70業界NEWS & TOPICS都道府県宮城群馬東京愛知京都大阪鳥取■2024年より県内の全市町村福岡沖縄団体・企業ニュース・トピックス■日本初の医療的ケア児者向け 「ヴィラ型ショートステイ」が オープン(福)あいの実■内閣府ガイドライン認定の 「バス置き去り防止安全装置」 が登場㈱青木製作所■児童書や絵本を保育施設に 寄贈する取り組みを開始㈱コドモン■患者・家族と従事者をつなぐ ポッドキャストがスタート㈱クリニコ■介護福祉士養成校向け 「介護実習支援システム」を 提供富士フイルムシステムサービス㈱■岡崎市の社会福祉協議会に 福祉車両を無償提供愛知ダイハツ㈱■障がい者アートの 「Tシャツフェア」を開催㈱ヒューマンフォーラム■「保育士・幼稚園教諭向け オンライン英会話」 を強化㈱本気イングリッシュ で医療費完全無償化■共同開発看護師コミュニティが 看護師向けオンラインイベント を開催㈱thestory■全国初となる ケアマネジャーらの組合が設立おきなわ仕事と介護両立サポート(協組)(福)あいの実は、2023年4月、日本初となる医療的ケア児者を対象とした「ヴィラ型ショートステイ あいの実ストロベリー」を含む複合支援施設「COCOON西田中EAST」を開設した。ショートステイとは自宅で介護を行っている方が病気や休息などで介護ができない場合、代わりに介護を担うサービス。近年、医療的ケア児者に対し施設が不足していたため、日本初の施設に注目が集まる。自動車部品やドライブレコーダーの製造などを手掛けている㈱青木製作所が、2023年4月、バスの児童置き去り防止確認作業を支援する安全装置「Safety Alarm」をリリース。国土交通省が策定したガイドラインに適合した製品で、ボイスアラームによる「確認支援モード」など、これまで同社で培ったノウハウを導入し、ヒューマンエラー抑制に努める。㈱コドモンがブックオフグループホールディングス㈱と連携し、児童書や絵本を保育施設に寄贈する取り組みを2023年2月に開始した。子どもを取り巻く様々な事業を展開してきたコドモンは、「子どもたちに素敵な本と出会うきっかけを与えたり、子どもが読書に親しむ環境整備を手伝ったりしたい」と今回の取り組みに意欲を見せている。介護食メーカーの㈱クリニコは、2022年11月、在宅医療をテーマとしたPodcast「Podcast在宅クリニック~本日午後は休診です~」を開始。「患者・家族だけでなく、医療従事者も在宅医療の実情を知る機会が限られている」「在宅医療には所属が異なる多職種が関わるため、栄養管理に関する共通認識が乏しい」などの背景がサービス開始のきっかけとなった。富士フイルムシステムサービス㈱は、介護福祉士養成校における現場実習の場で、学生・教員・実習先指導者の3者間における円滑なコミュニケーションをサポートする「介護実習支援システム」を2023年6月より提供開始。これまでアナログ作業であった「学生による実習記録から、教員・実習先指導者による実習状況確認」までをウェブ上で完結する。岡崎市と地域福祉に関する連携協定を結んでいる愛知ダイハツ㈱が、2023年4月1日から同市の社会福祉協議会に無償での福祉車両の提供を開始した。提供された車両は、後部の出入り口から車いすで乗り降りすることが可能で、中山間地域に住む高齢者や障害者の移動に役立てられている。アパレル事業を展開する㈱ヒューマンフォーラムが、京都を中心にカフェ・アパレル・雑貨などを取り扱うショップ「mumokuteki」にて、障がいのある方のアートを活かしたプリントTシャツを商品化した「Tシャツフェア」を企画・製造した。同フェアは京都市の「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」の一環で、同プロジェクトの登録事業所に届いた図案から8案を採用し商品化。販売期間は2023年8月29日まで。オンライン英会話サービスを手掛ける㈱本気イングリッシュが、「保育士・幼稚園教諭向けオンライン英会話」の強化を実施。英語を導入する保育施設の増加により必要となる日本人保育士・幼稚園教諭の英語力向上に向けたもので、フィリピンのセブ島で日本人の子どもへの対面英語レッスン経験のあるベテラン英語講師がレッスンを担当している。2023年5月24日の定例会見で、鳥取県の平井知事が、2024年4月から鳥取県内の全市町村で、18歳以下の子どもの医療費を完全に無償化することを明言。これまで、1日につき通院で530円、入院で1200円が患者の負担となっていたが、全額無料になる。費用は県と市町村が半分ずつ負担することになる。㈱thestoryが運営する看護師の採用マッチングアプリ「N/thestory」が、2023年7月22日に看護師向けオンラインイベントを開催する。共同開発看護師コミュニティとは、同アプリのコンセプトに共感する現役看護師約30名で構成する看護師コミュニティ。イベントのテーマは「看護師としての自分自身を『自己発見』しよう」で、看護師として働く人や看護師志望の人などを対象としている。参加費は無料で事前申し込み制。望まない介護離職を防ぐため、2023年4月「おきなわ仕事と介護両立サポート協同組合」が設立された。同組合は、介護保険制度を活用した、企業と従業員を支えるケアマネジャーらの団体で、同様の組合は全国で初となる。企業との契約をメインに、社内の介護実態調査や勉強会、介護との両立に悩む従業員への個別サポートなどに取り組む。
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