社のビジネスモデルはいわゆる格安航空ですが、同社では低運賃で高品質なサービスを提供する「ハイブリッド航空」をめざしています。丸紅と富山地方鉄道は、富山地鉄が運行する黒部市内路線バスの生地循環線に、顔認証技術とアプリ型プリペイドカードを連携する顔認証決済システムの実証実験を、2023年6月1日より開始しました。実証では、路線バスの定額運賃区間で、事前に顔登録をした利用者の顔を判別・認証し、その後、自動で個人のアプリ型プリペイドカードから引き落としする形で、決済との連携が正常に動作することを確認します。国土交通省は、自動車の安全性能を評価・公表する自動車アセスメントの2022年度の評価結果で、トヨタ自動車の「ヴォクシー/ノア」が「ファイブスター大賞」を受賞したと発表しました。2022年度に自動車アセスメントとして評価した自動車は乗用車が7車種、軽自動車が6車種の計13車種で、このうち最高評価にあたるファイブスター賞を7車種が獲得。その中で最高得点の「ヴォクシー/ノア」が大賞を獲得しました。井本商運は、最大1000個(20フィートコンテナ換算)のコンテナを搭載できる1000TEU型内航コンテナ船3隻を、2023年6月より投入開始しました。積載能力は、同社の所持する船の中では過去最大となります。トラックドライバーの労働時間管理を厳格化する「物流2024年問題」などで今後、増加が見込まれる内航コンテナサービスを強化するねらいです。6月2日には1隻目となる「きそ」が神戸港に初入港しました。システックは、移動体太陽光発電システム「ロジソーラー」の販売を開始すると発表しました。同システムでは、太陽光電池で発電した電力を車両のバッテリーに充電します。バッテリー電圧が低下する頻度・時間が短縮するため、オルタネーターの負担を軽減する効果で燃料使用量が減り、CO2排出量も削減されます。70業界NEWS & TOPICS

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