つくにはブックス No.6
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20業界最新動向●業界動向低水準ながら、2022年の訪日外国人旅行者数は3年ぶりの増加に転じ、2021-2022年は、大手旅行会社5社中4社が前年比で増収を記録。大幅減少の昨年から若干の回復を見せています。●主な企業株式会社JTB、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社小田急トラベル、日本旅行●業界動向インターネットなどで、旅行のお得なチケットを販売する動きは今後も加速していくでしょう。こうしたチケット会社でも、どれだけお客さんに、良い体験をしてもらい信頼されるかが鍵となっていくと考えられます。●主な企業スカイ・シー株式会社、株式会社パワーソリューションズ●業界動向インターネットの普及や国際化の進展により、最近では一般企業での需要が増えています。AIも発展しており、今後は語学力だけでなく、コミュニケーション能力や幅広い知識が必要とされるでしょう。●主な企業ブレインウッズ株式会社、株式会社TEI、ビッグホリデー株式会社鉄道の将来は?●業界動向国内観光客をターゲットにした高級志向、テーマ性の高い観光列車が増えています。●主な企業東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)<訪日外国人旅行客数><日本人海外旅行者数>業界規模最新動向主要旅行業者取扱額JTBグループ7社 783億円1位日本旅行 232億円2位エイチ・アイ・エスグループ6社 210億円3位KNT-CTホールディングスグループ4社 192億円4位0200400600(億円)(主要旅行業者の旅行取扱状況速報(令和5年2月分):観光庁)コロナ禍、入国制限により訪日外国人の数が大幅に減少しましたが、2022年に入り3月下旬に行動制限が解除となって以降は上昇傾向で、大型連休のあった9月には感染症拡大以降で最高水準となるなど、着実に回復しています。GO TOトラベル事業による追い風や、「リベンジ旅行」として宿泊旅行志向の人が増えてきました。800訪日外国人が回復、国内旅行も回復目指すトラベル業界383万人(2022年度)(前年度比+1,458.6%)1,817,500人(2023年3月)(前年同月比+2,648.7%)2,771,700人(2022年度)(前年度比+441.1%)537,700人(2023年3月)(前年同月比+882.3%)(日本政府観光局)旅行代理店の将来は?旅行チケット会社の将来は?通訳の将来は?業界の“今”と将来予想を探ってみよう!エアライン・ホテル・トラベル・ブライダル業界エアライン・ホテル・トラベル・ブライダル業界

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